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文献詳細

雑誌文献

medicina53巻6号

2016年05月発行

特集 内科救急サバイバルブック—院内救急&地域でのマネジメント

診断のコツ

基本的検査—血算,生化学,尿検査,心電図,単純X線,エコー

著者: 葛西孝健1 濱口杉大1

所属機関: 1江別市立病院総合内科

ページ範囲:P.843 - P.846

文献概要

ポイント
●地域の高齢患者にとって,QOLによっては夜間・休日も地方病院で検査を完結させたほうがよい場合がある.
●地方病院で働く医師は限られた医療資源を最大限に活用し,時には節約しながら診療するように努めるべきである.
●気胸や虫垂炎など救急診療でエコーが有用な場面が取り上げられるようになったが,客観性には乏しいかもしれない.
●X線透視撮影装置はX線撮影装置やCT装置よりも簡単な方法で起動できるので,時に有用である.

参考文献

1)日本内科学会認定医制度審議会救急委員会(編):内科救急診療指針1st edition,日本内科学会,2011
2)木村昭夫,他:救急検査.日本救急医学会専門医認定委員会(編):救急診療指針(改訂第4版),pp 95-114,へるす出版,2011
3)鈴木昭広(編):あてて見るだけ!─劇的!救急エコー塾,羊土社,2014
4)地域医療振興協会(編):地域医療は,今,メディカルサイエンス,2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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