文献詳細
文献概要
特集 抗菌薬の考え方,使い方—ホントのところを聞いてみました 呼吸器感染症
肺炎球菌性肺炎
著者: 忽那賢志1
所属機関: 1国立国際医療センター国際感染症センター
ページ範囲:P.946 - P.948
文献購入ページに移動Question 1
肺炎球菌性肺炎にペニシリンGってホントに使うんですか? どんな症例だと使えるんですか? ホントのところを教えてください.
最近はこういう「何でもすぐ指導医に聞く研修医」っていますよね.人に聞く前に自分で調べろって思いますよね.まあ仕方ないのでお答えしましょう.ハッキリ言って,肺炎球菌性肺炎にペニシリンGを使わないなんて愚の骨頂です.だって肺炎球菌性肺炎ってわかってるんだったらペニシリンGしかないじゃないですか.
肺炎球菌性肺炎にペニシリンGってホントに使うんですか? どんな症例だと使えるんですか? ホントのところを教えてください.
最近はこういう「何でもすぐ指導医に聞く研修医」っていますよね.人に聞く前に自分で調べろって思いますよね.まあ仕方ないのでお答えしましょう.ハッキリ言って,肺炎球菌性肺炎にペニシリンGを使わないなんて愚の骨頂です.だって肺炎球菌性肺炎ってわかってるんだったらペニシリンGしかないじゃないですか.
参考文献
1)Baddour LM, et al:Combination antibiotic therapy lowers mortality among severely ill patients with pneumococcal bacteremia. Am J Respir Crit Care Med 170:440-444, 2004
2)Dellinger RP, et al:Surviving Sepsis Campaign;International guidelines for management of severe sepsis and septic shock, 2012. Intensive Care Med 39:165-228, 2013
3)Sordé R, et al:Current and potential usefulness of pneumococcal urinary antigen detection in hospitalized patients with community-acquired pneumonia to guide antimicrobial therapy. Arch Intern Med 171:166-172, 2011
4)Bush K:β-lactam antibiotics;Penicillins(Chapter 14), Finch RG, et al(eds):Antibiotic and Chemotherapy;Anti-infective Agents and Their Use in Therapy 9th ed, pp 220-225, WB Saunders, Philadelphia, 2010
掲載誌情報