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文献詳細

雑誌文献

medicina53巻7号

2016年06月発行

文献概要

特集 抗菌薬の考え方,使い方—ホントのところを聞いてみました 血流感染症

MRSAによる敗血症

著者: 上田晃弘1

所属機関: 1東海大学医学部付属病院総合内科

ページ範囲:P.980 - P.982

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Question 1
血液培養からメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)が検出されたときに,侵入門戸の検出と合併症の検索のためにどんな検査をどこまでやればよいのでしょうか? 例えば全例経食道心エコーが必要でしょうか? ホントのところを教えてください.
 黄色ブドウ球菌による血流感染では,高率に他の臓器の感染症が合併しているとされ,マネジメントが変わるためその評価が必要である1).検索すべき他の臓器の感染症と手がかりとなる所見を表1に示す.

参考文献

1)Fowler VG, Jr, et al:Clinical identifiers of complicated Staphylococcus aureus bacteremia. Arch Intern Med 17:2066-2072, 2003
2)Holland TL, et al:Clinical management of Staphylococcus aureus bacteremia;A review. JAMA 13:1330-1341, 2014
3)Fowler VG, Jr, et al:Daptomycin versus standard therapy for bacteremia and endocarditis caused by Staphylococcus aureus. N Engl J Med 7:653-665, 2006
4)Sperber SJ, et al:Persistent MRSA bacteremia in a patient with low linezolid levels. Clin Infect Dis 36:675-676, 2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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