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文献詳細

雑誌文献

medicina53巻8号

2016年07月発行

文献概要

特集 胸部画像診断—症状や身体所見からのアプローチ 画像検査法の基本—正常像・正常変異から読影のチェックポイントまで

知っておきたい胸部CTの基本

著者: 森谷浩史1 箱崎元晴1

所属機関: 1大原綜合病院画像診断センター

ページ範囲:P.1134 - P.1142

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ポイント
●CT機器の能力と撮影方法が画像に影響する.
●読影にはCTに描出される肺既存構造(気道系・脈管系・胸膜胸壁など)の理解が必要である.
●既存構造に対する病変の態度を読み取ることが胸部CT読影の基本である.

参考文献

1)Elicker BM, Webb WR(著),高橋雅士(訳):肺HRCTエッセンシャルズ─読影の基本と鑑別診断,pp 3-15,MEDSi,2014
2)上甲 剛:CTの判読法,久保惠市嗣,藤田次郎(編):間質性肺疾患診療マニュアル,pp 63-76,南江堂,2012
3)独立行政法人放射線医学総合研究所(監訳):「放射線の線源と影響」原子放射線の影響に関する国連科学委員会の総会に対する2000年報告書,実業広報社,2000
4)村田喜代史,他:高分解能CT像からみた正常肺の構造,胸部疾患のCT診断,pp 6-11,最新医学社,1993
5)森谷浩史,他:肺結節のCT/MRI診断.臨床画像26:144-160, 2010
6)塩谷清司,他:非癌性病変(20 mm以下)のthin-sectionCT画像を用いた解析.肺癌37:47-54, 1997
7)鈴木 明,常松和則:肺癌の進展様式とそのX線表現型.臨床画像4(11):8-16, 1988
8)髙橋雅士,他:肺野HRCTのcore knowledge─末梢肺野解剖と肺内病変分布.臨床画像27:420-425, 2011
9)阿比留一,他:肺感染症の画像によるパターン分類.画像診断36:243-253, 2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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