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特集 誰も教えてくれなかった—慢性便秘の診かた ケース別対応
精神疾患患者の便秘
著者: 藤原修一郎1 加納亜希子1 田中優子1
所属機関: 1金沢文庫エールクリニック
ページ範囲:P.1411 - P.1414
文献購入ページに移動●統合失調症の長期療養者では,自覚症状がなくても麻痺性イレウス,巨大結腸症を起こしていることがある.
●定型抗精神病薬,三環・四環系抗うつ薬,多剤併用療法では便秘になりやすく,非定型抗精神病薬単剤,SSRI, SNRIでは,便秘は少ない.
●高齢者のうつ病では,心気妄想(極端な便秘へのとらわれ)を形成することがある.
●摂食障害では便秘薬の乱用に気をつける.
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