文献詳細
特集 誰も教えてくれなかった—慢性便秘の診かた
その他の排便障害の診断・治療
文献概要
ポイント
●排便機能障害による排便困難・残便感などは,慢性便秘の1つである便排出障害の症状として発現することが多い.
●これらの診断では特に肛門視・指診が重要である.
●排便機能障害の初期治療における原則は,生活指導・薬物治療による保存的治療である.
●排便機能障害の診断・治療においては,器質的疾患の除外も重要である.
●便排出障害を呈する疾患の治療で,保存的治療で改善しない場合には専門的診断・治療を行う.
●排便機能障害による排便困難・残便感などは,慢性便秘の1つである便排出障害の症状として発現することが多い.
●これらの診断では特に肛門視・指診が重要である.
●排便機能障害の初期治療における原則は,生活指導・薬物治療による保存的治療である.
●排便機能障害の診断・治療においては,器質的疾患の除外も重要である.
●便排出障害を呈する疾患の治療で,保存的治療で改善しない場合には専門的診断・治療を行う.
参考文献
1)前田耕太郎,他:慢性便秘の理論的治療.消化器内科52:285-290, 2011
2)前田耕太郎,他:排便異常と機能検査.臨牀消化器内科24:1617-1621, 2009
3)前田耕太郎,他:肛門挙筋症候群.産科と婦人科80:897-900, 2013
掲載誌情報