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特集 誰も教えてくれなかった—慢性便秘の診かた その他の排便障害の診断・治療
排便機能異常の診断・治療
著者: 前田耕太郎1 小出欣和1 勝野秀稔1
所属機関: 1藤田保健衛生大学下部消化管外科
ページ範囲:P.1424 - P.1426
文献購入ページに移動●排便機能障害による排便困難・残便感などは,慢性便秘の1つである便排出障害の症状として発現することが多い.
●これらの診断では特に肛門視・指診が重要である.
●排便機能障害の初期治療における原則は,生活指導・薬物治療による保存的治療である.
●排便機能障害の診断・治療においては,器質的疾患の除外も重要である.
●便排出障害を呈する疾患の治療で,保存的治療で改善しない場合には専門的診断・治療を行う.
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