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連載 診断力を上げる 循環器Physical Examinationのコツ・17
僧帽弁狭窄症(MS)患者の診かた
著者: 山崎直仁1
所属機関: 1高知大学医学部附属病院 老年病科・循環器科
ページ範囲:P.1466 - P.1472
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70代女性.主婦.
病歴 3年前に発作性心房細動を起こし,ワルファリンによる抗凝固療法が開始された.2カ月前に持続性心房細動となったのを契機に非代償性心不全となり,近医へ入院.この時初めて,僧帽弁狭窄症(MS)と左房内の血栓を指摘された.加療目的に当院へ紹介となった.幼少時のリウマチ熱罹患歴は,はっきりしない.
70代女性.主婦.
病歴 3年前に発作性心房細動を起こし,ワルファリンによる抗凝固療法が開始された.2カ月前に持続性心房細動となったのを契機に非代償性心不全となり,近医へ入院.この時初めて,僧帽弁狭窄症(MS)と左房内の血栓を指摘された.加療目的に当院へ紹介となった.幼少時のリウマチ熱罹患歴は,はっきりしない.
参考文献
1)Sud K, et al:Degenerative mitral stenosis:unmet need for percutaneous interventions. Circulation 133:1594-1604, 2016
2)吉川純一:循環器フィジカル・イグザミネーションの実際,pp 53-54,文光堂,2005
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