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特集 肺炎への最新アプローチ—ジェネラリストの立場とスペシャリストの視点から 診断─肺炎をどう診断するか,どう判断するか?:病態の把握と重症度評価
誤嚥性肺炎
著者: 梅木健二1 門田淳一1
所属機関: 1大分大学医学部呼吸器・感染症内科学講座
ページ範囲:P.20 - P.23
文献購入ページに移動◎誤嚥性肺炎は,嚥下機能障害により口腔内常在菌などの下気道への流入で生じる.
◎多くの誤嚥性肺炎は不顕性誤嚥によって生じるため,誤嚥のエピソードが明確でない.
◎厳密な定義は困難であり,世界的にも明確な診断基準はない.
◎耐性菌誘導のリスクを考慮して,初期治療の選択肢としてescalation治療を考慮する.
◎胃瘻は誤嚥性肺炎の予防として推奨されない.
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