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文献詳細

雑誌文献

medicina54巻1号

2017年01月発行

文献概要

特集 肺炎への最新アプローチ—ジェネラリストの立場とスペシャリストの視点から 診断─肺炎をどう診断するか,どう判断するか?:病態の把握と重症度評価

免疫抑制患者の肺炎

著者: 伊藤功朗1

所属機関: 1京都大学医学部附属病院呼吸器内科

ページ範囲:P.28 - P.32

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Point
◎免疫抑制患者の肺炎を治療するためには,3つのステップ(免疫不全の分類,起炎微生物検査,適切な抗菌薬選択)が必要である.
◎細胞性免疫不全患者のびまん性肺炎では,ニューモシスチスやサイトメガロウイルスが重要である.

参考文献

1)伊藤功朗:肺炎の診かた,考えかた,中外医学社,2016
2)矢田純一:医系免疫学,第14版,2016
3)伊藤功朗:京都大学医学部附属病院 市中肺炎・院内肺炎治療マニュアル,ライフ・サイエンス,2010
4)日本造血器細胞移植学会:サイトメガロウイルス感染症,造血細胞移植ガイドライン,第2版,2011
5)Arai T, et al:Cytomegalovirus infection during immunosuppressive therapy for diffuse parenchymal lung disease. Respirology 18:117-124, 2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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