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文献詳細

雑誌文献

medicina54巻1号

2017年01月発行

文献概要

特集 肺炎への最新アプローチ—ジェネラリストの立場とスペシャリストの視点から 診断─原因を把握する:さまざまな微生物検査法と具体的な現場での使用例

薬剤感受性検査の読み方—ESBL,CREを中心に

著者: 矢野寿一1 中野竜一1 中野章代1

所属機関: 1奈良県立医科大学微生物感染症学講座

ページ範囲:P.44 - P.46

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Point
◎ESBL産生菌はセファマイシン系薬やカルバペネム系薬を除き,ほとんどのペニシリン系薬やセファロスポリン系薬に耐性を示す.
◎CREはカルバペネム系薬に耐性を示す腸内細菌科の総称である.
◎国内ではCREのうちIMP-6産生菌が優位であるが,イミペネムのMIC値が低く,薬剤感受性検査で判別できないことがある.

参考文献

1)Bush K, et al:A functional classification scheme for β-lactamases and its correlation with molecular structure. Antimicrob Agents Chemother 39:1211-1233, 1995
. Diagn Microbiol Infect Dis 72:109-112, 2012
in Japan. Antimicrob Agents Chemother 56:4554-4555, 2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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