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文献詳細

雑誌文献

medicina54巻1号

2017年01月発行

文献概要

特集 肺炎への最新アプローチ—ジェネラリストの立場とスペシャリストの視点から 治療─抗菌薬の使い分けや適応の基本的な考え方

第3,4世代セファロスポリン系薬—セフトリアキソン,セフタジジム? それともセフェピム?

著者: 笠原敬1

所属機関: 1奈良県立医科大学感染症センター・感染管理室

ページ範囲:P.76 - P.78

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Point
◎セフトリアキソンは市中肺炎の経験的治療で使用する.
◎セフタジジムは緑膿菌性肺炎の標的治療で使用する.
◎セフタジジムは十分量使用する(1回1gを6時間毎または1回2gを8時間毎,ただし日本の保険適用は1日最大4g).
◎セフェピムはセフトリアキソンとセフタジジムのスペクトラムを併せもち,さらにAmpC型β-ラクタマーゼ産生菌に対しても有効である.

参考文献

1)Lorente L, et al:Comparison of clinical cure rates in adults with ventilator-associated pneumonia treated with intravenous ceftazidime administered by continuous or intermittent infusion;A retrospective, nonrandomized, open-label, historical chart review. Clin Ther 29:2433-2439, 2007
2)Cousson J, et al:Lung concentrations of ceftazidime administered by continuous versus intermittent infusion in patients with ventilator-associated pneumonia. Antimicrob Agents Chemother 59:1905-1909, 2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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