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文献詳細

雑誌文献

medicina54巻1号

2017年01月発行

文献概要

特集 肺炎への最新アプローチ—ジェネラリストの立場とスペシャリストの視点から 治療─抗菌薬の使い分けや適応の基本的な考え方

マクロライド系薬—アジスロマイシン,それともクラリスロマイシン?

著者: 阿部修一1

所属機関: 1山形県立中央病院感染症内科

ページ範囲:P.90 - P.93

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Point
◎マクロライドは市中肺炎のうち,非定型肺炎における第一選択薬として推奨される.
◎重症肺炎の治療では,抗炎症作用や免疫調節作用を狙ってマクロライドが併用される.
◎アジスロマイシン徐放製剤や注射薬は,十分な血中濃度および組織中濃度が維持される.

参考文献

1)JAID/JSC感染症治療ガイド・ガイドライン作成委員会:呼吸器感染症治療ガイドライン,日本感染症学会・日本化学療法学会,2014
2)Martin-Loeches I, et al:Combination antibiotic therapy with macrolides improves survival in intubated patients with community-acquired pneumonia. Intensive Care Med 36:612-620, 2010
3)Restrepo MI, et al:Impact of macrolide therapy on mortality for patients with severe sepsis due to pneumonia. Eur Respir J 33:153-159, 2009
4)Sancez F, et al:Is Azithromycin the first-choice macrolide for treatment of community-acquired pneumonia? Clin Infect Dis 36:1239-1245, 2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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