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特集 肺炎への最新アプローチ—ジェネラリストの立場とスペシャリストの視点から 治療─その他の治療薬や管理 【高齢者肺炎への対応】
高齢者肺炎の予防・治療のためのオーラルマネジメント—口腔衛生だけでなく,咀嚼・嚥下機能を高める
著者: 岸本裕充1
所属機関: 1兵庫医科大学歯科口腔外科学講座
ページ範囲:P.102 - P.105
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◎口腔ケアだけでなく,タイムリーに専門的介入(オーラルマネジメント)を依頼する.
◎「口腔のバイタルサイン」として,清浄度と湿潤度をモニタリングする.
◎口腔清掃においては,「口腔・咽頭のクリアランス」「汚染物の回収」を意識する.
◎義歯を使用していた患者は,装着を指導し,必要に応じて義歯を調整・改造する.
◎ルーチンの「とりあえず絶食」を脱却し,口腔の自浄性を高めるために経口摂取を促す.
◎口腔ケアだけでなく,タイムリーに専門的介入(オーラルマネジメント)を依頼する.
◎「口腔のバイタルサイン」として,清浄度と湿潤度をモニタリングする.
◎口腔清掃においては,「口腔・咽頭のクリアランス」「汚染物の回収」を意識する.
◎義歯を使用していた患者は,装着を指導し,必要に応じて義歯を調整・改造する.
◎ルーチンの「とりあえず絶食」を脱却し,口腔の自浄性を高めるために経口摂取を促す.
参考文献
1)日本呼吸器学会医療・介護関連肺炎(NHCAP)診療ガイドライン作成委員会(編):医療・介護関連肺炎診療ガイドライン,日本呼吸器学会,2011
2)岸本裕充,他:口腔ケアからオーラルマネジメントへ─医科歯科連携の重要性.日本医事新報4459:54-58, 2009
3)口腔アセスメントチャート,岸本裕充(編):口腔アセスメントカード,学研メディカル秀潤社,p 2,2013
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