icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina54巻1号

2017年01月発行

文献概要

特集 肺炎への最新アプローチ—ジェネラリストの立場とスペシャリストの視点から 治療─その他の治療薬や管理 【高齢者肺炎への対応】

インフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンの最近の考え方—プレベナー®とニューモバックス®

著者: 黒沼幸治1 本田宏幸1

所属機関: 1札幌医科大学医学部呼吸器・アレルギー内科学講座

ページ範囲:P.106 - P.108

文献購入ページに移動
Point
◎2015/2016シーズンからインフルエンザワクチンは4価ワクチンとなっている.
◎インフルエンザ関連肺炎の抑制にインフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチン接種が有効である.
◎肺炎球菌ワクチンの定期接種を行い,ワクチン接種率を高める必要がある.
◎PCV13には追加接種によるブースター効果があり,「PCV13→PPSV23」の連続接種も有用である.

参考文献

1)日本呼吸器学会:ストップ肺炎キャンペーンのお知らせ https://www.jrs.or.jp/modules/guidelines/index.php?content_id=63(2016年10月閲覧)
2)二木芳人,他:成人予防接種のガイダンス2016年改訂版.日内会誌105:1472-1488, 2016
3)小田切孝人:平成26年度(2014/15シーズン)インフルエンザワクチン株の選定経過.IASR 35:267-269, 2014
4)Kawakami K, et al:Effectiveness of pneumococcal polysaccharide vaccine against pneumonia and cost analysis for the elderly who receive seasonal influenza vaccine in Japan. Vaccine 28:7063-7069, 2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?