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特集 内科医のためのクリニカル・パール3 救急・総合診療
救急のクリニカル・パール
著者: 岩田充永1
所属機関: 1藤田保健衛生大学救急総合内科学
ページ範囲:P.1596 - P.1598
文献購入ページに移動 救急外来での診療におけるストレスの1つに,「短時間で病状が進行し,致命的となるような疾患を見逃してしまわないだろうか」という心配がある.この心配は,筆者が医師となった20年前と,内科救急診療を最前線で支える現在の若手医師とで変わりがない.
医事紛争という視点で内科救急を考えてみると,腸閉塞,くも膜下出血(subarachnoid hemorrhage:SAH),急性心筋梗塞,急性大動脈解離の誤診が紛争事案の上位であると報告されている1).
医事紛争という視点で内科救急を考えてみると,腸閉塞,くも膜下出血(subarachnoid hemorrhage:SAH),急性心筋梗塞,急性大動脈解離の誤診が紛争事案の上位であると報告されている1).
参考文献
1)本多ゆみえ,他:本邦における救急領域の医療訴訟の実態と分析.日救急医会誌24:847-856, 2013
2)Kruse O, et al:Blood lactate as a predictor for in-hospital mortality in patients admitted acutely to hospital;A systematic review. Scand J Trauma, Resusc Emerg Med 19:74, 2011
3)Clair DG, Beach JM:Mesenteric ischemia. N Engl J Med 374:959-968, 2016
4)Michael TC, et al:The diagnosis of acute mesenteric ischemia;A systematic review and meta-analysis. Acad Emerg Med 20:1088-1100, 2013
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