文献詳細
文献概要
特集 内科医のためのクリニカル・パール3 消化器
腹痛診療のクリニカル・パール
著者: 小林健二1
所属機関: 1亀田京橋クリニック消化器内科
ページ範囲:P.1606 - P.1608
文献購入ページに移動腹痛の評価で最も大切なのは「病歴」
おそらく読者のほとんどが知識としてもっていることであるが,臨床現場でそれを実践している人は意外と少ないのではないだろうか.病歴を聴いて身体所見を取った後,最終的に検査が必要となる場合が多いが,その前に「あたり」をつけていることが大切である.それがないと,検査結果の解釈をする際に,異常が本当に腹痛の原因であるかどうか悩んでしまう.
おそらく読者のほとんどが知識としてもっていることであるが,臨床現場でそれを実践している人は意外と少ないのではないだろうか.病歴を聴いて身体所見を取った後,最終的に検査が必要となる場合が多いが,その前に「あたり」をつけていることが大切である.それがないと,検査結果の解釈をする際に,異常が本当に腹痛の原因であるかどうか悩んでしまう.
参考文献
1)急性腹症診療ガイドライン出版委員会(編):急性腹症診療ガイドライン2015,医学書院,2015
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