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文献詳細

雑誌文献

medicina54巻10号

2017年09月発行

文献概要

特集 内科医のためのクリニカル・パール3 循環器

不整脈・抗血栓療法のクリニカル・パール

著者: 大塚崇之1 山下武志1

所属機関: 1心臓血管研究所付属病院循環器内科

ページ範囲:P.1626 - P.1628

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DOACは用量調整が不要だが効果は一定とは限らない!
 心房細動に対する抗凝固療法として,近年はワルファリン(ワーファリン®)に代わり直接型経口抗凝固薬(DOAC)が主流となっている.
 ワルファリンと比較した際のDOACのメリットとしては,①効果発現が速やかであり半減期が短い,②細かな用量調節が不要,③薬物相互作用が少なく食事の影響を受けにくい,④頭蓋内出血などの出血性合併症が少ない,などがある.

参考文献

1)Suzuki S, et al:ABO blood type and response of activated partial thromboplastin time to dabigatran in nonvalvular atrial fibrillation patients. Circ J 79:2274-2277, 2015
2)Senoo K, et al:Progression to the persistent form in asymptomatic paroxysmal atrial fibrillation. Circ J 78:1121-1126, 2014
3)Gladstone DJ, et al:Atrial fibrillation in patients with cryptogenic stroke. N Engl J Med 370:2467-2477, 2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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