文献詳細
特集 内科医のためのクリニカル・パール3
循環器
文献概要
DOACは用量調整が不要だが効果は一定とは限らない!
心房細動に対する抗凝固療法として,近年はワルファリン(ワーファリン®)に代わり直接型経口抗凝固薬(DOAC)が主流となっている.
ワルファリンと比較した際のDOACのメリットとしては,①効果発現が速やかであり半減期が短い,②細かな用量調節が不要,③薬物相互作用が少なく食事の影響を受けにくい,④頭蓋内出血などの出血性合併症が少ない,などがある.
心房細動に対する抗凝固療法として,近年はワルファリン(ワーファリン®)に代わり直接型経口抗凝固薬(DOAC)が主流となっている.
ワルファリンと比較した際のDOACのメリットとしては,①効果発現が速やかであり半減期が短い,②細かな用量調節が不要,③薬物相互作用が少なく食事の影響を受けにくい,④頭蓋内出血などの出血性合併症が少ない,などがある.
参考文献
1)Suzuki S, et al:ABO blood type and response of activated partial thromboplastin time to dabigatran in nonvalvular atrial fibrillation patients. Circ J 79:2274-2277, 2015
2)Senoo K, et al:Progression to the persistent form in asymptomatic paroxysmal atrial fibrillation. Circ J 78:1121-1126, 2014
3)Gladstone DJ, et al:Atrial fibrillation in patients with cryptogenic stroke. N Engl J Med 370:2467-2477, 2014
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