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特集 内科医のためのクリニカル・パール3 アレルギー・膠原病
膠原病・リウマチ診療のクリニカル・パール
著者: 金城光代1 中西研輔2
所属機関: 1沖縄県立中部病院リウマチ膠原病科 2沖縄県立北部病院内科
ページ範囲:P.1685 - P.1687
文献購入ページに移動膠原病を疑うとき,①抗核抗体関連膠原病,②血管炎症候群,③脊椎関節炎などの付着部炎,④その他の膠原病,のカテゴリーに分けて考えると理解しやすい(表1).
さらに,年齢と性別を意識して鑑別疾患を考える.同じ主訴であっても,年齢と性別によって異なる鑑別すべき疾患を整理しておくと,膠原病診断の役に立つ.例えば,慢性多関節炎が若年〜中年に発症した場合には,関節リウマチ,全身性エリテマトーデス(SLE),Sjögren症候群などの抗核抗体関連膠原病,または脊椎関節炎などを考える.高齢発症の場合は,結晶性関節炎,腫瘍随伴症候群,血管炎に伴う関節炎などが鑑別に挙がる.
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