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特集 内科医のためのクリニカル・パール3 内分泌・代謝
糖尿病薬物療法(経口薬)のクリニカル・パール
著者: 弘世貴久1
所属機関: 1東邦大学医学部内科学講座糖尿病・代謝・内分泌学分野
ページ範囲:P.1697 - P.1699
文献購入ページに移動経口薬7カテゴリーと注射薬2カテゴリー─禁じ手となる症例をまず知ることから
現代の2型糖尿病の薬物療法は20年前と比較すると多岐にわたる.いったい,どの薬をどんな患者に使用すればよいのかわからない.臨床研究でよくあるテーマは「レスポンダー(効果の出やすい患者)がどんな症例か」ということであるが,それを考える前に薬剤を使ってはいけない患者について熟知しておきたい.
経口薬に共通する「投与を避けるべき病態」について列挙すると,以下のようになる.
現代の2型糖尿病の薬物療法は20年前と比較すると多岐にわたる.いったい,どの薬をどんな患者に使用すればよいのかわからない.臨床研究でよくあるテーマは「レスポンダー(効果の出やすい患者)がどんな症例か」ということであるが,それを考える前に薬剤を使ってはいけない患者について熟知しておきたい.
経口薬に共通する「投与を避けるべき病態」について列挙すると,以下のようになる.
参考文献
1)弘世貴久(監),内野 泰,熊代尚記(編):まずはこうする!次の一手はこれだ! 糖尿病治療薬メソッド,第2版,日本医事新報社,2016
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