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文献詳細

雑誌文献

medicina54巻13号

2017年12月発行

文献概要

特集 骨関節内科 骨関節内科 実践編 整形外科的アプローチ 【部位別】

手首・手・指

著者: 永井佳樹1 辰巳徹志2

所属機関: 1東京都立多摩総合医療センター リウマチ膠原病科 2東京都立多摩総合医療センター 整形外科

ページ範囲:P.2182 - P.2186

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Point
◎疼痛,可動域制限,運動障害(指の引っ掛かりなど),手・指のこわばり,腫脹,腫瘤,しびれ,知覚鈍麻,筋萎縮,筋力低下,変形などが主訴となる.
◎圧痛点の有無や場所,特有の所見や徴候があるかどうかは診断の大きな助けとなる.
◎痛みがあっても圧痛がない場合は,近位の神経疾患の可能性がある.
◎しびれや知覚鈍麻,筋萎縮,麻痺などの症状は整形外科領域だけでなく,神経内科疾患や代謝性疾患の可能性もあり,幅広く鑑別を考える.

参考文献

1)日本整形外科学会ホームページ,日本整形外科学会 https://www.joa.or.jp/
2)日本手外科学会ホームページ,日本手外科学会 http://www.jssh.or.jp/
3)高岡邦夫(編):整形外科 徒手検査法,メジカルビュー社,2003
4)Firestein GS, et al(eds):Kelly and Firestein's Textbook of Rheumatology, 10th ed, Elsevier, Philadelphia, 2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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