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文献詳細

雑誌文献

medicina54巻13号

2017年12月発行

文献概要

特集 骨関節内科 骨関節内科 実践編 整形外科的アプローチ 【部位別】

足首・足・足趾

著者: 三好雄二1 笠井太郎2

所属機関: 1東京都立多摩総合医療センター リウマチ膠原病科 2東京都立多摩総合医療センター 整形外科

ページ範囲:P.2198 - P.2203

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Point
◎プライマリ・ケアの一般外来で遭遇する足部痛では,生活習慣や体重増加などを背景としたメカニカルな病態が原因として最も多い.
◎腱障害(tendinopathy)における炎症病態の関与は少なく,繰り返される組織障害と組織治癒障害が主な病態であり,変性疾患と考えられてきている.
◎踵部の疼痛の原因として最も頻度が高いのは,足底腱膜炎である.
◎アキレス腱炎,後踵骨滑液包炎,アキレス腱付着部炎を区別するには,病変部位の違いを意識する.

参考文献

1)Tu P, Bytomski JR:Diagnosis of heel pain. Am Fam Physician 84:909-916, 2011 〔https://www.youtube.com/watch?v=kdGSGofCa9Iで足の一般的な診察方法が動画(YouTube)で解説されている(2017年9月現在)〕
2)Goff JD, Crawford R:Diagnosis and treatment of plantar fasciitis. Am Fam Physician 84:676-682, 2011 〔http://www.aafp.org/afp/2011/0915/p676.html#afp20110915p676-bt1で動画付でストレッチが紹介されている(2017年9月閲覧)〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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