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文献詳細

雑誌文献

medicina54巻13号

2017年12月発行

特集 骨関節内科

骨関節内科 実践編 整形外科的アプローチ 【疾患別】

脆弱性骨折・大腿骨近位部骨折—診断と治療

著者: 森尚太郎1 金子敦史1

所属機関: 1名古屋医療センター 整形外科・リウマチ科

ページ範囲:P.2213 - P.2216

文献概要

Point
◎高齢化社会が進むにつれ脆弱性骨折は増加の一途をたどり,その対応は日本医療の当面の課題である.
◎大腿骨近位部骨折の画像診断はX線やCTでは診断がつかず,MRIや骨シンチグラフィなどを要する症例もある.
◎関節リウマチによる続発性骨粗鬆症は傍関節性骨粗鬆症を特徴とし,関節周囲に脆弱性骨折を起こす.

参考文献

1)総務省統計局:高齢者の人口 http://www.stat.go.jp/data/topics/topi971.htm(2017年8月閲覧)
2)日本整形外科学会,日本骨折治療学会(監),日本整形外科学会診療ガイドライン委員会,大腿骨頚部/転子部骨折診療ガイドライン策定委員会(編):大腿骨頚部/転子部骨折診療ガイドライン,改訂第2版,南江堂,2011
3)Garden RS:Low-angle fixation in fractures of the femoral neck. J Bone Joint Surg Br 43:647-663, 1961
4)Van Staa TP, et al:Clinical assessment of the long-term risk of fracture in patients with rheumatoid arthritis. Arthritis Rheum 54:3104-3112, 2006
5)Michel BA, et al:Fractures in rheumatoid arthritis;An evaluation of associated risk factors. J Rheumatol 20:1666-1669, 1993

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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