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特集 骨関節内科 骨関節内科 実践編 リウマチ膠原病的アプローチ
不定愁訴と骨関節
著者: 國松淳和1
所属機関: 1国立国際医療研究センター病院 総合診療科
ページ範囲:P.2256 - P.2258
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◎「不定愁訴(病気がない)」と断ずる前に,今一度,器質的疾患の可能性を検討すべきである.
◎不定愁訴だと思ったら,もうやることがないと考えるのではなく,不定愁訴という1つの症候と捉え,精査をし直すくらいの気概で対応する.
◎骨関節の愁訴を訴え,不定愁訴の形を取りうる全身疾患の鑑別を把握する.
◎本当の不定愁訴には心身医学的なアプローチが中心となるが,一般医にもできることがある.
◎「不定愁訴(病気がない)」と断ずる前に,今一度,器質的疾患の可能性を検討すべきである.
◎不定愁訴だと思ったら,もうやることがないと考えるのではなく,不定愁訴という1つの症候と捉え,精査をし直すくらいの気概で対応する.
◎骨関節の愁訴を訴え,不定愁訴の形を取りうる全身疾患の鑑別を把握する.
◎本当の不定愁訴には心身医学的なアプローチが中心となるが,一般医にもできることがある.
参考文献
1)Tufan A, et al:Enthesopathy in patients with familial Mediterranean fever;Increased prevalence in M694 V variant. Rheumatol Int 33:1933-1937, 2013
2)Slobodin G, et al:Entheseal involvement in systemic disorders. Clin Rheumatol 34:2001-2010, 2015
3)Slobodin G, et al:Varied presentations of enthesopathy. Semin Arthritis Rheum 37:119-126, 2007
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