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文献詳細

雑誌文献

medicina54巻13号

2017年12月発行

文献概要

特集 骨関節内科 骨関節内科 治療総論

鎮痛薬(NSAIDs,他)

著者: 辻剛1

所属機関: 1神鋼記念会神鋼記念病院 膠原病リウマチ科

ページ範囲:P.2260 - P.2263

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Point
◎アセトアミノフェンはNSAIDsより頻用されるようになったが,抗炎症作用は小さい.
◎胃腸障害の少ないCOX-2阻害薬は使用しやすいが,万能ではない.
◎さまざまな薬剤が加わることで,幅広い痛みに対応が可能になることが期待される.
◎尚早な除痛や解熱による診断確定の遅延に注意する.

参考文献

1)日本消化器病学会(編):日本消化器学会消化性潰瘍診療ガイドライン2015(改訂第2版),南江堂,2015
2)Massó González EL, et al:Variability among nonsteroidal antiinflammatory drugs in risk of upper gastrointestinal bleeding. Arthritis Rheum 62:1592-1602, 2010
3)Sakamoto C, et al:“Comparison of gastroduodenal ulcer incidence in healthy Japanese subjects taking celecoxib or loxoprofen evaluated by endoscopy;A placebo-controlled, double-blind 2-week study”. Aliment Pharmacol Ther 37:346-354, 2013
4)Wanders A, et al:Nonsteroidal antiinflammatory drugs reduce radiographic progression in patients with ankylosing spondylitis;A randomized clinical trial. Arthritis Rheum 52:1756-1765, 2005
5)日本神経治療学会標準的神経治療指針作成委員会(編):慢性疼痛,日本神経治療学会,2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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