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特集 おさらい腎疾患—明日から役立つアプローチの基本
異常がみられた場合のアプローチ
文献概要
Point
◎血尿単独であれば病態は軽い場合が多いが,腎機能低下合併例は要注意!
◎内科的血尿(泌尿器科的疾患によらない血尿)は,糸球体の異常を表す場合が多い.
◎尿沈渣で変形赤血球や赤血球円柱があれば,糸球体疾患が存在する可能性が高い.
◎糸球体疾患より尿細管間質疾患のほうが尿蛋白は少ない.1 g/日以上の尿蛋白は糸球体由来である.
◎血尿と蛋白尿が同時に存在する場合には糸球体疾患を考える.
◎血尿単独であれば病態は軽い場合が多いが,腎機能低下合併例は要注意!
◎内科的血尿(泌尿器科的疾患によらない血尿)は,糸球体の異常を表す場合が多い.
◎尿沈渣で変形赤血球や赤血球円柱があれば,糸球体疾患が存在する可能性が高い.
◎糸球体疾患より尿細管間質疾患のほうが尿蛋白は少ない.1 g/日以上の尿蛋白は糸球体由来である.
◎血尿と蛋白尿が同時に存在する場合には糸球体疾患を考える.
参考文献
1)血尿診断ガイドライン編集委員会(編):血尿診断ガイドライン2013,ライフサイエンス出版,2013
2)日本腎臓学会(編):CKD診療ガイド2012,東京医学社,2012
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