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特集 おさらい腎疾患—明日から役立つアプローチの基本 糸球体疾患
急性糸球体腎炎
著者: 臼井丈一1
所属機関: 1筑波大学医学医療系臨床医学域腎臓内科学
ページ範囲:P.260 - P.262
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◎急性糸球体腎炎の発症数は減少傾向にあるが,いまだに感染後腎炎の大部分を占める.
◎典型例は自然治癒が見込めるため,体液管理や降圧療法を中心とした対症療法を行う.
◎重症例や一部の非典型例では入院管理や専門医への紹介が必要である.
◎急性糸球体腎炎の既往と,将来の慢性腎臓病の発症との関連性が指摘されている.
◎急性糸球体腎炎の発症数は減少傾向にあるが,いまだに感染後腎炎の大部分を占める.
◎典型例は自然治癒が見込めるため,体液管理や降圧療法を中心とした対症療法を行う.
◎重症例や一部の非典型例では入院管理や専門医への紹介が必要である.
◎急性糸球体腎炎の既往と,将来の慢性腎臓病の発症との関連性が指摘されている.
参考文献
1)Nasr SH, et al:Bacterial infection-related glomerulonephritis in adults. Kidney Int 83:792-803, 2013
2)Usui J, et al:Temporal changes in post-infectious glomerulonephritis in Japan(1976-2009). PLoS One 11:e0157356, 2016
3)Rodriguez-Iturbe B, et al:The current state of poststreptococcal glomerulonephritis. J Am Soc Nephrol 19:1855-1864, 2008
4)Hoy WE, et al:Post-streptococcal glomerulonephritis is a strong risk factor for chronic kidney disease in later life. Kidney Int 81:1026-1032, 2012
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