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特集 おさらい腎疾患—明日から役立つアプローチの基本 糸球体疾患
急速進行性糸球体腎炎
著者: 福岡利仁1
所属機関: 1杏林大学医学部第一内科 腎臓・リウマチ膠原病内科
ページ範囲:P.264 - P.271
文献購入ページに移動◎急速進行性糸球体腎炎(RPGN)は,腎炎を示す尿所見を伴い,数週〜数カ月の経過で急速に腎不全が進行する症候群である.
◎RPGNのうち最も多い疾患はANCA関連腎炎である.
◎RPGNは近年増加傾向にある.
◎速やかに治療を開始すべきであるが,感染症・悪性腫瘍の除外は重要であり,治療開始後も感染症に対する予防を怠ってはならない.
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