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文献詳細

雑誌文献

medicina54巻2号

2017年02月発行

文献概要

特集 おさらい腎疾患—明日から役立つアプローチの基本 糸球体疾患

ネフローゼ症候群

著者: 石本卓嗣1 丸山彰一1

所属機関: 1名古屋大学大学院医学系研究科病態内科学講座腎臓内科学

ページ範囲:P.282 - P.285

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Point
◎成人ネフローゼ症候群の診断は,多量の蛋白尿の持続と低アルブミン血症が必須である.
◎ネフローゼ症候群を呈する疾患は多岐にわたり,経皮的腎生検での組織学的診断が必要となる.
◎原因疾患・病型ごとに治療法や予後は異なる.
◎免疫抑制治療のみならず,保存的治療・支持療法も重要である.

参考文献

1)厚生労働省難治性疾患克服研究事業 進行性腎障害に関する調査研究班(編):ネフローゼ症候群診療指針.日腎会誌53:78-122,2011
2)厚生労働省難治性疾患克服研究事業 進行性腎障害に関する調査研究班(編):エビデンスに基づくネフローゼ症候群診療ガイドライン2014,東京医学社,2014
3)日本腎臓学会(編):エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2013,東京医学社,2013
4)日本血栓止血学会(編):肺血栓塞栓症/深部静脈血栓症(静脈血栓塞栓症)予防ガイドライン(2009年改訂版),2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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