icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina54巻2号

2017年02月発行

文献概要

特集 おさらい腎疾患—明日から役立つアプローチの基本 電解質,酸塩基平衡異常

P濃度の異常

著者: 小田朗1 風間順一郎1

所属機関: 1福島県立医科大学腎臓高血圧内科学講座

ページ範囲:P.313 - P.316

文献購入ページに移動
Point
◎リン(P)は生体内でエネルギー代謝や骨代謝などに関与している.
◎血清濃度はビタミンD,副甲状腺ホルモン,線維芽細胞増殖因子(FGF23)により調節されている.
◎著しい低P血症では中枢神経症状などの重篤な症状を呈することがあり,注意が必要である.

参考文献

1)横山啓太郎:リン代謝.腎と透析3:349-355, 2016
2)柴垣有吾:より理解を深める!体液電解質異常と輸液(改訂3版),中外医学社,2007
3)村井由香里,他:リン酸代謝.藤田芳郎,他(編):研修医のための輸液・水電解質・酸塩基平衡,pp 261-277,中外医学社,2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?