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文献詳細

雑誌文献

medicina54巻3号

2017年03月発行

文献概要

特集 トリコになる不整脈—診断と治療のすべて! 頻脈

アブレーション治療の原理

著者: 横山泰廣1

所属機関: 1聖路加国際病院循環器内科

ページ範囲:P.462 - P.465

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Point
◎アブレーション治療のエネルギーには高周波と冷凍(クライオ)が広く用いられている.
◎高周波カテーテルアブレーションでは,電極─心筋接触面はジュール熱によって,心筋深部は伝導熱によって加熱される.
◎心筋組織の凝固壊死には50℃以上の加熱が必要である.
◎クライオアブレーションは心筋組織を-60〜-80℃近くまで冷却し冷凍壊死をもたらす.
◎クライオカテーテルではクライオマップが有用である.

参考文献

1)Vedel J, et al:Permanent intra-hisian atrioventricular block induced during right intraventricular exploration. Arch Mal Coeur Vaiss 72:107-112, 1979
2)Homoud MK, Mozes A:Physical and experimental aspects of radiofrequency energy, generetors, and energy delivery systems. Saksena S, et al(eds):Interventional Cardiac Electrophysiology;A Multidisciplinary Approach, pp 205-217, Cardiotext Publishing, Minneapolis, 2015
3)沖重 薫:冷凍カテーテルアブレーション,医学書院,2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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