74歳の女性.
現病歴 半年前から特に誘因なく食欲が低下し,それに合わせて体重が50kgから42kgに減少した.ウエストも細くなり,周囲から痩せたと言われたため,心配になって来院した.腹痛,嘔吐,下痢および咳嗽はない.便の性状も変化はない.がん検診は受けていない.
雑誌目次
medicina54巻4号
2017年04月発行
雑誌目次
増刊号 総合内科医の必修臨床問題182問
総合内科
Question1 74歳の女性.主訴「体重減少」
著者: 東光久
ページ範囲:P.7 - P.9
Question2 25歳の男性.主訴「血尿」
著者: 東光久
ページ範囲:P.11 - P.12
25歳の男性.
現病歴 以前から学校や会社の健康診断で血尿・蛋白尿を指摘されていたが,そのままにしていた.3日前に発熱と咽頭痛とがあり,その後自然軽快した.今朝,排尿時に肉眼的血尿に気づき来院した.発熱,排尿時痛・排尿困難および腹痛・背部痛はない.皮疹,乏尿および浮腫は認めない.
Question3 82歳の女性.主訴「発熱」
著者: 東光久
ページ範囲:P.13 - P.15
82歳の女性.
現病歴 5日前に誤嚥性肺炎で入院し,抗菌薬加療中であった.解熱し喀痰の量も減少し改善していたが,脳梗塞後遺症による左片麻痺のため離床は困難であった.2日前から38℃を超える発熱がみられるようになった.下痢はない.
Question4 48歳の女性.主訴「発熱と皮疹」
著者: 東光久
ページ範囲:P.17 - P.18
48歳の女性.
現病歴 生来健康.3日前に悪寒と戦慄とを自覚し,体温を測ると39℃であった.解熱薬で様子をみていたが改善せず,昨日になって全身の瘙痒感がない皮疹に気づいて来院した.四肢の関節痛と筋痛とがある.咳と咽頭痛とはない.
Question5 30歳の女性.主訴「頭痛と右手の違和感」
著者: 橋本忠幸
ページ範囲:P.19 - P.20
30歳の女性.
現病歴 10年前頃から,月に1度程度の頭痛を自覚していた.その都度市販の頭痛薬で様子をみていたが,3か月前頃から頻度が週に1回程度にまで増した.頭痛は締めつけられるような痛みで悪心を伴っており,2日程度で消失する.頭痛がひどいときは仕事ができずに休むほどである.右側が痛いこともあれば両側性のこともある.閃輝暗点を疑わせるような前兆はない.また時折,左手にピリピリとするような違和感や左手首に巻いている腕時計が痛いような感覚がある.かかりつけ医を受診したところ,脳梗塞の疑いがあると診断され,紹介され来院した.
Question6 85歳の男性.主訴「失神」
著者: 橋本忠幸
ページ範囲:P.21 - P.23
85歳の男性.
現病歴 以前から洞不全症候群にて失神を2回繰り返しているが,ペースメーカーは本人の希望で埋め込みしていなかった.同居中の妻が買い物から帰宅してきた際に居間で倒れていた.呼びかけにはすぐに反応するが,いつもと比較すると受け答えが緩慢であった.30分程度様子をみていたが,意識状態は改善傾向にはあるものの,依然様子がおかしいため救急要請し,搬入された.
Question7 85歳の男性.主訴「不穏」
著者: 橋本忠幸
ページ範囲:P.25 - P.27
85歳の男性.
現病歴 5年前に心筋梗塞を発症し,ステント術施行後であった.かかりつけ医にてフォローアップされていたが,数日前から倦怠感を訴えることが多く,夜間も寝苦しいとの訴えがあった.今朝から肩で息をしていることが家族から指摘されていたが,正午頃から反応が乏しくなり,家族が救急車を要請した.救急隊が現場到着した際に血圧を測定したところ,80/45mmHgであった.
Question8 70歳の女性.主訴「下腿浮腫」
著者: 橋本忠幸
ページ範囲:P.29 - P.30
70歳の女性.
現病歴 下腿浮腫を主訴に来院した.特に今まで病院にも行ったことがなかったが,来院2か月前から両側下腿浮腫を認めるようになった.浮腫は下腿に強く,徐々に悪化している.周囲から「顔面も腫れている」と指摘されている.上記以外に,最近歩行などの軽い運動ですぐに息が切れる,食欲がないことも訴えている.咳嗽はなく,尿の異常も特に自覚していない.
Question9 68歳の女性.主訴「咽頭痛」
著者: 下谷陽子
ページ範囲:P.31 - P.32
68歳の女性.
現病歴 数日前からの咽頭痛,頸部痛および発熱を主訴にかかりつけ医を受診した.内服抗菌薬とアセトアミノフェンとの投与で経過をみられていたが改善なく,3日後に紹介され独歩で来院した.咽頭痛発症時から咳嗽と喀痰とは認めなかった.嚥下時にも疼痛を自覚していた.動悸はなかったが,発汗が多いことは気になっていた.
Question10 78歳の男性.主訴「発熱,意識障害および不随意運動」
著者: 濱口杉大
ページ範囲:P.33 - P.34
78歳の男性.
現病歴 誤嚥性肺炎にて入院した.ピペラシリン/タゾバクタム(ゾシン®)による抗菌薬治療を開始したが,入院時からせん妄が強く,点滴ラインの自己抜去,診療介護への抵抗があったため,精神科コンサルトにてハロペリドール(セレネース®)の点滴静注を行い,鎮静を図っていた.肺炎は改善していたが,入院1週後から39℃台の発熱と意識レベルの低下とが生じ,四肢のこわばりによって体が思うように動かなくなった.
Question11 63歳の女性.主訴「嚥下困難」
著者: 濱口杉大
ページ範囲:P.35 - P.36
63歳の女性.
現病歴 19年前(44歳時)に市販の胃薬を誤嚥し,それ以来,嚥下時の違和感を自覚するようになった.神経内科,耳鼻科にて精査を受けたが異常を認めず,精神的な原因であると考えられ精神科にて不定期に経過観察されていた.しかし嚥下時の違和感は徐々に嚥下困難となり,約3年前から液体の摂取は可能であったが固形物摂取が困難となり,3年間で約10kgの体重減少を認めた.数日前から発熱,咳嗽および喀痰が出現し,かかりつけ医で肺炎と診断,紹介されて来院した.
Question12 23歳の女性.主訴「発熱とリンパ節腫脹」
著者: 近藤統 , 濱口杉大
ページ範囲:P.37 - P.38
23歳の女性.
現病歴 2週前から軽度の咽頭痛と咳嗽を伴う39℃までの弛張熱があり,手持ちのロキソプロフェンを内服していた.1週前に40℃の発熱があり,右頸部に有痛性のしこりを自覚したため近医を受診した.急性上気道炎の診断で,鎮咳薬,抗ヒスタミン薬およびレボフロキサシンを1週間内服したが.弛張熱や右頸部の症状も軽快せず,3日前から顔面に皮疹が出現したため来院した.
消化器
Question13 42歳の男性.主訴「のどのつかえ感と胸痛」
著者: 五味邦代
ページ範囲:P.41 - P.42
42歳の男性.
現病歴 3か月前から,ときどきのどのつかえ感があり,1か月前から月2〜3回程度,食後の胸痛発作が出現したため来院した.食欲不振と嘔吐とはない.
Question14 58歳の男性.来院理由「上部消化管造影検査異常の精査目的」
著者: 五味邦代
ページ範囲:P.43 - P.44
58歳の男性.
現病歴 初めて受けた上部消化管造影検査で慢性胃炎を疑われ,またABC検診でC判定のため紹介され来院した.自覚症状はない.
Question15 38歳の女性.主訴「胃もたれ感」
著者: 五味邦代
ページ範囲:P.45 - P.46
38歳の女性.
現病歴 以前から胃の調子が悪くなることはときどきあった.転職1か月後から食欲低下,食後の胃もたれ感,むかつき及び腹部膨満感が出現したため,かかりつけ医を受診した.ヒスタミンH2受容体拮抗薬を処方され,1か月間内服するも症状は改善せず,紹介され来院した.上下部消化管造影検査・内視鏡検査は受けたことはない.
Question16 36歳の男性.主訴「心窩部痛」
著者: 藤本愛
ページ範囲:P.47 - P.48
36歳の男性.
現病歴 前日夕食に寿司を食べた.午前3時に突然,激しい心窩部痛が出現し,朝まで持続した.我慢できないほどの強い痛みで改善しないため来院した.
Question17 65歳の男性.主訴「吐血」
著者: 藤本愛
ページ範囲:P.49 - P.50
65歳の男性.
現病歴 健康診断の上部消化管造影検査で異常を指摘された.自覚症状はない.その後,1回吐血したため心配になり来院した.
Question18 67歳の男性.来院理由「上部消化管造影検査異常の精査目的」
著者: 藤本愛
ページ範囲:P.51 - P.52
67歳の男性.
現病歴 健康診断の上部消化管造影検査で異常を指摘され来院した.自覚症状はない.
Question19 56歳の男性.主訴「下痢と血便」
著者: 黒木優一郎 , 上原なつみ , 中西徹
ページ範囲:P.53 - P.54
56歳の男性.
現病歴 2か月前から1日数行の下痢としぶり腹とが出現した.発熱や食欲低下はなく様子をみていたが,3週前からときどき血便が混じるため来院した.
Question20 66歳の女性.主訴「腹痛と血便」
著者: 黒木優一郎 , 上原なつみ , 中西徹
ページ範囲:P.55 - P.56
66歳の女性.
現病歴 糖尿病と高血圧症でかかりつけ医に通院中であった.昨夜,就寝後に突然の下腹部痛と水様下痢とが出現した.しばらく様子をみていたが,その後に血便が出現したため来院した.
Question21 21歳の女性.主訴「腹痛と体重減少」
著者: 黒木優一郎 , 上原なつみ , 中西徹
ページ範囲:P.57 - P.58
21歳の女性.
現病歴 数年前から時々腹痛が出現していた.体重が3か月で5kg減少し,1か月前から腹痛に加え,悪心が出現したため来院した.
Question22 72歳の女性.主訴「下痢と腹痛」
著者: 三澤将史
ページ範囲:P.59 - P.60
72歳の女性.
現病歴 下痢と腹痛とを主訴に来院した.1か月前に泌尿器科で膀胱脱の手術を受けた際に,セファメジンの投薬を受けた.1週前から水溶性下痢と腹痛とが出現し,経口摂取が徐々にできなくなった.
Question23 18歳の男子.主訴「嚥下障害」
著者: 三澤将史
ページ範囲:P.61 - P.62
18歳の男子.
現病歴 約2か月前から食事のつかえ感を自覚していた.徐々に症状が悪化し,経口摂取が困難となったため来院した.
Question24 66歳の男性.来院理由「下部消化管内視鏡検査異常の精査目的」
著者: 三澤将史
ページ範囲:P.63 - P.64
66歳の男性.
現病歴 便潜血反応陽性のため施行した下部消化管内視鏡検査〈CS〉で直腸に病変を指摘され来院した.
Question26 67歳の男性.来院理由「腹部超音波検査異常の精査目的」
著者: 野村憲弘
ページ範囲:P.67 - P.68
67歳の男性.
現病歴 20年前から,かかりつけ医にて2型糖尿病と高血圧症とで通院中である.1か月前の腹部超音波検査で脂肪肝と4cm大の肝腫瘍とを指摘され来院した.
Question27 70歳の女性.来院理由「肝障害の精査目的」
著者: 野村憲弘
ページ範囲:P.69 - P.70
70歳の女性.
現病歴 3年前よりHCV抗体陽性を指摘されていたが,放置していた.3か月前の健康診断で肝障害が認められたため来院した.
Question31 85歳の女性.主訴「右上腹部痛」
著者: 佐久間大
ページ範囲:P.77 - P.78
85歳の女性.
現病歴 右上腹部痛を主訴に来院した.2日前から右上腹部痛が出現し持続している.
Question32 60歳の女性.主訴「腹痛と発熱」
著者: 佐久間大
ページ範囲:P.79 - P.80
60歳の女性.
現病歴 夕食後2時間で突然に腹痛があり嘔吐した.その後38℃の発熱があったため,腹痛と発熱とを主訴に来院した.
Question33 76歳の男性.来院理由「血液生化学検査異常の精査」
著者: 佐久間大
ページ範囲:P.81 - P.82
76歳の男性.
現病歴 脂質異常症の通院加療中に,血液生化学所見の異常を指摘され来院した.腹痛はない.
Question34 55歳の男性.主訴「悪心,嘔吐および腹痛」
著者: 山下聡
ページ範囲:P.83 - P.84
55歳の男性.
現病歴 2日前に過食し,その後から下腹部痛をときどき自覚していた.前日から悪心と腹痛との増悪があり来院した.排便と排ガスとは前日から認めていない.来院後も腹痛が持続し,数回嘔吐している.
Question35 67歳の男性.主訴「腹痛」
著者: 山下聡
ページ範囲:P.85 - P.86
67歳の男性.
現病歴 昨夜から断続的に腹痛を自覚していた.腹痛が朝になっても改善せず,増悪してきたため来院した.
Question36 62歳の男性.主訴「腹部膨満」
著者: 山下聡
ページ範囲:P.87 - P.88
62歳の男性.
現病歴 半年前から体重減少と食欲低下とを認め,1か月前から腹部膨満を自覚したため来院した.
循環器
Question37 56歳の女性.主訴「胸痛」
著者: 中川義久
ページ範囲:P.91 - P.92
56歳の女性.
現病歴 1か月前から早朝睡眠中に胸痛で覚醒することが続いた.痛みは5分間ほど持続し,その後に徐々に治まるという.このためかかりつけ医を受診するも心電図検査を含め異常なしと説明された.朝5時に激しい胸痛が起こり改善しないため救急車で搬入された.
Question38 62歳の男性.主訴「胸痛」
著者: 中川義久
ページ範囲:P.93 - P.94
62歳の男性.
現病歴 下血のために入院中である.2か月前に他院で薬剤溶出性ステントを用いた冠動脈インターベンション〈PCI〉を受けている.消化管出血のコントロールが困難で,絶食のうえですべての内服薬を中止している.激しい胸痛のためナースコールがあり,さらに当直医が呼ばれた.
Question40 45歳の男性.来院理由「血圧のコントロール目的」
著者: 中川直樹 , 長谷部直幸
ページ範囲:P.97 - P.98
45歳の男性.
現病歴 血圧のコントロール目的に紹介され来院した.高血圧症で5年前から近くの診療所へ通院し,カルシウム拮抗薬を朝食後に内服中である.診察時の血圧は130〜136/80〜88mmHgである.自宅に血圧計があり家庭血圧を測定しており,外来受診時に血圧手帳を持参しているが,それをみると夜は122〜134/74〜80mmHg,朝は132〜156/76〜92mmHgである.
Question41 75歳の女性.来院理由「高血圧の精査加療目的」
著者: 中川直樹 , 長谷部直幸
ページ範囲:P.99 - P.100
75歳の女性.
現病歴 44歳時に健康診断で高血圧を指摘された.降圧薬を投与されるもアドヒアランス不良のため血圧のコントロール不良であった.59歳時に心筋梗塞にて入院した.その後は,血圧は130/90mmHg前後にコントロールされていた.今回,血圧が190/110mmHg以上と急激に上昇し,血清Crも上昇(0.76mg/dL→2.05mg/dL)を認めたため,高血圧精査加療目的にて当科に入院した.
Question42 24歳の女性.主訴「動悸,めまい及び意識消失」
著者: 中川直樹 , 長谷部直幸
ページ範囲:P.101 - P.102
24歳の女性.
現病歴 本日電車で通勤中に動悸とめまいを自覚,その後意識を消失し,救急搬送された.小中学校時,朝礼で長時間立っているとふらついて倒れてしまうことがあった.最近残業が続いており,睡眠不足であった.
Question43 32歳の女性.主訴「動悸と脈拍異常」
著者: 池田隆徳
ページ範囲:P.103 - P.104
32歳の女性.
現病歴 脈拍の異常を指摘され来院した.生来健康であり,毎年行われる会社の健康診断においても異常を指摘されたことはなかった.感冒でかかりつけ医を受診した際に,身体所見で脈拍の異常を指摘された.これまで症状を自覚することはなかったが,最近になって夜間就寝前に時々軽い動悸を自覚することがあった.心配になり,脈拍異常の精査のため総合病院の内科外来を受診した.
Question44 77歳の女性.来院理由「心電図異常の精査目的」
著者: 池田隆徳
ページ範囲:P.105 - P.106
77歳の女性.
現病歴 今年度の健康診断の心電図で異常を指摘された.高血圧症の診断で月1回,かかりつけ医の外来を定期通院している.降圧薬としてカルシウム拮抗薬を朝1回服用している.年1回の健康診断で,これまで心電図で異常を指摘されたことはない.特に自覚症状はなく,日々の清掃ボランティア活動にも支障をきたしていない.後日,施行された心電図では特に異常はなかった.
Question45 64歳の男性.主訴「動悸」
著者: 池田隆徳
ページ範囲:P.107 - P.108
64歳の男性.
現病歴 動悸症状をきたし来院した.2年前に循環器専門病院で拡張型心筋症と診断されたが,β遮断薬と利尿薬とによる薬物治療で心機能がほぼ正常に改善されたことから,1年前から近くの一般総合病院でフォローアップされていた.朝,通勤のため自宅を出てしばらく歩いたところ,急に強い動悸症状が出現した.冷汗とめまいとはない.10分ほど様子をみていたが改善しないため,自家用車でかかりつけの病院を受診した.
Question46 73歳の女性.主訴「動悸と意識消失」
著者: 清水渉
ページ範囲:P.109 - P.110
73歳の女性.
現病歴 数年前から時々1分以内の短い動悸発作を自覚することがあり,かかりつけ医で心電図検査を受けるも明らかな異常所見は指摘されず,放置していた.午前中から動悸を自覚しており,午後2時頃,自宅で掃除中に突然意識を消失し,前のめりに倒れこみ顔面を打撲した.すぐに意識は回復したが,救急車で搬入された.
Question47 16歳の男子.主訴「意識消失と転倒」
著者: 清水渉
ページ範囲:P.111 - P.112
16歳の男子.
現病歴 高校の体育祭のリレー競争の練習中に突然倒れこんだ.教師がすぐに発見し,脈拍を触知しないため直ちに心臓マッサージを開始したところ,間もなく意識は回復したが,救急車で搬入された.
Question48 52歳の男性.主訴「眼球上転と痙攣」
著者: 清水渉
ページ範囲:P.113 - P.114
52歳の男性.
現病歴 生来健康.最近仕事が忙しかった.午前2時頃,突然うめき声をあげて眼球上転,口から泡を吹いて痙攣を起こしているのに妻が気付き,救急隊を要請し6分後に到着した.AEDで心室細動が確認され,電気的除細動にて意識が回復したが,搬入された.
Question49 56歳の女性.主訴「動悸と息切れ」
著者: 恒任章
ページ範囲:P.115 - P.116
56歳の女性.
現病歴 動悸と息切れとを主訴に来院した.50歳頃から健康診断の胸部X線写真で心拡大を指摘されていたが,そのままにしていた.約3か月前から労作時に動悸が出現し,最近では買い物程度の軽労作時にも息切れを感じる.
Question50 60歳の男性.主訴「動悸」
著者: 恒任章
ページ範囲:P.117 - P.118
60歳の男性.
現病歴 弁膜症と不整脈の治療目的に紹介された.50歳から不整脈を指摘されかかりつけ医を受診し,心臓弁膜症を指摘された.半年前から突然始まり徐々に治まる動悸発作が出現,次第に回数や持続時間が増悪している.
Question51 79歳の男性.主訴「労作時呼吸困難」
著者: 恒任章
ページ範囲:P.119 - P.120
79歳の男性.
現病歴 労作時呼吸困難と心雑音の精査目的に紹介され来院した.60歳から高血圧症と気管支喘息とでかかりつけ医へ通院してきたが,数か月前から労作時の呼吸困難が出現している.
Question52 63歳の女性.主訴「労作時呼吸困難」
著者: 松本賢亮
ページ範囲:P.121 - P.122
63歳の女性.
現病歴 労作時呼吸困難の精査目的に紹介され来院した.10年前から高血圧症にてかかりつけ医内科で内服加療されていた.2011年10月から時々労作時呼吸困難感を自覚するようになり,2013年3月から20m程の平地歩行でも息切れが出現するほどに症状が増悪した.趣味で続けているフラダンスを楽しむことが困難となってきたため,精査目的に紹介された.血液検査で血清BNP 505pg/mL(基準 18.4>)と上昇を認める.
Question53 43歳の女性.主訴「労作時呼吸困難」
著者: 松本賢亮
ページ範囲:P.123 - P.124
43歳の女性.
現病歴 労作時呼吸困難の精査加療目的に紹介され来院した.幼少時から心雑音を指摘され,成人後も職場の健康診断で異常を指摘されていたがそのままにしていた.40歳時から階段を上る際に息切れを自覚するようになり,下肢浮腫も出現するようになった.42歳時から浮腫が顔面に及ぶなど症状がさらに増悪したため,精査加療目的に紹介された.
Question54 30歳の女性.主訴「易疲労感,息切れ」
著者: 松本賢亮
ページ範囲:P.125 - P.126
30歳の女性.
現病歴 生後3か月の健康診断にて心雑音を指摘されていたが,精査は行われていなかった.7歳時に感冒のため近くの総合病院を受診した際にチアノーゼを指摘され,動脈管開存症と肺高血圧症とを指摘された.このときすでに肺血管抵抗は高度に上昇しており,手術適応はないと判断され経過観察となっていた.29歳時から徐々に易疲労感と息切れとを自覚するようになりかかりつけ医を受診した.肝うっ血と下腿浮腫とを認めたため精査加療目的に紹介された.
Question55 75歳の男性.主訴「意識混濁,倦怠感,食思不振および微熱」
著者: 大門雅夫
ページ範囲:P.127 - P.129
75歳の男性.
現病歴 今朝から意識が混濁しているため,家族に連れられ来院した.10日前から全身の倦怠感と食思不振とが出現した.7日前から37℃台の微熱が生じるようになり,3日前から食事が摂れなくなっていた.特に痛みの訴えはない.
Question56 60歳の男性.主訴「食思不振と倦怠感」
著者: 大門雅夫
ページ範囲:P.131 - P.132
60歳の男性.
現病歴 7日前から食思不振と倦怠感とを自覚していた.昨日から息切れも伴うようになり来院した.
Question57 75歳の男性.主訴「下腿浮腫と息切れ」
著者: 大門雅夫
ページ範囲:P.133 - P.134
75歳の男性.
現病歴 下腿浮腫と息切れとを主訴に来院した.5年前に労作性狭心症のために冠動脈バイパス術を施行された.狭心症は以後消失したが,術後から下腿浮腫を認めていた.冠動脈バイパス術1年後に施行された冠動脈造影では,バイパスグラフトはすべて開存しており,左室収縮能は保たれていた.1か月前から下腿浮腫が増悪し,食思不振と息切れとも出現したために来院した.
Question58 28歳の男性.主訴「失神」
著者: 北岡裕章
ページ範囲:P.135 - P.136
28歳の男性.
現病歴 失神を主訴に来院した.生来健康で,体育の授業も普通に受けていた.数年前から坂道を上るときに息切れを自覚し始めた.半年前から時に目の前が暗くなる感じがあり,昨日サッカーの試合中に急に意識を失い倒れた.数十秒で意識は回復したが,心配になり来院した.
Question59 55歳の女性.主訴「ふらつきとめまい」
著者: 北岡裕章
ページ範囲:P.137 - P.138
55歳の女性.
現病歴 今朝からふらつきと気が遠くなるようなめまいとを自覚したために来院した.
Question60 75歳の男性.主訴「息切れと下腿浮腫」
著者: 北岡裕章
ページ範囲:P.139 - P.140
75歳の男性.
現病歴 息切れと下腿浮腫とを主訴に来院した.3か月前から坂道を上ったときに息切れを自覚し始めた.その後,症状は次第に増悪し,平地を歩くときにも息切れが出現するとともに,下腿の浮腫が出現してきた.
Question61 24歳の女性.主訴「労作時の息切れ」
著者: 池田聡司 , 前村浩二
ページ範囲:P.141 - P.142
24歳の女性.
現病歴 労作時の息切れを自覚するようになり来院した.生来健康で中学では陸上部に所属していた.高校では授業で運動をする程度で,その後,特に激しい運動をする機会はなかった.1年前から,徐々に坂道や階段を昇ったりする際に息切れを自覚するようになった.1か月前からは,平地でも同年齢の女性よりも歩くのが遅くなってきたと感じるようになった.
Question62 68歳の女性.主訴「突然の胸痛と呼吸困難」
著者: 池田聡司 , 前村浩二
ページ範囲:P.143 - P.144
68歳の女性.
現病歴 かかりつけ医にて左変形性膝関節症に対して膝関節骨切り術を施行された.術後5日目,トイレへ車椅子で行った後,突然,前胸部痛と呼吸困難とが出現して緊急受診となった.
Question63 56歳の女性.主訴「左下肢の腫脹」
著者: 池田聡司 , 前村浩二
ページ範囲:P.145 - P.146
56歳の女性.
現病歴 左下肢の腫脹が出現し来院した.大腸癌にて抗癌化学療法[FOLFIRI(5-FU+LV+CPT-11)+BV]を施行中であった.2週前から徐々に左下肢が腫脹してきた.下肢腫脹以外には,特に症状に変化はない.
Question64 40歳の女性.主訴「労作時呼吸困難と心雑音」
著者: 今井靖 , 神崎綱
ページ範囲:P.147 - P.149
40歳の女性.
現病歴 1年前から労作時呼吸困難が増悪,最近では平地歩行も休みながら歩くようになった.かかりつけ医にて心雑音を指摘されたため紹介され来院した.
Question65 68歳の男性.主訴「右下肢疼痛と冷感」
著者: 神崎綱 , 今井靖
ページ範囲:P.151 - P.152
68歳の男性.
現病歴 胆石症に対して消化器内科にて内視鏡的逆行性胆管膵管造影〈ERCP〉を行う予定であった.入院予定日前日の5時ころ,突然の右下肢疼痛とともに冷感を認めた.我慢していたが疼痛は改善せず,右下肢を動かすことができなくなったため,翌日9時に来院した.
Question66 45歳の男性.主訴「左下腿の安静時痛」
著者: 神崎綱 , 今井靖
ページ範囲:P.153 - P.155
45歳の男性.
現病歴 左下腿の安静時痛を主訴に来院した.9か月前から1〜2kmほど歩行した際,疼痛を自覚していたが,休息にて軽快するためそのままにしていた.1,2か月前から100〜200m程度の歩行でも症状が出現するようになり,安静時にも疼痛を認めるようになった.糖尿病は指摘されておらず,高血圧症の既往はない.
内分泌
Question67 40歳の女性.主訴「多飲多尿」
著者: 横田健一
ページ範囲:P.159 - P.160
40歳の女性.
現病歴 多飲多尿をきたし来院した.3か月前から突然に急激な口渇感が出現し,6L/日程度の飲水をするようになり,日中のみならず夜間も排尿のために数回覚醒するようになった.かかりつけ医にて糖尿病の有無について検査を受けたが異常は指摘されなかった.その後も多飲多尿が持続していたため当科を受診し精査加療目的で入院した.
Question68 40歳の女性.主訴「手足の増大,顔貌変化および頭痛」
著者: 横田健一
ページ範囲:P.161 - P.162
40歳の女性.
現病歴 手足の増大,顔貌変化および頭痛の精査目的に来院した.10年程前から指輪が入らなくなり,指が太くなったことを自覚していた.また同時期から発汗過多,頭痛,口唇の肥大および月経異常も自覚していた.今回これらの異常の精査目的に当科に入院した.
Question69 54歳の男性.来院理由「高血圧,ホルモン異常の精査加療目的」
著者: 横田健一
ページ範囲:P.163 - P.164
54歳の男性.
現病歴 高血圧とホルモン異常との精査加療目的で来院した.9年前から高血圧症でかかりつけ医に通院〔カンデサルタン(ブロプレス®)12mg/日,アムロジピン(アムロジン®)10mg/日〕をしていたがコントロール不良であった.今年,会社の健康管理センターの採血で血漿レニン活性〈PRA〉低値(0.2ng/mL/hr),血漿アルドステロン濃度〈PAC〉上昇(250pg/mL),低K血症(2.9mEq/L)を認めたため精査加療目的で当科に紹介され受診した.
Question70 32歳の女性.入院理由「副腎腫瘍精査目的」
著者: 横田健一
ページ範囲:P.165 - P.166
32歳の女性.
現病歴 副腎腫瘍精査目的で入院した.昨年の健康診断で白血球の上昇を指摘され,精査目的にかかりつけ医を受診した.1年間で4回受診し採血施行し経過をみたが,明らかな異常を認めなかった.4か月前から不眠,倦怠感および不安感が出現したためかかりつけ医を受診したところ,不安神経症と診断された.1か月前に下痢と嘔吐症状とを認めた際に過呼吸を起こし,不安になり人間ドックを受けた.その際に腹部超音波検査で左副腎腫瘍(4cm)を指摘されたため,かかりつけ医を受診した.精査目的にCTを施行したところ左副腎腫瘍を指摘されたため精査目的に紹介され入院した.
Question71 50歳の女性.主訴「咽頭痛と発熱」
著者: 芦原順也
ページ範囲:P.167 - P.168
50歳の女性.
現病歴 2週前から咽頭痛と発熱を自覚.かかりつけ医を受診し,解熱鎮痛薬処方されたが,改善しないため来院した.
Question72 28歳の女性.主訴「体重減少,動悸および手指振戦」
著者: 芦原順也
ページ範囲:P.169 - P.170
28歳の女性.
現病歴 2か月前から8kgの体重減少,動悸および手指振戦を自覚し来院した.今後,妊娠を希望している.
Question73 72歳の男性.来院理由「甲状腺結節を指摘された」
著者: 芦原順也
ページ範囲:P.171 - P.172
72歳の男性.
現病歴 頸動脈超音波検査にて2cm大の甲状腺結節を指摘され来院した.
Question74 60歳の女性.来院理由「骨粗鬆症の精査目的」
著者: 伊東伸朗
ページ範囲:P.173 - P.174
60歳の女性.
現病歴 人間ドックの骨密度検査で骨粗鬆症を指摘されたため来院した.
Question75 24歳の女性.主訴「両手の痛み,しびれを伴う硬直および呼吸困難」
著者: 伊東伸朗
ページ範囲:P.175 - P.176
24歳の女性.
現病歴 18歳時に階段で転倒した際に腰椎圧迫骨折を発症した.その時に病院で骨粗鬆症と診断されている.同時期から月経が停止した.2か月前から月に1回,30分から2時間程度両手が硬直するのを自覚するようになった.昨夜から痛みとしびれとを伴う両手の硬直を認め,呼吸困難も出現したため当日4時に救急車で搬入された.
代謝
Question76 22歳の女性.主訴「嘔吐」
著者: 村田敬
ページ範囲:P.179 - P.180
22歳の女性.
現病歴 嘔吐を主訴に来院した.14歳時に学校検尿を契機として1型糖尿病と診断され,1日4回のインスリン自己注射を開始した.糖尿病多発末梢神経障害がある.糖尿病網膜症と糖尿病腎症との合併はない.19歳頃から痩せ願望が強くなり,故意にインスリンを減量する傾向がみられていた.
Question77 42歳の女性.主訴「連日,低血糖で午前3時に目が覚める」
著者: 村田敬
ページ範囲:P.181 - P.182
42歳の女性.
現病歴 生来健康であったが,41歳時に突然の糖尿病ケトアシドーシスを契機として劇症1型糖尿病と診断された.糖尿病ケトアシドーシスから回復後,1日4回のインスリン自己注射を開始した.定期受診の際,連日のように午前3時頃,低血糖症状で目が覚めると訴えている.
Question78 35歳の男性.来院理由「交通事故のため搬入された」
著者: 村田敬
ページ範囲:P.183 - P.184
35歳の男性.
現病歴 自動車運転中に交通事故を起こし搬入された.19歳時に多飲多尿の症状を契機として1型糖尿病と診断され,1日4回のインスリン自己注射を開始した.糖尿病多発末梢神経障害,糖尿病網膜症および糖尿病腎症の合併はない.主治医からは1日4回以上の血糖自己測定を指示されていたが,面倒との理由でまったく血糖自己測定を行っていなかった.
Question79 83歳の男性.主訴「意識障害」
著者: 川浪大治
ページ範囲:P.185 - P.186
83歳の男性.
現病歴 昏睡のため搬入された.数日前から感冒症状があり食事の摂取量が低下していた.血圧は110/70mmHgと保たれているものの,意識状態が悪く失禁していたため,家族が救急車を要請した.
Question80 42歳の男性.主訴「口渇,多飲および多尿」
著者: 川浪大治
ページ範囲:P.187 - P.188
42歳の男性.
現病歴 口渇,多飲および多尿を主訴に来院した.6年前に健康診断で2型糖尿病と診断された.かかりつけ医でビグアナイド薬とDPP-4阻害薬の投与を受けている.1か月前に受診した際には随時血糖218mg/dLであり,HbA1c 7.8%であった.夏の暑い時期であり,熱中症を予防しようとスポーツドリンクを1日あたり2L以上飲んでいたという.簡易血糖測定器にて血糖値を測定したところ,600mg/dLであった.
Question82 42歳の男性.主訴「全身倦怠感と口渇」
著者: 阿部恵
ページ範囲:P.191 - P.192
42歳の男性.
現病歴 20歳時の体重は100kgであり,徐々に体重が増加した.39歳時から健康診断にて高血糖を指摘されたが,医療機関は受診しなかった.41歳時の体重が最大で138kg,以後徐々に減少していた.3週前から咽頭痛,全身の筋肉痛および関節痛を自覚し,市販の風邪薬で軽快するもスポーツ飲料を1日に3〜4Lは飲んでいた.全身倦怠感を主訴に来院し,入院した.
Question83 51歳の男性.主訴「左拇指の疼痛」
著者: 阿部恵
ページ範囲:P.193 - P.194
51歳の男性.
現病歴 昨日,起床時に左脚と左中足趾節〈MTP〉関節とに強い疼痛を自覚し,市販の鎮痛薬を内服した.痛みはやや軽快したものの,疼痛と腫脹とが持続するため来院した.以前から内痔核を指摘されており,排便時に時々便器が赤くなる程度の出血があるが特に治療はしていない.昨年の健康診断にてHbA1c 6.2%,尿酸7.8%,中性脂肪201mg/dLを指摘されている.
Question84 52歳の男性.来院理由「高血糖,脂質異常を指摘された」
著者: 阿部恵
ページ範囲:P.196 - P.199
52歳の男性.
現病歴 健康診断にてHbA1c 6.2%,空腹時血糖値116mg/dL,TC 213mg/dL,中性脂肪165mg/dL,HDL-C 41mg/dL,Cr 0.72を指摘された.
冠動脈疾患,脳梗塞および末梢動脈疾患の既往はない.これまで糖尿病と診断されたことはない.
腎臓
Question85 39歳の男性.主訴「視力低下」
著者: 成瀬友彦
ページ範囲:P.203 - P.204
39歳の男性.
現病歴 5年前から夜間頻尿が気になっていたが,仕事が忙しくこれまで一度も医者にかかったことがない.1か月前から視力低下があり,仕事に差し支えが出てきたため眼科を受診した.その際,高血圧症と腎機能障害とを指摘され,同日腎臓内科を紹介され来院した.
Question86 62歳の女性.主訴「発熱,血尿および全身倦怠感」
著者: 成瀬友彦
ページ範囲:P.205 - P.206
62歳の女性.
現病歴 2週前から微熱を自覚していたが「軽い風邪かな」と自宅で様子をみていた.1週前に解熱しないことに加え,肉眼的血尿もみられたためかかりつけ医を受診した.このときの検査では尿蛋白+,尿潜血3+,BUN 15.9mg/dL,Cr 1.1mg/dLで,抗菌薬が処方され外来で経過をみることになった.本日かかりつけ医を再診時,発熱と肉眼的血尿の持続とに加え,全身倦怠感も出現した.血液検査にてBUN 38.2mg/dL,Cr 4.6mg/dLと急激な腎機能の低下がみられ,同日腎臓内科を紹介され来院した.
Question87 76歳の女性.主訴「易疲労感」
著者: 成瀬友彦
ページ範囲:P.207 - P.208
76歳の女性.
現病歴 慢性腎不全にて外来通院中であった.60歳時から高血圧症で加療していた.70歳台に入り徐々に腎機能の低下がみられるようになり,昨年に,BUN 42.1mg/dL,Cr 3.1mg/dLに上昇し,腎臓内科を紹介された.その後,血圧管理・食事指導などで外来加療していたが,今年,赤血球285万/μL,Hb 9.2g/dL,Ht 28%,BUN 58.0mg/dL,Cr 3.5mg/dLと貧血の進行を認めた.本人は少し疲れやすい程度で明らかな自覚症状は認めず,下血などの症状もみられない.
Question88 42歳の女性.来院理由「健康診断で指摘された蛋白尿と血尿」
著者: 髙橋和男
ページ範囲:P.209 - P.211
42歳の女性.
現病歴 約10年前から健康診断時に血尿を指摘され,かかりつけ医にて経過観察していた.血尿だけでなく蛋白尿も認めたため,精査目的で紹介され来院した.かかりつけ医での腹部超音波検査では,腎形態に異常はなく,尿路結石もなく,膀胱壁にも異常はない.
Question89 75歳の女性.来院理由「蛋白尿を指摘された」
著者: 髙橋和男
ページ範囲:P.213 - P.215
75歳の女性.
現病歴 昨年から下肢の浮腫を自覚したが軽度であり放置していた.今年の健康診断で尿蛋白2+,TP 5.8mg/dLと低蛋白血症を認めた.かかりつけ医を受診し尿蛋白3+であったため紹介された.
Question90 23歳の女性.主訴「下腿浮腫を伴う全身倦怠感と呼吸困難感」
著者: 髙橋和男
ページ範囲:P.217 - P.219
23歳の女性.
現病歴 2か月前から下肢浮腫を伴う全身倦怠感を自覚したが仕事が忙しくてそのままにしていた.臥床時に呼吸困難感が増強したため来院した.両側胸水を認めたため緊急入院となった.
Question91 50歳の男性.主訴「両側下腿浮腫と検尿異常」
著者: 藤本美香
ページ範囲:P.221 - P.222
50歳の男性.
現病歴 かかりつけ医で2年前から糖尿病の指摘をされ,食事療法・運動療法でHbA1c 6.5%前後であった.2か月頃前から徐々に下腿浮腫が出現し,検尿異常を指摘され当院を紹介され来院した.半年前の尿定性検査に異常は認めず,糖尿病網膜症も認めなかった.
Question92 75歳の男性.主訴「両側下腿浮腫」
著者: 藤本美香
ページ範囲:P.223 - P.224
75歳の男性.
現病歴 かかりつけ医で高血圧症と脂質異常症との治療中であった.2年前から尿蛋白の指摘があり,1か月前から下腿浮腫が悪化し来院した.
Question93 80歳の男性.主訴「発熱」
著者: 藤本美香
ページ範囲:P.225 - P.226
80歳の男性.
現病歴 高血圧症の加療中であった.1か月前から37℃台の微熱が持続した.かかりつけ医で抗菌薬の処方を受けたが改善せず,腎機能障害と検尿異常との指摘があり紹介され来院した.半年前の健康診断で検尿に異常はなかった.
Question94 41歳の男性.主訴「倦怠感」
著者: 谷澤雅彦
ページ範囲:P.227 - P.229
41歳の男性.
現病歴 高血圧症にて2年前からβ遮断薬とアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬〈ARB〉を内服していた.また,腰痛のために不定期に非ステロイド性抗炎症薬〈NSAIDs〉を内服していた.もともと腎機能は血清Cr 0.97mg/dL程度であった.来院2週前に歯科で齲歯の治療を行い,その際に抗菌薬(レボフロキサシン)とNSAIDsとが処方された.その後,倦怠感で救急外来を受診した際に血清Cr 3.0mg/dLを認め,腎機能障害で腎臓内科に紹介された.
Question95 37歳の女性.主訴「呼吸困難」
著者: 谷澤雅彦
ページ範囲:P.231 - P.234
37歳の女性.
現病歴 2年前までかかりつけ医で高血圧症の内服加療を受けていたが自己中断していた.1か月前から倦怠感や頭痛などの体調不良を訴えていたがそのままにしていた.3日前に呼吸困難と咳とを自覚したためかかりつけ医(内科)を受診したところ,感冒の診断にて内服処方された.その後,症状は改善せず,再びかかりつけ医を受診した.胸部X線上でうっ血性心不全,低酸素血症および高血圧(220/100mmHg)を認めたため紹介され入院した.
Question96 42歳の男性.主訴「腹痛」
著者: 志水英明
ページ範囲:P.235 - P.237
42歳の男性.
現病歴 今朝からの腹痛を主訴に来院した.アルコールの多飲がある.内服薬はない.
Question97 80歳の女性.主訴「発熱,腰背部痛および悪心・嘔吐」
著者: 志水英明
ページ範囲:P.239 - P.241
80歳の女性.
現病歴 高血圧症と脳梗塞とでかかりつけ医に通院中であった.来院2日前から発熱,腰背部痛および悪寒があり,歩いて来院した.尿白血球多数と尿染色でGram陰性桿菌を多数認めたため,急性腎盂腎炎としてセフトリアキソンで治療開始し入院となった.入院後72時間経過するも治療の反応は乏しく高熱が持続している.
Question98 44歳の男性.主訴「左腰背部痛」
著者: 志水英明
ページ範囲:P.243 - P.245
44歳の男性.
現病歴 夕方に突然の左腰背部痛が出現した.間欠的な痛みが持続するため来院した.
呼吸器
Question99 86歳の男性.主訴「発熱,咳痰および呼吸困難」
著者: 武藤義和 , 森野英里子
ページ範囲:P.249 - P.250
86歳の男性.
現病歴 3日前から咳嗽,喀痰および鼻汁が出現し,その後倦怠感と呼吸困難の悪化により歩行困難となってきたために救急を受診した.救急外来ではインフルエンザ迅速診断キットにてA型インフルエンザ陽性と診断を受け,ラニナミビルの吸入薬を処方されて帰宅となった.その後,解熱し体調はやや改善したが,5日後から再度38℃台の発熱,咳嗽,喀痰および呼吸困難を自覚し来院した.
Question100 66歳の男性.主訴「発熱,咳嗽および喀痰」
著者: 武藤義和 , 森野英里子
ページ範囲:P.251 - P.252
66歳の男性.
現病歴 急性リンパ球性白血病にて入院し抗悪性腫瘍化学療法を施行中に,発熱,倦怠感,咳嗽および喀痰の増加をきたしたため,胸部X線と胸部CT検査を施行したところ浸潤影を認めた.好中球減少中の発熱として,直ちにカルバペネム系抗菌薬を開始したが,治療反応が悪く改善を認めなかったため,気管支内視鏡検査にて経気管支肺生検を施行した.
Question101 62歳の男性.主訴「左胸痛と労作時の息切れ」
著者: 武藤義和 , 森野英里子
ページ範囲:P.253 - P.254
62歳の男性.
現病歴 胃癌にて胃全摘術を20年前に施行し,以降はむせこむことが多かった.来院5日前から発熱,労作時の息切れおよび咳嗽を自覚するようになっていた.徐々に症状が増悪し,市販の解熱薬を使用するも改善せず,倦怠感と左胸痛が増悪してきたために来院した.
Question102 80歳の男性.主訴「労作時呼吸困難」
著者: 早田宏
ページ範囲:P.255 - P.256
80歳の男性.
現病歴 労作時呼吸困難を主訴に来院した.2年前から徐々に坂道歩行での息切れが増悪している.
Question103 40歳の女性.主訴「喀痰,咳嗽および労作時呼吸困難」
著者: 早田宏 , 福田雄一
ページ範囲:P.257 - P.258
40歳の女性.
現病歴 1年前から咳嗽と膿性痰とが持続し,最近,労作時呼吸困難を感じるようになった.
Question105 72歳の男性.主訴「労作時呼吸困難」
著者: 関谷潔史
ページ範囲:P.261 - P.262
72歳の男性.
現病歴 3年前から健康診断の胸部X線写真で両側網状影を指摘されたが,精密検査は受けていなかった.1年前から呼吸困難感が出現し,次第に増悪したため精査加療目的で来院した.
Question106 30歳の女性.主訴「咳嗽と喘鳴」
著者: 関谷潔史
ページ範囲:P.263 - P.264
30歳の女性.
現病歴 1か月前から,夜間から明け方にかけての咳嗽と喘鳴とを自覚するようになった.症状はほぼ毎日出現し,日中になると症状は軽減した.感冒後や季節の変わり目に同様の症状を認めたことはあったが,自然に軽快していたため特に精密検査は受けていなかった.今回症状が持続するため精査加療目的で来院した.
Question107 28歳の男性.来院理由「健康診断で指摘された胸部X線異常陰影」
著者: 関谷潔史
ページ範囲:P.265 - P.266
28歳の男性.
現病歴 1か月前から両眼の霧視を自覚するようになったが市販の点眼薬で様子をみていた.今回健康診断の胸部X線で異常陰影を指摘されたため来院した.
Question108 72歳の男性.来院理由「胸部X線検査で異常を指摘された」
著者: 竹村知容
ページ範囲:P.267 - P.268
72歳の男性.
現病歴 2か月前から易疲労感を自覚していた.食欲は低下していないが,最近1か月で5kgの体重減少があった.健康診断の胸部X線写真で異常を指摘され来院した.
Question109 45歳の男性.主訴「呼吸困難」
著者: 竹村知容
ページ範囲:P.269 - P.270
45歳の男性.
現病歴 バイクにはねられ,右大腿骨の疼痛を主訴に搬入された.右大腿骨頸部内側骨折に対して人工骨頭挿入術を行った.術後4日間はベッド上安静とし,4日目から歩行訓練を開始した.ベッドサイドで車椅子に移動したときに突然呼吸困難を訴え,低酸素血症で紹介された.
Question111 42歳の女性.主訴「心窩部痛」
著者: 谷口浩和
ページ範囲:P.273 - P.274
42歳の女性.
現病歴 半年前から心窩部痛が断続的にあり,かかりつけ医にて上部消化管内視鏡を受けたが異常所見は認められなかった.制酸薬を処方されたが改善しなかったため来院した.
Question112 55歳の男性.主訴「顔の浮腫」
著者: 谷口浩和
ページ範囲:P.275 - P.276
55歳の男性.
現病歴 1か月前から顔が丸くなり首も太くなった.徐々に悪化してくるため来院した.
Question113 60歳の男性.主訴「傾眠」
著者: 谷口浩和
ページ範囲:P.277 - P.278
60歳の男性.
現病歴 以前から「いびきがうるさい」と家族に言われていた.また,ここ数年体重が徐々に増加している.2年前から夜間の覚醒が多くなったり,日中に時間を問わずうとうとしたり眠ってしまうため来院した.
血液疾患
Question114 38歳の女性.主訴「貧血」
著者: 横山泰久
ページ範囲:P.281 - P.282
38歳の女性.
現病歴 職場健診を毎年受けており,6年前からHb 9g/dL程度,2年前からHb 7g/dL程度の貧血を指摘されていたが,そのままにしていた.今回,友人の勧めがあり,来院した.仕事は事務作業が中心で,職場へは電車通勤をしている.多少のだるさや立ちくらみを経験する日が月に数日あるものの,通勤その他の日常生活に特に不自由は感じていないという.また,家庭の冷凍庫で作製した氷や,喫茶店のドリンクに入っている氷をよく食べるという.
Question115 33歳の男性.主訴「動悸」
著者: 横山泰久
ページ範囲:P.283 - P.284
33歳の男性.
現病歴 2日前から労作時の動悸が出現したため来院した.健康診断を毎年受診しており,2年前から軽度の貧血を指摘されていたが,自覚症状はなく,医療機関は受診していなかった.
Question116 70歳の女性.主訴「頸部リンパ節腫脹」
著者: 奥田慎也
ページ範囲:P.285 - P.286
70歳の女性.
現病歴 3年前に慢性リンパ性白血病と診断され,治療適応がないため外来で経過観察している.有意なリンパ節腫脹はなく,肝脾腫も認めない.前回外来時の血液所見は赤血球468万/μL,Hb 13.6g/dL,白血球17,400/μL(好中球18%,好酸球2%,好塩基球1%,単球2%,リンパ球75%),血小板27.3万/μLであった.1か月前に咽頭痛と発熱とがあり,耳鼻科で内服加療されて改善したが,左右頸部リンパ節が最大直径15mmまで腫脹したので来院した.
Question117 24歳の男性.来院理由「白血球・血小板増多と貧血の精査目的」
著者: 奥田慎也
ページ範囲:P.287 - P.288
24歳の男性.
現病歴 生来健康であったが,健康診断で白血球・血小板増多と貧血とを指摘され来院した.自覚症状の訴えはなかったが,よく聞いてみると1か月前から食後に上腹部の張りを自覚し,胃が小さくなったと感じている.
Question118 65歳の男性.来院理由「汎血球減少の精査目的」
著者: 奥田慎也
ページ範囲:P.289 - P.290
65歳の男性.
現病歴 糖尿病と診断されインスリンで治療している.糖尿病外来で定期的に採血検査を行い,前回採血で赤血球398万/μL,Hb 11.8g/dL,白血球2,730/μL,血小板17.8万/μLと軽度の貧血と白血球減少とを認めていた.1か月前に再検査したところ,赤血球234万/μL,Hb 7.9g/dL,白血球840/μL,血小板4.3万/μLと汎血球減少が進行したために紹介され来院した.2週前から動作時の息切れを自覚し,インスリン注射部位の皮膚が青くなった.
Question119 69歳の女性.主訴「貧血」
著者: 奥田慎也
ページ範囲:P.291 - P.292
69歳の女性.
現病歴 高血圧症と脂質異常症との加療のため通院している.貧血が進行したので血液内科のある病院へ紹介したところ,骨髄異形成症候群(不応性貧血)と診断された.治療を要さないため逆紹介され,定期的に採血検査をしている.症状の訴えはない.
Question120 54歳の男性.主訴「腰背部痛と蛋白尿」
著者: 髙松博幸
ページ範囲:P.293 - P.294
54歳の男性.
現病歴 半年前から腰背部痛が出現し,かかりつけ医で胸腰椎圧迫骨折を指摘され鎮痛薬内服で経過観察となっていた.同時期の尿検査で蛋白尿を指摘され,精査目的で総合病院にて腎生検を施行したが有意な所見はなく,紹介され来院した.
Question121 70歳の男性.主訴「視野のぼやけ」
著者: 髙松博幸
ページ範囲:P.295 - P.296
70歳の男性.
現病歴 半年前から全身倦怠感を自覚し,1か月前から頭痛,眩暈および手足のしびれ感があり,昨日から視野のぼやけ感を自覚したため来院した.
Question122 75歳の男性.主訴「下腹部痛」
著者: 髙松博幸
ページ範囲:P.297 - P.298
75歳の男性.
現病歴 3か月前から下腹部痛が出現し,かかりつけ医を受診し便潜血が陽性であった.大腸内視鏡検査が施行され,S状結腸と直腸とにポリープが散在しているのが認められた.精査・加療目的に当院血液内科に紹介され来院した.
Question123 70歳の女性.主訴「下肢の紫斑」
著者: 髙蓋寿朗
ページ範囲:P.299 - P.300
70歳の女性.
現病歴 高血圧症と慢性胃炎とでかかりつけ医にて治療中であった.2か月前から特にぶつけた記憶はないのに両下肢に青あざが出現し,同院を受診した.出血傾向を疑われスクリーニング検査を施行したところ,血小板の著明な減少を指摘され,紹介され来院した.
Question124 82歳の女性.主訴「意識障害と血小板減少」
著者: 髙蓋寿朗
ページ範囲:P.301 - P.302
82歳の女性.
現病歴 高血圧症のためかかりつけ医にて治療中であった.2週前から呼びかけに反応しないなどの意識障害を認め,次第に増悪したため1週前にかかりつけ医を受診し,血小板減少を指摘された.下肢の点状出血など出血傾向を認めたため,2日前からは血小板輸血を計2回施行されたが改善せず,紹介され来院した.
Question125 78歳の女性.主訴「皮下血腫と貧血」
著者: 髙蓋寿朗
ページ範囲:P.303 - P.305
78歳の女性.
現病歴 当院受診1か月前から左大腿部に疼痛を伴う皮下血腫が出現した.血腫が増大するため近くの病院に入院した.貧血も進行するため赤血球輸血を行ったが,血腫の改善もなく,APTTの著明な延長を指摘され,精査加療のため紹介され来院した.
神経疾患
Question126 45歳の男性.主訴「頭痛」
著者: 滋賀健介
ページ範囲:P.309 - P.310
45歳の男性.
現病歴 2週前のある日,ジムでトレーニング中に突然両こめかみから前頭部にかけて,割れるような頭痛が出現した.これまで経験したことのない強い頭痛で,悪心もあった.安静にしていると痛みは治まってきたため帰宅したが,その後も,体動時やトレーニング時に頭痛が悪化した.頭痛が2週間持続するため来院した.
Question128 37歳の女性.主訴「頭痛と左半身のしびれ」
著者: 滋賀健介
ページ範囲:P.313 - P.314
37歳の女性.
現病歴 3日前に突然右後頭部に痛みが生じた.翌日になると痛みは少し改善したが,持続していた.昨日午後10時頃テレビを観ていたときに突然左半身のしびれが出現し,同時にめまいを生じた.2時間ほど安静にしていたところ,めまいは消失したが,翌朝になっても後頭部痛が残っていたため来院した.
Question129 69歳の男性.主訴「異常な言動・行動」
著者: 岩崎靖
ページ範囲:P.315 - P.316
69歳の男性.
現病歴 2週前から急に落ち着きがなくなり,昼夜を問わず家のなかを歩き回るようになった.次第に会話が困難となり,意味不明の独り言を繰り返すようになった.数日前からは,着替えや食事などの日常生活動作も困難となり,ふらついて頻回に転倒するようになった.このように異常な行動や言動を呈するため,家族に連れられて来院した.
Question130 72歳の男性.主訴「右眼が閉じづらい,食事をこぼす」
著者: 岩崎靖
ページ範囲:P.317 - P.318
72歳の男性.
現病歴 昨日の夕方から右頰部にしびれ感を自覚していた.今朝起床すると,家族から「顔が左に歪んでいる」と指摘された.右眼が閉じづらく,右口角から食事がこぼれるため来院した.
Question131 28歳の男性.主訴「歩行困難」
著者: 岩崎靖
ページ範囲:P.319 - P.320
28歳の男性.
現病歴 2週ほど前に下痢,微熱および感冒症状があったが,数日で自然軽快した.昨日の夜から四肢末梢のしびれ感を自覚していた.今朝から四肢に力が入りにくく,歩行困難となり来院した.
Question132 53歳の女性.主訴「意識障害,ふらつき及び歩行困難」
著者: 鈴木秀和
ページ範囲:P.321 - P.322
53歳の女性.
現病歴 2週前から発熱,咳の上気道炎症状があったが10日ほどで改善した.起床時から意識障害,ふらつき及び歩行困難を自覚し来院した.
Question133 63歳の男性.主訴「眼瞼下垂,複視,呼吸困難および嚥下障害」
著者: 鈴木秀和
ページ範囲:P.323 - P.324
63歳の男性.
現病歴 2か月前から右眼瞼下垂と複視とが出現した.いずれの症状も夕方に増悪し,休息により改善を示した.2週前から睡眠時に呼吸が苦しくなり,たびたび覚醒することがあった.1週前から飲水の際に咳き込み,むせることが多くなった.本日症状が増悪したため来院した.
Question134 46歳の男性.主訴「両上肢の筋力低下」
著者: 鈴木秀和
ページ範囲:P.325 - P.326
46歳の男性.
現病歴 1年前から右手の筋力低下を認め,1か月前から左手の筋力低下も加わったため来院した.
Question135 38歳の男性.主訴「不随意運動」
著者: 林祐一
ページ範囲:P.327 - P.328
38歳の男性.
現病歴 30歳頃から周囲の人に「落ち着きがない」と言われるようになった.家族からみると,歩行時に余分な動きが多く,倒れそうになることも多い.1年前から顔を繰り返ししかめるようになったが,本人は「どこも悪くない」と言い張っていた.心配した家族に連れられ来院した.
Question136 72歳の女性.主訴「幻視」
著者: 林祐一
ページ範囲:P.329 - P.330
72歳の女性.
現病歴 70歳頃から,「布団に虫が見える」と頻繁に言うようになった.夕方から夜間にかけて「虫が見える」「壁に水が流れている」と訴えるようになった.その半年後から右手に軽いふるえがみられ,だんだん起居動作に時間がかかるようになったため家族に連れられ来院した.
Question137 70歳の男性.主訴「手のふるえ」
著者: 林祐一
ページ範囲:P.331 - P.332
70歳の男性.
現病歴 若い頃から緊張しやすい性格で,手がふるえることも時々みられた.10年ほど前に友人の葬式で自分の名前を書こうとしたところ手がふるえてうまく書けなかった.緊張すると手がふるえる程度だったが,最近ではコップを持ったときや,自宅の玄関の鍵穴に鍵を差し込もうとしたときに,よく手がふるえるようになった.心配になり自ら来院した.
アレルギー
Question138 54歳の女性.来院理由「気管支喘息のコントロール」
著者: 西山理
ページ範囲:P.335 - P.337
54歳の女性.
現病歴 48歳時に気管支喘息と診断され治療を受けている.高用量の吸入ステロイド薬〈ICS〉と吸入長時間作動性吸入β2刺激薬〈LABA〉の合剤(フルチカゾンプロピオン500μg+サルメテロール50μg,分2)と内服ロイコトリエン受容体拮抗薬(モンテルカスト10mg,分1)を使用しているが,週に1〜2回の喘鳴は出現している.さらに,週1回程度の夜間の喘鳴があり睡眠が妨げられている.その都度,別に処方されている短時間作動性吸入β2刺激薬〈SABA〉(サルブタモール200μg)を吸入し症状は治まっている.
Question139 72歳の男性.主訴「労作時呼吸困難」
著者: 西山理
ページ範囲:P.339 - P.341
72歳の男性.
現病歴 2年前から階段や登り坂で労作時の呼吸困難を自覚していた.最近徐々に増悪し,平らな道路でも呼吸困難を感じるようになってきた.それに加えて,毎日朝方と労作時に喘鳴を自覚するようになっているという.以前からアレルギー性鼻炎と診断されている.
Question140 44歳の女性.主訴「顔面腫脹,皮疹および一過性の意識消失」
著者: 西山理
ページ範囲:P.343 - P.344
44歳の女性.
現病歴 生来食物アレルギーの既往はない.2か月前にパンケーキを食し,直後に30分程散歩をしたところ四肢に蕁麻疹が出現したが自然に消退した.1か月前にパンを食し,その後仕事で物品の陳列業務を行っていたところ,顔面と四肢とに蕁麻疹が出現.かかりつけ医を受診し,蕁麻疹と診断され抗ヒスタミン薬内服で改善した.昨日パンを食し,その後早足で歩いて帰宅途中に顔面の腫脹,全身の熱感および発赤が出現した.その後,気分不良を自覚し直後に意識消失した.1分程で意識消失は回復し症状も消失した.
Question141 24歳の女性.主訴「悪心と下痢」
著者: 陶山恭博 , 岡田正人
ページ範囲:P.345 - P.347
24歳の女性.
現病歴 悪心と下痢とをきたし搬入された.小学生のころから生卵の白身を食べると咽頭違和感や蕁麻疹が出現するため避けていた.加熱した卵は問題なく摂取できていた.歓迎会後に友人宅にて天津飯を摂取したところ,摂取5分後から悪心が出現し,下痢を繰り返したため救急車を要請した.天津飯はとろみを出そうと,わざわざ半生で仕上げてあった.
Question142 34歳の男性.来院理由「エピペン®継続処方希望」
著者: 陶山恭博 , 岡田正人
ページ範囲:P.349 - P.350
34歳の男性.
現病歴 3年前に仕事中にハチに刺されて全身の発赤と呼吸困難とが出現したために救急搬送された.アドレナリンの投与がされアドレナリン自己注射薬(エピペン®)が処方されていた.今回,転居に伴いエピペン®の継続処方を希望し来院した.かかりつけ医からの紹介状もあり,本人は処方されたエピペン®を携帯もしていた.
Question143 42歳の男性.主訴「全身麻酔後のショック」
著者: 陶山恭博 , 岡田正人
ページ範囲:P.351 - P.352
42歳の男性.
現病歴 風船を膨らませると口の中がいがいがする感じがあったため控えていた.最近サラダを食べると蕁麻疹が出現するようにもなっていた.今回は虫垂炎にて救急外来を受診し,緊急手術となった.全身麻酔で手術を開始したところ,数分後に突然血圧が低下しショックとなった.
膠原病
Question144 68歳の男性.主訴「全身痛」
著者: 陶山恭博
ページ範囲:P.355 - P.357
68歳の男性.
現病歴 1か月前から頸部と背中との張りの症状が徐々に強くなり寝返りが困難となった.大腿も痛むため立ち上がることも難しくなったため,全身の筋肉痛を主訴に来院した.
Question145 24歳の女性.来院理由「右腕の血圧が測定しづらいことを指摘された」
著者: 陶山恭博
ページ範囲:P.359 - P.360
24歳の女性.
現病歴 5年前から立ちくらみを,3か月前から微熱を自覚していた.胸痛の自覚もあり,かかりつけ医を受診したところ右腕にて血圧が測定しづらいことを指摘され,精査目的に紹介され来院した.
Question146 65歳の男性.主訴「紫色の指先」
著者: 陶山恭博
ページ範囲:P.361 - P.363
65歳の男性.
現病歴 5年前から秋になると指先の色が変わるようになっていた.3年前から腎機能障害を指摘されていたが,特に内服薬はなかった.冬のある日,指先の色が紫色になり改善に乏しいため来院した.
Question147 34歳の女性.主訴「SLE治療中の両側股関節痛」
著者: 滝澤直歩 , 野村篤史
ページ範囲:P.365 - P.367
34歳の女性.
現病歴 17歳時に顔面紅斑,血球減少および抗核抗体陽性・抗dsDNA抗体陽性などから全身性エリテマトーデス〈SLE〉と診断された.19歳時に全身浮腫と口内炎とが多発したためメチルプレドニゾロンパルス療法,その後プレドニゾロンの内服を開始し,漸減された.33歳時(4か月前)に汎血球減少,腎機能増悪および尿蛋白を認め腎生検施行されループス腎炎Ⅳ型(A/C:活動性および慢性化病変)の診断となり,メチルプレドニゾロンパルス療法後にプレドニゾロン内服と,ミゾリビン及びタクロリムスが開始された.骨密度低下も認め,同時にビスホスホネート製剤,活性型ビタミンD製剤が開始された.その後状態は安定していたが,緩徐発症の両側股関節痛を認めたため来院した.
Question148 81歳の男性.主訴「口腔・口唇のびらんと出血,両側下腿の点状出血」
著者: 滝澤直歩 , 野村篤史
ページ範囲:P.369 - P.370
81歳の男性.
現病歴 60歳で多関節炎を発症し,関節リウマチと診断されメトトレキサート〈MTX〉 6mg/週で治療をされていた.内服は自己管理であった.1週前から口腔・口唇のびらんと出血,両側下腿の点状出血を認めたため,家族とともに来院した.
Question149 59歳の男性.来院理由「間質性肺炎と関節炎との評価・治療目的」
著者: 滝澤直歩 , 野村篤史
ページ範囲:P.371 - P.372
59歳の男性.
現病歴 1年前に咳嗽と呼吸困難とを主訴に近くの総合病院を受診し,間質性肺炎の診断で副腎皮質ステロイドを開始された.約半年間かけて副腎皮質ステロイドは減量・中止となった.その後,症状は安定していたが間質性肺炎が再燃し,さらには両側手指を中心とした関節痛と関節腫脹とを認めたため,評価・治療目的で当院紹介となった.
Question150 81歳の女性.主訴「多発関節痛と皮疹」
著者: 狩野俊和
ページ範囲:P.373 - P.374
81歳の女性.
現病歴 8か月前に頸部痛,手指関節痛および両膝関節痛が出現した.4か月前に両手と前腕とに皮疹が出現した.皮膚科でステロイド軟膏が処方された.整形外科を来院しX線検査を行ったところ異常はなかったが,CRP 6.5mg/dLと炎症反応を認めた.関節リウマチが疑われ紹介され来院した.
Question151 77歳の男性.主訴「全身の疼痛」
著者: 狩野俊和
ページ範囲:P.375 - P.376
77歳の男性.
現病歴 3日前から突然両膝が痛くなった.その後,次々と両足,手および肩も痛くなり身動きが取れなくなった.3日間水も食事も取れず,ベッドで倒れていたため搬送された.
Question152 68歳の女性.主訴「手指の関節腫脹と疼痛」
著者: 狩野俊和
ページ範囲:P.377 - P.378
68歳の女性.
現病歴 約2か月前から左第3近位指節間関節〈PIP関節〉の腫脹と疼痛とが出現した.改善しないため,2週前にかかりつけ医を受診した.超音波検査で滑膜炎を認めたため,関節リウマチ疑いとしてブシラミンが投与された.しかし改善せず,さらに膝の痛みも出現したため,紹介され来院した.朝のこわばりが約15分あると言う.
感染症
Question153 80歳の男性.主訴「発熱」
著者: 関川喜之 , 丹羽一貴
ページ範囲:P.381 - P.382
80歳の男性.
現病歴 10日前に家族と山菜を採っていた.5日前から知人に顔の紅潮を指摘された.3日前から寒気と倦怠感とを認め自宅で療養していた.本日,発熱と全身の皮疹とを認めたため,家族に勧められ来院した.
Question154 38歳の女性.主訴「発熱と咳嗽」
著者: 丹羽一貴
ページ範囲:P.383 - P.385
38歳の女性.
現病歴 2日前から38℃台の発熱と乾性咳嗽とが出現した.呼吸困難感は乏しく,喀痰も少量のみであるが,夜眠れないくらいの咳嗽を認めたため来院した.
Question155 25歳の女性.主訴「上腹部痛」
著者: 丹羽一貴
ページ範囲:P.387 - P.388
25歳の女性.
現病歴 2日前の夜に右上腹部痛が出現した.腹痛以外に39℃台の発熱を認めたが,悪心・嘔吐,下痢,排尿時痛および残尿感は認めなかった.今朝,上腹部痛が改善しないため搬入された.腹痛は差し込まれるような強い痛みで,波はあるが持続していた.3日前にしめ鯖を食べていた.最終月経は10日前から5日前までの6日間で,これまで月経困難はなかった.
Question156 33歳の男性.主訴「頭痛」
著者: 谷口俊文
ページ範囲:P.389 - P.391
33歳の男性.
現病歴 頭痛を主訴に来院した.3週前から感冒様症状が出現し,次第に増悪した.発熱,易疲労感,項部痛,頭痛,全身の関節痛,咽頭痛および頸部リンパ節の腫脹を訴えていた.嘔吐,腹痛,下痢および咳などはなかった.熱が出始めた頃に淡い発疹を胸部と上腹部に認めたが,数日で消失したと言う.
Question157 38歳の男性.主訴「腹痛,下痢および発熱」
著者: 谷口俊文
ページ範囲:P.393 - P.395
38歳の男性.
現病歴 1週前からの腹痛,下痢および37℃台の発熱を主訴に来院した.悪心・嘔吐はなく,嚥下に問題はなかった.下血(新鮮血や黒色便など)はなく,発疹なども認めなかった.
Question158 68歳の女性.主訴「発熱と呼吸困難」
著者: 谷口俊文
ページ範囲:P.397 - P.398
85歳の女性.
現病歴 季節性インフルエンザ予防接種は「かかったことがない」ことを理由に受けたことがなかった.しかし,3週前に高熱,感冒様症状および節々の痛みが発症し,次第に呼吸困難と咳嗽とが出現したためかかりつけ医を受診し,インフルエンザ肺炎と診断された.入院を勧められたが,自宅での治療を希望し,オセルタミビルを服用して徐々に改善してきたところだった.しかしながら呼吸困難がだんだん悪くなり,灰色の痰をたくさん出すようになった.発熱も再びみられるようになったため来院した.
Question159 83歳の男性.来院理由「低血糖」
著者: 岸田直樹
ページ範囲:P.399 - P.401
83歳の男性.
現病歴 5か月前に肺癌の宣告を受けてからうつ状態だった.もともと食事は1/3程度しか食べなかったが,宣告後は1/10くらいしか食べない日々だった.1か月前に意識障害でかかりつけの脳外科に搬送され,低血糖があり内科の病院に転院するも原因不明として,点滴のみで低血糖は起こらず数日で退院となった.その後も摂食はほとんどなくなり,体重が5kg減少し37kgとなった.衰弱がひどいため1週前から3日前までかかりつけ医に点滴のみで入院していた.退院後,家族が37℃台の微熱に気付いた.2日前に再度意識が悪くなりかかりつけの脳外科に搬送され,低血糖としてブドウ糖点滴のみで帰宅した.今朝から意識が悪くなり,妻の血糖測定器で測るとlowであったため,砂糖を舐めさせながら来院した.
Question160 68歳の女性.主訴「咳,痰および発熱」
著者: 岸田直樹
ページ範囲:P.402 - P.405
68歳の女性.
現病歴 1週前に咳,鼻汁および咽頭痛があり,2〜3日で軽快傾向だったが咳だけが続いていた.前日の夜に悪寒戦慄を伴う発熱があり,咳も悪化したため来院した.
Question161 80歳の女性.主訴「発熱と悪寒戦慄」
著者: 岸田直樹
ページ範囲:P.407 - P.409
80歳の女性.
現病歴 高血圧症,脂質異常症,糖尿病および脳梗塞後遺症にて左不全麻痺で尿バルーン留置中であった.軽度認知症があるがコミュニケーションは可能である.2日前から尿量減少と尿の混濁とを認めていたが,本日昼から悪心・嘔吐と1時間続く悪寒戦慄を伴う発熱とがあり,家族に連れられて来院した.
Question162 70歳の男性.主訴「悪寒戦慄と発熱」
著者: 藤田崇宏
ページ範囲:P.411 - P.412
70歳の男性.
現病歴 左肺扁平上皮癌に対する放射線抗癌化学療法のため入院している.経口摂取量の低下があり,末梢からの補液が持続的に行われていた.第28病日に突然悪寒戦慄を伴う発熱がみられた.
Question163 68歳の男性.主訴「下痢」
著者: 藤田崇宏
ページ範囲:P.413 - P.414
68歳の男性.
現病歴 右下腿の蜂窩織炎の治療のため入院し,10日間のセファゾリンの点滴を受けた.血糖コントロールのため入院を継続していたが,入院第13病日に,1日数回の水様下痢便が出現した.
Question164 69歳の男性.主訴「咳と痰」
著者: 藤田崇宏
ページ範囲:P.415 - P.416
69歳の男性.
現病歴 1か月前から続く咳と痰とのため来院した.食思不振と倦怠感とが強いため入院した.これまでに結核と非結核性抗酸菌症とを指摘された既往はない.
Question165 68歳の男性.主訴「胃癌術後の発熱」
著者: 羽山ブライアン
ページ範囲:P.417 - P.418
68歳の男性.
現病歴 食思不振と心窩部違和感との精査から胃癌が発見された.通過障害があるためすぐ入院となり,絶食+中心静脈〈CV〉カテーテルを挿入のうえで完全静脈栄養〈TPN〉管理下に術前精査などが行われた.入院の2週後に腹腔鏡下幽門側胃切除術が行われ,術後経過は当初良好に思われたが,術後4日目に38.4℃の発熱があった.腹部の症状や所見には乏しいもののCTの結果から微小な縫合不全が疑われた.血液培養2セット採取のうえ,メロペネム1gを8時間ごとの投与が開始された.翌朝の回診時には熱は37.5℃とやや下がっており,患者本人も「いくらか楽になった」と言っていたが,昼前に血液培養陽性の報告があった.
Question166 34歳の女性.主訴「発熱,頭痛および意識変容」
著者: 羽山ブライアン
ページ範囲:P.419 - P.420
34歳の女性.
現病歴 3年前に発熱や関節痛などの精査で判明した全身性エリテマトーデス〈SLE〉に対して,プレドニゾロン10mg/日を長期内服中であった.2週前頃から徐々に増悪する頭痛と37℃台前半の微熱とがあり,2日前から会話の辻褄が合いにくいなどの症状がみられたため夫に連れられて来院し,緊急入院となった.
Question167 43歳の女性.主訴「乳癌に対する抗癌化学療法中の発熱,咳および労作時呼吸困難」
著者: 羽山ブライアン
ページ範囲:P.421 - P.422
43歳の女性.
現病歴 健康診断のマンモグラフィで異常を指摘され,精査で左乳癌と判明した.術前抗癌化学療法の適応と判断され,weeklyパクリタキセル(80mg/m2,3週投与1週休,パクリタキセル投与日には制吐目的にデキサメタゾン6.6mg点滴静注)を開始された.順調に治療継続していたが,8クール目開始予定の日に来院した際,待合室で「ハアハア」と息が荒く具合が悪そうにしているのを発見された.病歴では1週前からの乾性咳嗽,5日前からの38℃前後の熱,ここ2日の労作時呼吸困難を訴えた.
Question168 28歳の男性.主訴「発熱」
著者: 山元佳 , 竹下望
ページ範囲:P.423 - P.424
28歳の男性.
現病歴 来院3日前,突然の悪寒戦慄を伴う39℃台の発熱と頭痛とが出現した.発熱当日にかかりつけ医を受診しロキソニンなどを処方されたが,症状が改善しないため来院した.消化器症状は明らかではないが,1日前から軟便である.
Question169 38歳の女性.主訴「下痢」
著者: 山元佳 , 竹下望
ページ範囲:P.425 - P.426
38歳の女性.
現病歴 3週前にインドネシアに渡航し,帰国4日後から10回/日ほどの水様便を認め,かかりつけ医でホスホマイシンと整腸剤とを処方された.症状は徐々に改善してきたが,2週以上が経過した今でも3〜4回/日ほどの水様便が残存するため来院した.2週で1kg弱の体重減少あり.発熱と盗汗とはない.咳嗽はない.飲水や食事は通常通り可能であった.
Question170 35歳の男性.主訴「1週以上続く軟便」
著者: 山元佳 , 竹下望
ページ範囲:P.427 - P.428
35歳の男性.
現病歴 10日ほど前から2〜3回/日ほどの軟便と軽度の腹痛とを自覚していた.かかりつけ医にて整腸薬を処方されたが症状改善せず来院した.時に便に血液が混じることがあったが,痔核の既往がありそのためと思っていた.
Question171 39歳の男性.主訴「発熱と皮疹」
著者: 相野田祐介
ページ範囲:P.429 - P.430
39歳の男性.
現病歴 1週前から37℃台の発熱と全身倦怠感とを認めるようになった.かかりつけ医を受診し,ウイルス性上気道炎と診断されてアセトアミノフェンを処方され,内服していたが軽快しなかった.3日前から体幹部に皮疹を認めるようになり,その後全身に拡がったため来院した.
Question172 32歳の男性.来院理由「便の中に白い紐のようなものがある」
著者: 相野田祐介
ページ範囲:P.431 - P.432
32歳の男性.
現病歴 特に症状はないが,便の中に10cm程度の白い紐のようなものが複数検出された.その後しばらくは何もなかったが,2週経過した後,再度同じような紐のようなものを便中に認めたため来院した.
Question173 53歳の男性.主訴「発熱,頭痛および倦怠感」
著者: 相野田祐介
ページ範囲:P.433 - P.435
53歳の男性.
現病歴 フィリピンに5日間滞在した.帰国後7日目から発熱,頭痛および倦怠感が出現し5日間自宅で安静にしていたが軽快しないため来院した.呼吸困難はない.嘔吐はない.下痢はない.頭痛と筋肉痛とを認める.咽頭痛はない.悪心が軽度ある.
救急
Question174 62歳の女性.主訴「右腰背部痛と悪寒戦慄」
著者: 宮本恭兵 , 加藤正哉
ページ範囲:P.439 - P.440
62歳の女性.
現病歴 昨日,右腰背部痛が出現し,かかりつけ医を受診し右尿管結石と診断され鎮痛薬を投与され帰宅した.8時間前に悪寒戦慄が出現し,右腰背部痛が増悪した.意識がもうろうとしてきたため救急要請し,搬入された.
Question175 24歳の女性.主訴「咳嗽,血痰および呼吸困難」
著者: 宮本恭兵 , 加藤正哉
ページ範囲:P.441 - P.442
24歳の女性.産後1週間の褥婦.
現病歴 2週前に乾性咳嗽が出現したが数日で改善した.瘢痕子宮のため1週前に予定帝王切開で第2子を出産(妊娠週数39週0日).母児ともに合併症なく経過した.4日前から咳嗽が再度出現した.昨日から血痰と呼吸困難とが出現し,臥位になると呼吸困難は増悪した.胸痛はない.入院中の産科医院で施行した胸部X線写真で両肺野透過性低下を認め,肺炎の疑いで転院した.
Question176 46歳の男性.主訴「胸痛」
著者: 宮本恭兵 , 加藤正哉
ページ範囲:P.443 - P.444
46歳の男性.
症例経過① ある小規模病院の当直中で,医師は自分1人である.胸痛を訴える患者が独歩受診し,待合室で看護師が病歴聴取中に意識消失したために対応を開始した.
呼びかけにも応じない昏睡状態であったため応援を要請し,呼吸,脈拍を確認した.呼吸と脈拍を認めなかったため,まず人工呼吸でなく胸骨圧迫を開始した.胸骨圧迫:人工呼吸は30:2で行い,胸骨圧迫のペースは110回/分とし,胸骨圧迫の中断時間が10秒以内になるように心がけた.
Question177 50歳の男性.主訴「下血」
著者: 東秀律
ページ範囲:P.445 - P.446
50歳の男性.
現病歴 自宅で排便時に多量の血液混じりの暗赤色便が出たため心配になり,家族が救急要請して搬入された.過去に同様の症状はない.
Question178 70歳の女性.主訴「意識障害」
著者: 東秀律
ページ範囲:P.447 - P.448
70歳の女性(独居).
現病歴 8月某日,連絡が取れなくなったため家族が自宅を訪ねたところ,室内で倒れているのを発見し,救急要請して搬入された.
Question179 50歳の女性.主訴「意識障害」
著者: 東秀律
ページ範囲:P.449 - P.450
50歳の女性.
現病歴 統合失調症の既往があり,精神科通院中である.昨日から意識障害が進行したため,家族が救急要請し,搬入された.
Question180 68歳の男性.主訴「意識消失」
著者: 宮下淳
ページ範囲:P.451 - P.452
68歳の男性.
現病歴 Parkinson病で上肢の振戦,固縮および寡動があるが,生活は自立しており,普段の食事で明らかな誤嚥のエピソードはなかった.夕食におでんを食べた直後に約1分間の意識消失があり搬入された.
Question181 35歳の女性.主訴「意識障害」
著者: 宮下淳
ページ範囲:P.453 - P.455
35歳の女性.
現病歴 今朝,夫と口喧嘩になり,夫はそのまま仕事に出かけた.夕方帰宅したところ,ソファで意識なく倒れている患者を発見したため搬入された.なお,倒れていた患者の周りには空の薬包が多数散らばっていた.
Question182 80歳の女性.主訴「意識障害」
著者: 宮下淳
ページ範囲:P.457 - P.458
80歳の女性.
現病歴 軽度の認知症があるが,なんとか室内の日常生活動作を維持しながら独居生活を送っていた.7月下旬の蒸し暑い日の正午頃,近くに住む娘が電話をかけても電話に出ないことを不審に思い,訪ねてみたところ,締め切った部屋のなかで倒れていたため搬入された.
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バックナンバー
61巻13号(2024年12月発行)
特集 喘息・COPDと関連疾患の重要知識Up-to-date
61巻12号(2024年11月発行)
特集 消化器症候への実践的アプローチ
61巻11号(2024年10月発行)
増大号特集 続・Quality Indicatorの実装とその改善—日々の診療に役立つ診療評価指標
61巻10号(2024年9月発行)
特集 内科医が知っておくべきICU・ERでの薬の使い方
61巻9号(2024年8月発行)
特集 リウマチ膠原病疾患Up To Date!—押さえておきたい最新の診断と治療
61巻8号(2024年7月発行)
特集 “とりあえずスタチン”から脱却!—動脈硬化性疾患一次予防・最新の考え方
61巻7号(2024年6月発行)
特集 この1冊でもう安心!—内科医が押さえておきたい「しびれ・ふるえ・めまい」の診かた
61巻6号(2024年5月発行)
特集 睡眠にまつわる疑問にすべて答えます!—あなたの患者の睡眠中に何かが起きているかもしれない
61巻5号(2024年4月発行)
特集 腎機能を考慮した内科疾患の診療
61巻4号(2024年4月発行)
増刊号 内科医のための臨床問題集
61巻3号(2024年3月発行)
特集 どこでもみれる?—コモンディジーズとしての感染症アップデート
61巻2号(2024年2月発行)
特集 今どきの手技を見直し,医療処置でのトラブルを防ぐ—経験値ごとの気をつけるべき合併症や工夫
61巻1号(2024年1月発行)
特集 その知見は臨床を変える?—エキスパートが解説! 内科における最新論文
60巻13号(2023年12月発行)
特集 一般医家のための—DOAC時代の心房細動診療
60巻12号(2023年11月発行)
特集 内科医が遭遇する皮膚疾患フロントライン—「皮疹」は現場で起きている!
60巻11号(2023年10月発行)
増大号特集 患者さんの質問にどう答えますか?—言葉の意味を読み解きハートに響く返答集
60巻10号(2023年9月発行)
特集 ミミッカー症例からいかに学ぶか
60巻9号(2023年8月発行)
特集 症例から読み解く—高齢者診療ステップアップ
60巻8号(2023年7月発行)
特集 浮腫と脱水—Q&Aで学ぶジェネラリストのための体液量異常診療
60巻7号(2023年6月発行)
特集 整形外科プライマリ・ケア—内科医が知りたい整形外科疾患のすべて
60巻6号(2023年5月発行)
特集 Common diseaseの処方箋ファイル—臨床経過から学ぶ20症例
60巻5号(2023年4月発行)
特集 臨床医からみたPOCT
60巻4号(2023年4月発行)
増刊号 探求!マイナーエマージェンシー
60巻3号(2023年3月発行)
特集 令和の脳卒中ディベート10番勝負—脳卒中治療ガイドライン2021とその先を識る
60巻2号(2023年2月発行)
特集 慢性疾患診療のお悩みポイントまとめました—高血圧からヘルスメンテナンスまで
60巻1号(2023年1月発行)
特集 10年前の常識は非常識!?—イマドキ消化器診療にアップデート
59巻13号(2022年12月発行)
特集 令和の頭痛診療—プライマリ・ケア医のためのガイド
59巻12号(2022年11月発行)
特集 避けて通れない心不全診療—総合内科力・循環器力を鍛えよう!
59巻11号(2022年10月発行)
増大号特集 これからもスタンダード!—Quality Indicatorの診療への実装—生活習慣病を中心に
59巻10号(2022年9月発行)
特集 ちょっと待って,その痛み大丈夫?—“見逃してはいけない痛み”への安全なアプローチ
59巻9号(2022年8月発行)
特集 不安を自信に変える心電図トレーニング—専門医のtipsを詰め込んだ50問
59巻8号(2022年7月発行)
特集 日常診療に潜む臨床検査のピットフォールを回避せよ
59巻7号(2022年6月発行)
特集 抗菌薬の使い方—敵はコロナだけにあらず! 今こそ基本に立ち返る
59巻6号(2022年5月発行)
特集 ジェネラリストの羅針盤—医学部では教わらなかった28のクエスチョン
59巻5号(2022年4月発行)
特集 症例から学ぶ—電解質と体液量管理のベストアンサー
59巻4号(2022年4月発行)
増刊号 フィジカル大全
59巻3号(2022年3月発行)
特集 成人が必要とするワクチン—生涯を通した予防接種の重要性
59巻2号(2022年2月発行)
特集 意外と知らない? 外用薬・自己注射薬—外来診療での適“剤”適所
59巻1号(2022年1月発行)
特集 クリニカルクエスチョンで学ぶ糖尿病治療薬—糖尿病治療の新しい潮流
58巻13号(2021年12月発行)
特集 血液疾患をプライマリ・ケアではどこまで診て,どのように専門医と連携をとるべきか?
58巻12号(2021年11月発行)
特集 外来で役立つAha!クエスチョン—この症状で、次は何を聞く?
58巻11号(2021年10月発行)
特集 鑑別診断を意識した—非専門医のための胸部画像診断
58巻10号(2021年9月発行)
特集 腎疾患—エキスパートへの質問で学ぶ診療のキホンと最新情報
58巻9号(2021年8月発行)
特集 日常診療で内分泌疾患を見逃さない!
58巻8号(2021年7月発行)
特集 ジェネラリスト・漢方—とっておきの漢方活用術
58巻7号(2021年6月発行)
特集 “のど・はな・みみ”の内科学
58巻6号(2021年5月発行)
特集 デジタル内科学の勃興—オンライン診療,AI,治療用アプリ
58巻5号(2021年4月発行)
特集 その考えはもう古い!—最新・感染症診療
58巻4号(2021年4月発行)
増刊号 救急診療 好手と悪手
58巻3号(2021年3月発行)
特集 いまさら聞けない! 肝胆膵疾患—みなさんのギモンに答えます
58巻2号(2021年2月発行)
特集 外来で出会うアレルギー疾患—Total Allergist入門
58巻1号(2021年1月発行)
特集 エキスパートに学ぶ—最新の循環器治療薬の使い方
57巻13号(2020年12月発行)
特集 プライマリ・ケアにおける神経症候へのアプローチ
57巻12号(2020年11月発行)
特集 膠原病・自己免疫疾患を「見える化」する
57巻11号(2020年10月発行)
特集 皮疹はこう見る,こう表現する
57巻10号(2020年9月発行)
特集 循環器診療2020—どこまで攻めて,どこから引くか?
57巻9号(2020年8月発行)
特集 患者満足度の高い便秘診療
57巻8号(2020年7月発行)
特集 真夏の診察室
57巻7号(2020年6月発行)
特集 運動・スポーツ×内科—内科医に求められるスポーツ医学とは
57巻6号(2020年5月発行)
特集 教えて! 健診/検診“ホントのところ”—エビデンスを知り,何を伝えるか
57巻5号(2020年4月発行)
特集 デキル内科医のコンサルト—専門医が教える隠れたエッセンス
57巻4号(2020年4月発行)
増刊号 早わかり診療ガイドライン100—エッセンス&リアルワールド
57巻3号(2020年3月発行)
特集 症状・治療歴から考える—薬の副作用の診断プロセス問題集60題
57巻2号(2020年2月発行)
特集 臨床に役立つ解剖・生理学
57巻1号(2020年1月発行)
特集 今の流れに乗り遅れない!—プライマリ・ケアでの呼吸器疾患の診かた・薬の使いかた
56巻13号(2019年12月発行)
特集 プライマリ・ケアのための—ポリファーマシー「超」整理法
56巻12号(2019年11月発行)
特集 内科医が押さえておくべき—検査の考えかたと落とし穴
56巻11号(2019年10月発行)
特集 不明熱を不明にしないために—実践から考えるケーススタディ
56巻10号(2019年9月発行)
特集 脱・「とりあえずCT」!—スマートな腹痛診療
56巻9号(2019年8月発行)
特集 みんなが知っておきたい透析診療—透析のキホンと患者の診かた
56巻8号(2019年7月発行)
特集 一歩踏み込んだ—内科エマージェンシーのトリセツ
56巻7号(2019年6月発行)
特集 抗菌薬をアップデートせよ!—耐性菌に立ち向かう! 適正化の手法から新薬の使い分けまで
56巻6号(2019年5月発行)
特集 糖尿病診療の“Q”—現場の疑問に答えます
56巻5号(2019年4月発行)
特集 しまった!日常診療のリアルから学ぶ—エラー症例問題集
56巻4号(2019年4月発行)
増刊号 一人でも慌てない!—「こんなときどうする?」の処方箋85
56巻3号(2019年3月発行)
特集 TPOで読み解く心電図
56巻2号(2019年2月発行)
特集 抗血栓療法のジレンマ—予防すべきは血栓か,出血か?
56巻1号(2019年1月発行)
特集 枠組みとケースから考える—消化器薬の選び方・使い方
55巻13号(2018年12月発行)
特集 これからの心不全診療への最新アプローチ—予防からチーム医療・先進医療まで
55巻12号(2018年11月発行)
特集 内科医のための「ちょいあて」エコー—POCUSのススメ
55巻11号(2018年10月発行)
特集 どんとこい! 内科医が支える—エンド・オブ・ライフ
55巻10号(2018年9月発行)
特集 クリティカル・ケアを極める—一歩進んだ総合内科医を目指して
55巻9号(2018年8月発行)
特集 もっともっとフィジカル!—黒帯級の技とパール
55巻8号(2018年7月発行)
特集 血液疾患を見逃さないために—プライマリ・ケアと専門医コンサルトのタイミング
55巻7号(2018年6月発行)
特集 ここさえ分かれば—輸液・水・電解質
55巻6号(2018年5月発行)
特集 プロブレムから学ぶ感染症診療—すぐに役立つ厳選シナリオ30選
55巻5号(2018年4月発行)
特集 明日のために解くべし!—総合内科問題集
55巻4号(2018年4月発行)
増刊号 プライマリ・ケアでおさえておきたい—重要薬・頻用薬
55巻3号(2018年3月発行)
特集 —クリニカル・クエスチョンで学ぶ—循環器薬の使い方
55巻2号(2018年2月発行)
特集 —デキる内科医の—神経内科コンサルト
55巻1号(2018年1月発行)
特集 気管支喘息・COPD診療に強くなる
54巻13号(2017年12月発行)
特集 骨関節内科
54巻12号(2017年11月発行)
特集 救急外来で役立つ!—意識障害の診かた—“あたま”と“からだ”で考える
54巻11号(2017年10月発行)
特集 自信をもって対応する—虚血性心疾患
54巻10号(2017年9月発行)
特集 内科医のためのクリニカル・パール3
54巻9号(2017年8月発行)
特集 皮膚疾患が治らない!—皮膚科医が教える“次の一手”
54巻8号(2017年7月発行)
特集 がん診療—内科医が知りたい30のエッセンス
54巻7号(2017年6月発行)
特集 外来診療必読エビデンス—日米比較で考える内科Standards of Excellence
54巻6号(2017年5月発行)
特集 プライマリ・ケア医のための消化器症候学
54巻5号(2017年4月発行)
特集 —症候別 すぐ役に立つ—救急画像診断—いつ撮る? どう見る?
54巻4号(2017年4月発行)
増刊号 総合内科医の必修臨床問題182問
54巻3号(2017年3月発行)
特集 トリコになる不整脈—診断と治療のすべて!
54巻2号(2017年2月発行)
特集 おさらい腎疾患—明日から役立つアプローチの基本
54巻1号(2017年1月発行)
特集 肺炎への最新アプローチ—ジェネラリストの立場とスペシャリストの視点から
53巻13号(2016年12月発行)
特集 内分泌疾患を診きわめる
53巻12号(2016年11月発行)
特集 どうする? メンタルな問題—精神症状に対して内科医ができること
53巻11号(2016年10月発行)
特集 主治医として診る高血圧診療
53巻10号(2016年9月発行)
特集 超高齢時代の内科診療
53巻9号(2016年8月発行)
特集 誰も教えてくれなかった—慢性便秘の診かた
53巻8号(2016年7月発行)
特集 胸部画像診断—症状や身体所見からのアプローチ
53巻7号(2016年6月発行)
特集 抗菌薬の考え方,使い方—ホントのところを聞いてみました
53巻6号(2016年5月発行)
特集 内科救急サバイバルブック—院内救急&地域でのマネジメント
53巻5号(2016年4月発行)
特集 心電図を詠む—心に残る24症例から
53巻4号(2016年4月発行)
増刊号 内科診断の道しるべ—その症候、どう診る どう考える
53巻3号(2016年3月発行)
特集 内科医がになう骨粗鬆症—診療と生活指導の最新情報
53巻2号(2016年2月発行)
特集 脳卒中はこう診る—新ガイドラインで何が変わったか
53巻1号(2016年1月発行)
特集 糖尿病治療薬Update—適正使用に向けて
52巻13号(2015年12月発行)
特集 抗血栓療法—おさえておきたい最新のエッセンス
52巻12号(2015年11月発行)
特集 外来で診るリンパ腫・骨髄腫—治癒または長期共存を目指して
52巻11号(2015年10月発行)
特集 いまアレルギー外来がおもしろい—安全で効果の高い治療を使いこなす
52巻10号(2015年9月発行)
特集 内科プライマリケアのための消化器診療Update
52巻9号(2015年8月発行)
特集 外来で出会う呼吸器common疾患
52巻8号(2015年7月発行)
特集 自信がもてる頭痛診療
52巻7号(2015年6月発行)
特集 心不全クロニクル—患者の人生に寄り添いながら診る
52巻6号(2015年5月発行)
特集 感染症診療 それ,ホント?
52巻5号(2015年4月発行)
特集 救急疾患,重症はこうして見極める—いつまでもヤブと思うなよ!
52巻4号(2015年4月発行)
増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第9集
52巻3号(2015年3月発行)
特集 がんを診る
52巻2号(2015年2月発行)
特集 ウイルス肝炎の薬物治療—変わりゆく治療戦略
52巻1号(2015年1月発行)
特集 循環器薬up to date 2015
51巻13号(2014年12月発行)
特集 最新情報をおさえる!—臨床栄養の活用ガイド
51巻12号(2014年11月発行)
特集 関節リウマチ・膠原病—症例で学ぶ診断と治療
51巻11号(2014年11月発行)
増刊号 CT・MRI—“戦略的”活用ガイド
51巻10号(2014年10月発行)
特集 すぐ役に立つ—呼吸器薬の標準的使い方
51巻9号(2014年9月発行)
特集 ここが知りたい循環器診療―パールとピットフォール
51巻8号(2014年8月発行)
特集 糖尿病患者を診る―治療と兼科のポイント
51巻7号(2014年7月発行)
特集 神経診察―そのポイントと次の一手
51巻6号(2014年6月発行)
特集 炎症性腸疾患攻略の手引き―これだけは知っておきたい!
51巻5号(2014年5月発行)
特集 内科医のための皮疹の診かたのロジック
51巻4号(2014年4月発行)
特集 虚血性心疾患up to date―内科医によるトータルマネジメント
51巻3号(2014年3月発行)
特集 もう見逃さない!迷わない!―非血液専門医のための血液診療
51巻2号(2014年2月発行)
特集 診て考えて実践する―水・電解質管理と輸液
51巻1号(2014年1月発行)
特集 消化器薬―新時代の治療指針
50巻13号(2013年12月発行)
特集 不整脈の診断と治療―ポイントをおさえよう
50巻12号(2013年11月発行)
特集 新時代の肺炎診療
50巻11号(2013年11月発行)
特集 内科診療にガイドラインを生かす
50巻10号(2013年10月発行)
特集 内分泌疾患に強くなる
50巻9号(2013年9月発行)
特集 内科医のためのクリニカル・パール2
50巻8号(2013年8月発行)
特集 今日から役立つ高血圧診療のノウハウ
50巻7号(2013年7月発行)
特集 “実践的”抗菌薬の使い方―その本質を理解する
50巻6号(2013年6月発行)
特集 最新の動脈硬化診療―どう診断し,どう治療するか?
50巻5号(2013年5月発行)
特集 胃食道逆流症(GERD)―“胸やけ”を診療する
50巻4号(2013年4月発行)
特集 エマージェンシーの予兆を察知する―リスクを評価し危機に備える
50巻3号(2013年3月発行)
特集 免疫反応と疾患
50巻2号(2013年2月発行)
特集 大きく変貌した脳梗塞の診断と治療
50巻1号(2013年1月発行)
特集 進化し続ける内科診療―世界が認めたブレイクスルー
49巻13号(2012年12月発行)
今月の主題 急性心不全への挑戦
49巻12号(2012年11月発行)
今月の主題 連携して診る腎疾患―タイムリーな紹介から患者マネジメントまで
49巻11号(2012年11月発行)
特集 いま,内科薬はこう使う
49巻10号(2012年10月発行)
今月の主題 外来・病棟でのプライマリケアに必要な感染症の知識
49巻9号(2012年9月発行)
今月の主題 内科診断の本道―病歴と身体診察情報からどこまでわかるか?
49巻8号(2012年8月発行)
今月の主題 痛風・高尿酸血症診療の新展開
49巻7号(2012年7月発行)
今月の主題 肝硬変update―より良き診療のために
49巻6号(2012年6月発行)
今月の主題 新規経口抗凝固薬の光と影
49巻5号(2012年5月発行)
今月の主題 糖尿病治療薬2012―皆が知りたい新しい治療A to Z
49巻4号(2012年4月発行)
今月の主題 神経内科エマージェンシー―日常臨床でどこまで対応できるか
49巻3号(2012年3月発行)
今月の主題 内科医のための気管支喘息とCOPD診療
49巻2号(2012年2月発行)
今月の主題 下痢と便秘―今日的アプローチ
49巻1号(2012年1月発行)
今月の主題 外してならない循環器薬の使い方 2012
48巻13号(2011年12月発行)
今月の主題 “がん診療”を内科医が担う時代
48巻12号(2011年11月発行)
今月の主題 内科診療に役立つメンズヘルス
48巻11号(2011年11月発行)
特集 内科 疾患インストラクションガイド―何をどう説明するか
48巻10号(2011年10月発行)
今月の主題 一般内科医がみる血液疾患―血液専門医との効率的な連携のために
48巻9号(2011年9月発行)
今月の主題 視ないで診る消化器疾患―考える内科医のアプローチ
48巻8号(2011年8月発行)
今月の主題 神経疾患common diseaseの診かた―内科医のためのminimum requirement
48巻7号(2011年7月発行)
今月の主題 内科疾患の予防戦略
48巻6号(2011年6月発行)
今月の主題 睡眠呼吸障害の克服―内科医が知っておきたい病態・症状・関連疾患
48巻5号(2011年5月発行)
今月の主題 脂質異常症―動脈硬化症を予防するためのStrategy
48巻4号(2011年4月発行)
今月の主題 緊急画像トラブルシューティング―内科医のためのPearlとPitfall
48巻3号(2011年3月発行)
今月の主題 臨床栄養Update 2011
48巻2号(2011年2月発行)
今月の主題 関節リウマチを疑ったら―診断・治療のUpdateと鑑別すべき膠原病
48巻1号(2011年1月発行)
今月の主題 皮膚から内科疾患を疑う
47巻13号(2010年12月発行)
今月の主題 これ血液悪性疾患?自分の守備範囲?―非専門医のための見分け方
47巻12号(2010年11月発行)
今月の主題 糖尿病診療Update―いま何が変わりつつあるのか
47巻11号(2010年10月発行)
特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第8集
47巻10号(2010年10月発行)
今月の主題 Helicobacter pylori―関連疾患と除菌療法のインパクト
47巻9号(2010年9月発行)
今月の主題 虚血性心疾患―プライマリケアは内科医が担う
47巻8号(2010年8月発行)
今月の主題 呼吸不全の診療
47巻7号(2010年7月発行)
今月の主題 高血圧診療―わかっていること・わからないこと
47巻6号(2010年6月発行)
今月の主題 酸塩基・電解質―日常で出くわす異常の診かた
47巻5号(2010年5月発行)
今月の主題 ワンランク上の内科エマージェンシー―もうだまされない! 非典型例から最新知識まで
47巻4号(2010年4月発行)
今月の主題 抗菌薬の使い方を究める
47巻3号(2010年3月発行)
今月の主題 ウイルス肝炎―日常診療のポイント
47巻2号(2010年2月発行)
今月の主題 アレルギー疾患を疑ったら,こう診る!
47巻1号(2010年1月発行)
今月の主題 ズバリ! 見えてくる不整脈
46巻13号(2009年12月発行)
今月の主題 腎臓病診療のエッセンス
46巻12号(2009年11月発行)
特集 CT・MRIアトラス Update―正常解剖と読影のポイント
46巻11号(2009年11月発行)
今月の主題 脳卒中の征圧をめざして
46巻10号(2009年10月発行)
今月の主題 一般内科診療における呼吸器薬の使い方
46巻9号(2009年9月発行)
今月の主題 内科医のためのクリニカル・パール―診療のキーポイントと心にのこる症例
46巻8号(2009年8月発行)
今月の主題 ガイドラインを基盤とした心不全の個別診療
46巻7号(2009年7月発行)
今月の主題 一般内科診療に役立つ消化器内視鏡ガイド―コンサルテーションのポイントから最新知識まで
46巻6号(2009年6月発行)
今月の主題 内分泌疾患を診るこつ
46巻5号(2009年5月発行)
今月の主題 肺血栓塞栓症 見逃さず迅速かつ的確な対応を
46巻4号(2009年4月発行)
今月の主題 苦手感染症の克服
46巻3号(2009年3月発行)
今月の主題 膵炎のマネジメント―急性膵炎・慢性膵炎・自己免疫性膵炎
46巻2号(2009年2月発行)
今月の主題 訴え・症状から考える神経所見のとり方
46巻1号(2009年1月発行)
今月の主題 循環器薬の使い方 2009
45巻13号(2008年12月発行)
特集 目でみる診療基本手技
45巻12号(2008年12月発行)
今月の主題 末梢血検査異常 何を考え,どう対応するか
45巻11号(2008年11月発行)
今月の主題 浮腫をどう診るか
45巻10号(2008年10月発行)
今月の主題 内科の基本 肺炎をきわめる
45巻9号(2008年9月発行)
今月の主題 Multiple problemsの治療戦略
45巻8号(2008年8月発行)
今月の主題 内科医のためのがん診療Update
45巻7号(2008年7月発行)
今月の主題 主治医として診る後期高齢者
45巻6号(2008年6月発行)
今月の主題 実践! 糖尿病診療
45巻5号(2008年5月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患と機能性腸疾患─病態の理解と求められる対応
45巻4号(2008年4月発行)
今月の主題 一般内科医が診る循環器疾患―3大病態を把握する
45巻3号(2008年3月発行)
今月の主題 内科医が診る骨粗鬆症
45巻2号(2008年2月発行)
今月の主題 しびれと痛み 患者の“何か変な感じ”をどう受け止め,応じていくか
45巻1号(2008年1月発行)
今月の主題 プライマリケア医が主役―膠原病・関節リウマチの早期診断・早期治療
44巻13号(2007年12月発行)
今月の主題 内科外来でみるウィメンズ・ヘルス
44巻12号(2007年11月発行)
特集 一般医のためのエコー活用法
44巻11号(2007年11月発行)
今月の主題 内科臨床に役立つ心療内科的アプローチ
44巻10号(2007年10月発行)
今月の主題 最新ガイドラインに基づく喘息とCOPDの診療
44巻9号(2007年9月発行)
今月の主題 消化器薬の使い方Update
44巻8号(2007年8月発行)
今月の主題 動脈硬化のトータルマネジメント
44巻7号(2007年7月発行)
今月の主題 内科医が診る睡眠障害
44巻6号(2007年6月発行)
今月の主題 認知症のプライマリケア
44巻5号(2007年5月発行)
今月の主題 ウイルス肝炎 実地診療A to Z
44巻4号(2007年4月発行)
今月の主題 内科エマージェンシー2007 鬼門を克服する
44巻3号(2007年3月発行)
今月の主題 日常診療・当直のための酸塩基平衡,水・電解質,輸液
44巻2号(2007年2月発行)
今月の主題 症例からみる肺疾患のCT画像
44巻1号(2007年1月発行)
今月の主題 高血圧の臨床―焦点の合った個別診療へ向けて
43巻13号(2006年12月発行)
今月の主題 理解しよう! 下痢と便秘
43巻12号(2006年11月発行)
特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか
43巻11号(2006年11月発行)
今月の主題 頭痛治療の疑問を解決する
43巻10号(2006年10月発行)
今月の主題 皮膚から見つける内科疾患
43巻9号(2006年9月発行)
今月の主題 循環器薬の使い方 2006
43巻8号(2006年8月発行)
今月の主題 消化器内視鏡治療の現在
43巻7号(2006年7月発行)
今月の主題 血液腫瘍はどこまで治し得るのか
43巻6号(2006年6月発行)
今月の主題 ベッドサイドの免疫学-免疫疾患に強くなるために
43巻5号(2006年5月発行)
今月の主題 経静脈・経腸栄養―プランニングとその実践
43巻4号(2006年4月発行)
今月の主題 抗菌薬を使いこなそう!―実地臨床での正しい選択と投与法
43巻3号(2006年3月発行)
今月の主題 腎・尿路疾患―一般診療から専門診療へ
43巻2号(2006年2月発行)
今月の主題 ブレインアタック2006―t-PA時代の診断と治療
43巻1号(2006年1月発行)
今月の主題 糖尿病の臨床―基礎知識を実践に生かす
42巻13号(2005年12月発行)
今月の主題 急性冠症候群へのアプローチ
42巻12号(2005年11月発行)
特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第7集
42巻11号(2005年11月発行)
今月の主題 内科医が知っておくべき がん治療
42巻10号(2005年10月発行)
今月の主題 これだけは知っておきたい呼吸器薬の使い方
42巻9号(2005年9月発行)
今月の主題 アルコールと内科疾患
42巻8号(2005年8月発行)
今月の主題 胆膵疾患はこう診る―緊急処置からフォローアップまで
42巻7号(2005年7月発行)
今月の主題 臨床で出遭う内分泌疾患
42巻6号(2005年6月発行)
今月の主題 内科emergency―爆弾を踏まない!
42巻5号(2005年5月発行)
今月の主題 内科医が診る関節リウマチ
42巻4号(2005年4月発行)
今月の主題 これだけは知っておきたい不整脈の診かたと治療のポイント
42巻3号(2005年3月発行)
今月の主題 Digital時代の脳神経画像診断
42巻2号(2005年2月発行)
今月の主題 肥満症―診断・治療の新展開
42巻1号(2005年1月発行)
今月の主題 日常診療で診るGERD(胃食道逆流症)
41巻13号(2004年12月発行)
今月の主題 ミネラルと骨代謝異常と骨粗鬆症
41巻12号(2004年11月発行)
特集 臨床医必携 単純X線写真の読み方・使い方
41巻11号(2004年11月発行)
今月の主題 慢性心不全を最近の知見から整理する―病態生理から治療まで
41巻10号(2004年10月発行)
今月の主題 肝疾患の疑問に答える―研修医と内科医のために
41巻9号(2004年9月発行)
今月の主題 内科レッド・フラッグサイン―よくある症候から危険を見抜く
41巻8号(2004年8月発行)
今月の主題 内科医が診るしびれと痛み
41巻7号(2004年7月発行)
今月の主題 臨床医のための呼吸調節と障害
41巻6号(2004年6月発行)
今月の主題 血栓症の予防と治療
41巻5号(2004年5月発行)
今月の主題 臨床行動に結びつく検査戦略
41巻4号(2004年4月発行)
今月の主題 内科コモンプロブレム
41巻3号(2004年3月発行)
今月の主題 アレルギー診療Update
41巻2号(2004年2月発行)
今月の主題 腹部疾患をエコーで診る
41巻1号(2004年1月発行)
今月の主題 高血圧診療のエビデンスと個別的治療―主治医の役割とジレンマ
40巻13号(2003年12月発行)
今月の主題 肺炎
40巻12号(2003年11月発行)
特集 臨床研修コアスキル
40巻11号(2003年11月発行)
今月の主題 水・電解質と輸液
40巻10号(2003年10月発行)
今月の主題 前期高齢者・後期高齢者を診る
40巻9号(2003年9月発行)
今月の主題 消化器疾患のエビデンスとエキスパート・オピニオン
40巻8号(2003年8月発行)
今月の主題 循環器薬の使い方 2003
40巻7号(2003年7月発行)
今月の主題 ブレイン アタック―超急性期から維持期まで
40巻6号(2003年6月発行)
今月の主題 内科医のための皮膚科的スキル
40巻5号(2003年5月発行)
今月の主題 一般医も診る血液疾患
40巻4号(2003年4月発行)
今月の主題 緊急時に画像診断を使いこなす
40巻3号(2003年3月発行)
今月の主題 糖尿病にどう対処するか
40巻2号(2003年2月発行)
今月の主題 臓器感染と抗菌薬のえらび方
40巻1号(2003年1月発行)
今月の主題 内科医と虚血性心疾患
39巻13号(2002年12月発行)
今月の主題 内科臨床における“こころ”と“からだ”
39巻12号(2002年11月発行)
今月の主題 画像でせまる呼吸器疾患
39巻11号(2002年10月発行)
増刊号 内科医が使う薬の副作用・相互作用
39巻10号(2002年10月発行)
今月の主題 一般医も診なければならないB型・C型肝炎
39巻9号(2002年9月発行)
今月の主題 内科医に必要な血管疾患診療の知識
39巻8号(2002年8月発行)
今月の主題 内分泌疾患の拾い上げとマネジメント
39巻7号(2002年7月発行)
今月の主題 わかりやすい不整脈診療
39巻6号(2002年6月発行)
今月の主題 頭痛とめまい—外来診療ガイド
39巻5号(2002年5月発行)
今月の主題 腸疾患診療のノウハウ
39巻4号(2002年4月発行)
今月の主題 動脈硬化と高脂血症
39巻3号(2002年3月発行)
今月の主題 わかりやすいゲノム・再生医療の基礎・現状・展望
39巻2号(2002年2月発行)
今月の主題 臨床栄養Update
39巻1号(2002年1月発行)
今月の主題 呼吸器薬の使い方 2002
38巻13号(2001年12月発行)
今月の主題 内科医のためのレディース・クリニックII
38巻12号(2001年11月発行)
今月の主題 腎・尿路系疾患を診る
38巻11号(2001年10月発行)
増刊号 CT・MRIアトラス—正常解剖と読影のポイント
38巻10号(2001年10月発行)
今月の主題 新しい概念に基づいた慢性心不全診療
38巻9号(2001年9月発行)
今月の主題 内科医ができる癌患者への対応
38巻8号(2001年8月発行)
今月の主題 Cognitive Disorder—内科医が知っておくべき認知機能障害
38巻7号(2001年7月発行)
今月の主題 内科医が知っておきたい外科的治療のUpdate
38巻6号(2001年6月発行)
今月の主題 臨床に活かす免疫学
38巻5号(2001年5月発行)
今月の主題 動きながら考える内科エマージェンシー
38巻4号(2001年4月発行)
今月の主題 Geriatrics—高齢者のQOLをみる医療
38巻3号(2001年3月発行)
今月の主題 内科医が診るリウマチ
38巻2号(2001年2月発行)
今月の主題 Hematological malignancy—診断と治療の現状と展望
38巻1号(2001年1月発行)
今月の主題 抗菌薬マネジメント—細菌感染症治療の基礎と実践
37巻13号(2000年12月発行)
今月の主題 糖尿病と合併症へのアプローチ
37巻12号(2000年11月発行)
今月の主題 消化器薬の使い方 2001
37巻11号(2000年10月発行)
増刊号 臨床医のための最新エコー法
37巻10号(2000年10月発行)
今月の主題 肺炎—市中感染と院内感染
37巻9号(2000年9月発行)
今月の主題 「考える」診断学—病歴と診察のEBM
37巻8号(2000年8月発行)
今月の主題 循環器薬の使い方 2000
37巻7号(2000年7月発行)
今月の主題 ブレインアタック Brain attack
37巻6号(2000年6月発行)
今月の主題 症例から学ぶ水電解質・酸塩基平衡異常
37巻5号(2000年5月発行)
今月の主題 血栓症と抗血栓薬
37巻4号(2000年4月発行)
今月の主題 内科医のための皮膚所見の診かた
37巻3号(2000年3月発行)
今月の主題 高血圧の診療—新しい話題
37巻2号(2000年2月発行)
今月の主題 アレルギー診療の実際
37巻1号(2000年1月発行)
今月の主題 急性冠症候群
36巻13号(1999年12月発行)
今月の主題 Evidenceに基づいた内科疾患の予防
36巻12号(1999年11月発行)
今月の主題 内科医のためのCT
36巻11号(1999年10月発行)
増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第6集
36巻10号(1999年10月発行)
今月の主題 見逃しやすい内分泌疾患
36巻9号(1999年9月発行)
今月の主題 下痢と便秘
36巻8号(1999年8月発行)
今月の主題 ニューロパチーとミオパチー
36巻7号(1999年7月発行)
今月の主題 不整脈患者のマネジメント
36巻6号(1999年6月発行)
今月の主題 慢性呼吸不全に必要な基礎知識
36巻5号(1999年5月発行)
今月の主題 高齢者医療—現状と展望
36巻4号(1999年4月発行)
今月の主題 検査異常から考える血液疾患
36巻3号(1999年3月発行)
今月の主題 高脂血症と動脈硬化
36巻2号(1999年2月発行)
今月の主題 肝疾患診療 1999
36巻1号(1999年1月発行)
今月の主題 抗菌薬の適切な使い方
35巻13号(1998年12月発行)
今月の主題 内科evidenceは果たしてあるのか
35巻12号(1998年11月発行)
今月の主題 糖尿病の患者を受け持ったら
35巻11号(1998年10月発行)
増刊号 内科エマージェンシーと救急手技
35巻10号(1998年10月発行)
今月の主題 膠原病・リウマチ性疾患
35巻9号(1998年9月発行)
今月の主題 腹部エコーToday
35巻8号(1998年8月発行)
今月の主題 循環器疾患の低侵襲治療
35巻7号(1998年7月発行)
今月の主題 腎・尿路系の問題とマネジメント
35巻6号(1998年6月発行)
今月の主題 カルシウム・骨代謝異常症と骨粗鬆症
35巻5号(1998年5月発行)
今月の主題 内科医がよく遭遇する血管疾患
35巻4号(1998年4月発行)
今月の主題 狭心症—日常臨床へのExpertise
35巻3号(1998年3月発行)
今月の主題 内科医に必要な癌のマネジメント
35巻2号(1998年2月発行)
今月の主題 経静脈・経腸栄養療法のストラテジー
35巻1号(1998年1月発行)
今月の主題 自己免疫性肝疾患のNew Wave
34巻13号(1997年12月発行)
今月の主題 脳卒中プラクティス
34巻12号(1997年11月発行)
今月の主題 臨床医のための遺伝子工学
34巻11号(1997年10月発行)
増刊号 内科医のMRIとのつきあいかた
34巻10号(1997年10月発行)
今月の主題 肺炎と肺臓炎
34巻9号(1997年9月発行)
今月の主題 外来診療でここまでできる
34巻8号(1997年8月発行)
今月の主題 循環器薬の使い方 1997
34巻7号(1997年7月発行)
今月の主題 頭痛とめまいの外来診療
34巻6号(1997年6月発行)
今月の主題 白血病—日常の診療に必要な知識
34巻5号(1997年5月発行)
今月の主題 日常臨床にみる水・電解質と酸塩基平衡
34巻4号(1997年4月発行)
今月の主題 高血圧の治療—新しい時代を迎えて
34巻3号(1997年3月発行)
今月の主題 消化器疾患の低侵襲治療手技
34巻2号(1997年2月発行)
今月の主題 アレルギー疾患の最近の考え方と治療
34巻1号(1997年1月発行)
今月の主題 臓器感染症へのアプローチ
33巻13号(1996年12月発行)
今月の主題 内分泌疾患の検査
33巻12号(1996年11月発行)
増刊号 Common Drugs 350の投与戦略
33巻11号(1996年11月発行)
今月の主題 心エコーToday
33巻10号(1996年10月発行)
今月の主題 内科医のための痴呆の最新知識
33巻9号(1996年9月発行)
今月の主題 レディースクリニック
33巻8号(1996年8月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患治療のジャイアント・ステップス
33巻7号(1996年7月発行)
今月の主題 血栓症とDIC
33巻6号(1996年6月発行)
今月の主題 内科医のためのInterventional Radiology
33巻5号(1996年5月発行)
今月の主題 心不全を見直す
33巻4号(1996年4月発行)
今月の主題 皮膚科から内科医へのアドバイス
33巻3号(1996年3月発行)
今月の主題 肝疾患Q&A
33巻2号(1996年2月発行)
今月の主題 糖尿病臨床の最先端
33巻1号(1996年1月発行)
今月の主題 抗生物質をどう使うか
32巻13号(1995年12月発行)
今月の主題 慢性関節リウマチとリウマチ周辺疾患
32巻12号(1995年11月発行)
増刊号 Common Disease 200の治療戦略
32巻11号(1995年11月発行)
今月の主題 脳卒中
32巻10号(1995年10月発行)
今月の主題 見えてきた腎疾患
32巻9号(1995年9月発行)
今月の主題 呼吸器疾患の画像診断
32巻8号(1995年8月発行)
今月の主題 急性心筋梗塞Q&A
32巻7号(1995年7月発行)
今月の主題 高齢者医療の新しい視点
32巻6号(1995年6月発行)
今月の主題 内科臨床における心身医療
32巻5号(1995年5月発行)
今月の主題 不整脈診療のための心電図の見方
32巻4号(1995年4月発行)
今月の主題 脂質代謝と動脈硬化
32巻3号(1995年3月発行)
今月の主題 免疫学の理解とその臨床
32巻2号(1995年2月発行)
今月の主題 小児疾患とキャリーオーバー診療
32巻1号(1995年1月発行)
今月の主題 消化器疾患の画像診断
31巻13号(1994年12月発行)
今月の主題 狭心症—診断と治療の進歩
31巻12号(1994年11月発行)
今月の主題 呼吸器薬の使い方
31巻11号(1994年10月発行)
増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第5集
31巻10号(1994年10月発行)
今月の主題 内科エマージェンシー
31巻9号(1994年9月発行)
今月の主題 水電解質・酸塩基平衡の調節とその異常
31巻8号(1994年8月発行)
今月の主題 神経疾患の画像診断
31巻7号(1994年7月発行)
今月の主題 循環器薬の使い方 1994
31巻6号(1994年6月発行)
今月の主題 臨床医のための栄養ガイダンス
31巻5号(1994年5月発行)
今月の主題 外科から内科へのメッセージ
31巻4号(1994年4月発行)
今月の主題 First-line検査
31巻3号(1994年3月発行)
今月の主題 臨床医のための血液疾患の理解
31巻2号(1994年2月発行)
今月の主題 内分泌疾患診療と研究の最前線
31巻1号(1994年1月発行)
今月の主題 消化器疾患の治療法—1994年の再評価
30巻13号(1993年12月発行)
今月の主題 循環器疾患の画像診断
30巻12号(1993年11月発行)
今月の主題 閉塞性肺疾患の診断と治療
30巻11号(1993年10月発行)
今月の主題 膠原病—診断へのアプローチと最新の治療法
30巻10号(1993年9月発行)
増刊号 これだけは知っておきたいX線写真読影のポイント
30巻9号(1993年9月発行)
今月の主題 消化性潰瘍治療の新展開
30巻8号(1993年8月発行)
今月の主題 糖尿病 1993
30巻7号(1993年7月発行)
今月の主題 抗生物質の使い方 1993
30巻6号(1993年6月発行)
今月の主題 心不全診療の新たな展開
30巻5号(1993年5月発行)
今月の主題 症例にみる血液浄化療法の進歩
30巻4号(1993年4月発行)
今月の主題 白血病—研究と診療の最新情報
30巻3号(1993年3月発行)
今月の主題 ウイルス肝炎ABC
30巻2号(1993年2月発行)
今月の主題 内科疾患患者の生活指導
30巻1号(1993年1月発行)
今月の主題 出血傾向の臨床
29巻13号(1992年12月発行)
今月の主題 神経症候—リアルタイムの診療
29巻12号(1992年11月発行)
今月の主題 臨床医のためのわかりやすい免疫学
29巻11号(1992年10月発行)
増刊号 図解 診療基本手技 第2集
29巻10号(1992年10月発行)
今月の主題 心電図の読み方から不整脈診療へ
29巻9号(1992年9月発行)
今月の主題 肝硬変から肝細胞癌へ—臨床医の正しい診療のために
29巻8号(1992年8月発行)
今月の主題 胸部X線からの肺疾患の診断と治療
29巻7号(1992年7月発行)
今月の主題 虚血性心疾患Today
29巻6号(1992年6月発行)
今月の主題 内科医のためのCT・MRI
29巻5号(1992年5月発行)
今月の主題 よくわかる水・電解質と酸塩基平衡
29巻4号(1992年4月発行)
今月の主題 Common Diseases リアルタイムの診断・治療手順
29巻3号(1992年3月発行)
今月の主題 高脂血症の日常診療
29巻2号(1992年2月発行)
今月の主題 胆道系疾患1992
29巻1号(1992年1月発行)
今月の主題 循環器薬の使い方 '92
28巻13号(1991年12月発行)
今月の主題 高血圧治療の実際と新たな展開
28巻12号(1991年11月発行)
今月の主題 よくわかる内分泌疾患
28巻11号(1991年10月発行)
増刊号 わかりやすいエコー法の臨床
28巻10号(1991年10月発行)
今月の主題 臓器感染症と抗生物質の選択
28巻9号(1991年9月発行)
今月の主題 大腸疾患診療の新時代
28巻8号(1991年8月発行)
今月の主題 心不全へのアプローチ
28巻7号(1991年7月発行)
今月の主題 リンパ系疾患の臨床
28巻6号(1991年6月発行)
今月の主題 輸液療法の実際
28巻5号(1991年5月発行)
今月の主題 糖尿病診療の実際
28巻4号(1991年4月発行)
今月の主題 消化器薬の使い方—その効果と限界
28巻3号(1991年3月発行)
今月の主題 最新の肺癌診療
28巻2号(1991年2月発行)
今月の主題 アレルギー疾患診療の実際
28巻1号(1991年1月発行)
今月の主題 不整脈診療プラクティス
27巻13号(1990年12月発行)
今月の主題 STROKE—脳卒中診療のポイント
27巻12号(1990年11月発行)
今月の主題 膠原病—活動性の評価と治療の選択
27巻11号(1990年10月発行)
今月の主題 ベッドサイドの痴呆学
27巻10号(1990年9月発行)
増刊号 内科エマージェンシーと救急手技
27巻9号(1990年9月発行)
今月の主題 ウイルス肝炎1990
27巻8号(1990年8月発行)
今月の主題 内科医のための小児診療のコツ
27巻7号(1990年7月発行)
今月の主題 抗生物質の使い方
27巻6号(1990年6月発行)
今月の主題 わかりやすい心電図の臨床
27巻5号(1990年5月発行)
今月の主題 呼吸不全の臨床
27巻4号(1990年4月発行)
今月の主題 白血病—最新の知見と治療
27巻3号(1990年3月発行)
今月の主題 臨床医のための免疫学
27巻2号(1990年2月発行)
今月の主題 消化器診療のcontroversy
27巻1号(1990年1月発行)
今月の主題 再灌流療法時代の急性心筋梗塞診療
26巻13号(1989年12月発行)
今月の主題 痛みの診断とその対策
26巻12号(1989年11月発行)
今月の主題 凝固・線溶系の臨床1989
26巻11号(1989年10月発行)
今月の主題 水・電解質と酸塩基平衡
26巻10号(1989年9月発行)
増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第4集
26巻9号(1989年9月発行)
今月の主題 循環器薬の使い方
26巻8号(1989年8月発行)
今月の主題 膵・胆道疾患の臨床
26巻7号(1989年7月発行)
今月の主題 内科エマージェンシー
26巻6号(1989年6月発行)
今月の主題 糖尿病マネージメントUpdate
26巻5号(1989年5月発行)
今月の主題 内科医のための他科疾患プライマリ・ケア
26巻4号(1989年4月発行)
今月の主題 輸血の実際と血液製剤
26巻3号(1989年3月発行)
今月の主題 高脂血症と動脈硬化
26巻2号(1989年2月発行)
今月の主題 内科医のための癌治療のオリエンテーション
26巻1号(1989年1月発行)
今月の主題 新しい不整脈診療
25巻13号(1988年12月発行)
今月の主題 輸液・栄養療法
25巻12号(1988年11月発行)
今月の主題 腎疾患診療の実際
25巻11号(1988年10月発行)
今月の主題 抗生物質の使い方
25巻10号(1988年9月発行)
増刊号 診断基準とその使い方
25巻9号(1988年9月発行)
今月の主題 カルシウム代謝と骨
25巻8号(1988年8月発行)
今月の主題 老人診療のポイント
25巻7号(1988年7月発行)
今月の主題 高血圧治療のポイント
25巻6号(1988年6月発行)
今月の主題 リウマチとその周辺
25巻5号(1988年5月発行)
今月の主題 肝炎への新しいアプローチ
25巻4号(1988年4月発行)
今月の主題 今日の心不全診療
25巻3号(1988年3月発行)
今月の主題 消化性潰瘍とその周辺
25巻2号(1988年2月発行)
今月の主題 炎症性肺疾患へのアプローチ
25巻1号(1988年1月発行)
今月の主題 白血病とリンパ腫
24巻13号(1987年12月発行)
今月の主題 免疫不全とAIDS
24巻12号(1987年11月発行)
今月の主題 脳卒中up-to-date
24巻11号(1987年10月発行)
今月の主題 虚血性心疾患の最前線
24巻10号(1987年9月発行)
増刊号 これだけは知っておきたい薬の使い方
24巻9号(1987年9月発行)
今月の主題 肝硬変と肝癌
24巻8号(1987年8月発行)
今月の主題 膠原病診療の実際
24巻7号(1987年7月発行)
今月の主題 肝・胆・膵疾患の画像診断
24巻6号(1987年6月発行)
今月の主題 循環器疾患の画像診断
24巻5号(1987年5月発行)
今月の主題 内科医に必要な救急治療
24巻4号(1987年4月発行)
今月の主題 呼吸不全とその管理
24巻3号(1987年3月発行)
今月の主題 甲状腺疾患—up-to-date
24巻2号(1987年2月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患とその周辺—診断と治療
24巻1号(1987年1月発行)
今月の主題 糖尿病診療の現況
23巻13号(1986年12月発行)
臨時増刊特集 図解 診療基本手技
23巻12号(1986年12月発行)
今月の主題 血流障害と血栓・塞栓症
23巻11号(1986年11月発行)
今月の主題 意識障害へのアプローチ
23巻10号(1986年10月発行)
今月の主題 感染症の動向と抗生物質
23巻9号(1986年9月発行)
今月の主題 狭心症—各種治療手段の適応
23巻8号(1986年8月発行)
今月の主題 内科医のための小児診療のコツ
23巻7号(1986年7月発行)
今月の主題 呼吸器と免疫・アレルギー
23巻6号(1986年6月発行)
今月の主題 体液・電解質補正の実際
23巻5号(1986年5月発行)
今月の主題 水電解質と酸塩基平衡
23巻4号(1986年4月発行)
今月の主題 消化器薬の使い方
23巻3号(1986年3月発行)
今月の主題 アルコール障害
23巻2号(1986年2月発行)
今月の主題 止血機構とその異常
23巻1号(1986年1月発行)
今月の主題 不整脈診療の実際
22巻13号(1985年12月発行)
今月の主題 めまいの臨床
22巻12号(1985年12月発行)
臨時増刊特集 エコー法の現況
22巻11号(1985年11月発行)
今月の主題 生体防御と感染症
22巻10号(1985年10月発行)
今月の主題 腎疾患—最近の展開とトピックス
22巻9号(1985年9月発行)
今月の主題 白血病—最新の知見と治療の進歩
22巻8号(1985年8月発行)
今月の主題 高血圧症—今日の治療
22巻7号(1985年7月発行)
今月の主題 抗炎症剤の進歩と使い方
22巻6号(1985年6月発行)
今月の主題 ウイルス肝炎—現況と展望
22巻5号(1985年5月発行)
今月の主題 免疫反応と臓器疾患
22巻4号(1985年4月発行)
今月の主題 胆道疾患診療のトピックス
22巻3号(1985年3月発行)
今月の主題 内分泌疾患の新たな展開
22巻2号(1985年2月発行)
今月の主題 筋疾患とその周辺
22巻1号(1985年1月発行)
今月の主題 心不全診療の動向
21巻13号(1984年12月発行)
今月の主題 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
21巻12号(1984年12月発行)
臨時増刊特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第3集
21巻11号(1984年11月発行)
今月の主題 脳血管障害のトピックス
21巻10号(1984年10月発行)
今月の主題 リンパ系疾患へのアプローチ
21巻9号(1984年9月発行)
今月の主題 膠原病—最新の知識
21巻8号(1984年8月発行)
今月の主題 下痢と腸疾患
21巻7号(1984年7月発行)
今月の主題 循環器薬の使い方
21巻6号(1984年6月発行)
今月の主題 糖尿病診療の実際
21巻5号(1984年5月発行)
今月の主題 酸塩基平衡の異常
21巻4号(1984年4月発行)
今月の主題 気管支喘息—病態から治療まで
21巻3号(1984年3月発行)
今月の主題 腎疾患—早期診断から管理まで
21巻2号(1984年2月発行)
今月の主題 中枢神経系の感染症
21巻1号(1984年1月発行)
今月の主題 新しい栄養療法
20巻13号(1983年12月発行)
今月の主題 胃・十二指腸潰瘍—その基礎と臨床のすべて
20巻12号(1983年12月発行)
臨時増刊特集 問題となるケースの治療のポイント
20巻11号(1983年11月発行)
今月の主題 各種病態における抗生物質の使い方
20巻10号(1983年10月発行)
今月の主題 血小板の臨床
20巻9号(1983年9月発行)
今月の主題 肝硬変と肝癌
20巻8号(1983年8月発行)
今月の主題 臨床医のための神経内科学
20巻7号(1983年7月発行)
今月の主題 不整脈のトピックス
20巻6号(1983年6月発行)
今月の主題 内科医に必要な救急治療
20巻5号(1983年5月発行)
今月の主題 水と電解質
20巻4号(1983年4月発行)
今月の主題 膵疾患診療のトピックス
20巻3号(1983年3月発行)
今月の主題 呼吸不全—その実態と治療
20巻2号(1983年2月発行)
今月の主題 免疫からみた腸疾患
20巻1号(1983年1月発行)
今月の主題 心筋梗塞のハイライト
19巻13号(1982年12月発行)
今月の主題 内科医に必要な泌尿器科の知識
19巻12号(1982年12月発行)
臨時増刊特集 目でみるトレーニング―新作問題248題とその解説
19巻11号(1982年11月発行)
今月の主題 高血圧症—今日の知識
19巻10号(1982年10月発行)
今月の主題 自律神経失調症—心身症としての考え方・扱い方
19巻9号(1982年9月発行)
今月の主題 腎疾患診療のトピックス
19巻8号(1982年8月発行)
今月の主題 実地医に必要な臨床検査のベース
19巻7号(1982年7月発行)
今月の主題 カルシウム代謝の基礎と臨床
19巻6号(1982年6月発行)
今月の主題 癌治療の最前線
19巻5号(1982年5月発行)
今月の主題 血清リポ蛋白の異常
19巻4号(1982年4月発行)
今月の主題 狭心症とその周辺
19巻3号(1982年3月発行)
今月の主題 リハビリテーションの現況
19巻2号(1982年2月発行)
今月の主題 感染症と免疫
19巻1号(1982年1月発行)
今月の主題 内分泌疾患—今日の知識
18巻13号(1981年12月発行)
今月の主題 肺機能検査から疾患肺へ
18巻12号(1981年11月発行)
臨時増刊特集 臨床医のためのCTスキャン
18巻11号(1981年11月発行)
今月の主題 白血病—最新の概念と治療
18巻10号(1981年10月発行)
今月の主題 脳循環の基礎と臨床
18巻9号(1981年9月発行)
今月の主題 ウイルス肝炎のトピックス
18巻8号(1981年8月発行)
今月の主題 心エコー法の現況
18巻7号(1981年7月発行)
今月の主題 腹部エコー法の現況—癌診断を中心に
18巻6号(1981年6月発行)
今月の主題 膠原病—最近の考え方
18巻5号(1981年5月発行)
今月の主題 出血とその対策
18巻4号(1981年4月発行)
今月の主題 臨床栄養学—最近の進歩
18巻3号(1981年3月発行)
今月の主題 肺癌—最近の知識
18巻2号(1981年2月発行)
今月の主題 心不全の動向
18巻1号(1981年1月発行)
今月の主題 糖尿病診療の現況
17巻13号(1980年12月発行)
今月の主題 内科医に必要な脳神経外科の知識
17巻12号(1980年11月発行)
臨時増刊特集 これだけは知っておきたい診断のポイント
17巻11号(1980年11月発行)
今月の主題 高血圧症—最近の動向と展望
17巻10号(1980年10月発行)
今月の主題 感染症—治療の実際
17巻9号(1980年9月発行)
今月の主題 膵と胆道疾患
17巻8号(1980年8月発行)
今月の主題 今日の血液形態学
17巻7号(1980年7月発行)
今月の主題 アレルギーの現況
17巻6号(1980年6月発行)
今月の主題 慢性肝炎をめぐる諸問題
17巻5号(1980年5月発行)
今月の主題 甲状腺疾患診療の進歩
17巻4号(1980年4月発行)
今月の主題 最近の腎疾患の基礎と臨床
17巻3号(1980年3月発行)
今月の主題 肺の炎症性疾患—最近の動向
17巻2号(1980年2月発行)
今月の主題 末梢性ニューロパチー
17巻1号(1980年1月発行)
今月の主題 心膜疾患の臨床
16巻13号(1979年12月発行)
今月の主題 消化管ホルモンの基礎と臨床
16巻12号(1979年11月発行)
今月の主題 血管炎とその臨床
16巻11号(1979年10月発行)
臨時増刊特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第2集
16巻10号(1979年10月発行)
今月の主題 酸塩基平衡の実際
16巻9号(1979年9月発行)
今月の主題 内科医に必要な精神科の知識
16巻8号(1979年8月発行)
今月の主題 腸疾患の臨床
16巻7号(1979年7月発行)
今月の主題 癌と免疫
16巻6号(1979年6月発行)
今月の主題 血栓とその臨床
16巻5号(1979年5月発行)
今月の主題 胃癌とその周辺
16巻4号(1979年4月発行)
今月の主題 肺機能検査の実際
16巻3号(1979年3月発行)
今月の主題 臨床家のための輸血学
16巻2号(1979年2月発行)
今月の主題 パーキンソン病とその周辺
16巻1号(1979年1月発行)
今月の主題 心筋症—その展望
15巻13号(1978年12月発行)
今月の主題 リポ蛋白—最近の知識
15巻12号(1978年12月発行)
臨時増刊特集 これだけは知っておきたい治療のポイント 第2集
15巻11号(1978年11月発行)
今月の主題 デルマドローム—内科疾患と皮膚病変
15巻10号(1978年10月発行)
今月の主題 人工透析か腎移植か
15巻9号(1978年9月発行)
今月の主題 肝疾患のトピックス
15巻8号(1978年8月発行)
今月の主題 慢性骨髄増殖症候群
15巻7号(1978年7月発行)
今月の主題 実地医のための臨床細菌学
15巻6号(1978年6月発行)
今月の主題 免疫診断法と免疫療法
15巻5号(1978年5月発行)
今月の主題 消化・吸収の基礎と臨床
15巻4号(1978年4月発行)
今月の主題 新しい糖尿病の臨床
15巻3号(1978年3月発行)
今月の主題 胸痛の診かた・とらえかた
15巻2号(1978年2月発行)
今月の主題 急性期脳卒中の臨床
15巻1号(1978年1月発行)
今月の主題 急性期脳卒中の臨床
14巻13号(1977年12月発行)
今月の主題 知っておきたい骨・関節疾患の診かた
14巻12号(1977年12月発行)
臨時増刊特集 診断基準とその使い方
14巻11号(1977年11月発行)
今月の主題 呼吸不全とその管理
14巻10号(1977年10月発行)
今月の主題 高血圧の問題点と最近の治療
14巻9号(1977年9月発行)
今月の主題 浮腫と臨床
14巻8号(1977年8月発行)
今月の主題 癌治療の最前線
14巻7号(1977年7月発行)
今月の主題 腹痛の診かた・とらえかた
14巻6号(1977年6月発行)
今月の主題 DICとその周辺
14巻5号(1977年5月発行)
今月の主題 めまいの基礎と臨床
14巻4号(1977年4月発行)
今月の主題 内分泌疾患診断の進歩
14巻3号(1977年3月発行)
今月の主題 熱性疾患への臨床的アプローチ
14巻2号(1977年2月発行)
今月の主題 消化器癌のトピックス
14巻1号(1977年1月発行)
今月の主題 心筋梗塞—今日の問題点
13巻13号(1976年12月発行)
今月の主題 ミオパチー最近の進歩
13巻12号(1976年12月発行)
臨時増刊特集 日常役立つ診療技術
13巻11号(1976年11月発行)
今月の主題 電解質異常のすべて
13巻10号(1976年10月発行)
今月の主題 アルコール性障害のトピックス
13巻9号(1976年9月発行)
今月の主題 リンパ組織の基礎と臨床
13巻8号(1976年8月発行)
今月の主題 知っておきたいリハビリテーションの技術
13巻7号(1976年7月発行)
今月の主題 内科疾患としての先天性代謝異常
13巻6号(1976年6月発行)
今月の主題 肺のびまん性陰影をめぐって
13巻5号(1976年5月発行)
今月の主題 痛みとその対策
13巻4号(1976年4月発行)
今月の主題 腎不全の病態と治療
13巻3号(1976年3月発行)
今月の主題 内科医に必要な末梢血管病変の知識
13巻2号(1976年2月発行)
今月の主題 胆道疾患—診療の実際
13巻1号(1976年1月発行)
今月の主題 不整脈のハイライト
12巻13号(1975年12月発行)
今月の主題 SLE—成因から治療まで
12巻12号(1975年11月発行)
今月の主題 肺癌—その理解と対処のために
12巻11号(1975年10月発行)
今月の主題 感染症としてのB型肝炎
12巻10号(1975年9月発行)
今月の主題 アレルギーのトピックス
12巻9号(1975年8月発行)
今月の主題 甲状腺疾患のすべて
12巻8号(1975年7月発行)
今月の主題 感染症—最近の話題
12巻7号(1975年6月発行)
今月の主題 消化管潰瘍—診断および治療の現況
12巻6号(1975年5月発行)
今月の主題 出血傾向の新知識
12巻5号(1975年4月発行)
今月の主題 糖尿病への新たなる対処
12巻4号(1975年3月発行)
特集 これだけは知っておきたい検査のポイント
12巻3号(1975年3月発行)
今月の主題 心身症からみた症候群
12巻2号(1975年2月発行)
今月の主題 血液ガスの基礎と臨床
12巻1号(1975年1月発行)
今月の主題 意識障害への新しいアプローチ
11巻12号(1974年12月発行)
今月の主題 喘息の本質から治療まで
11巻11号(1974年11月発行)
今月の主題 神経内科の動き
11巻10号(1974年10月発行)
今月の主題 手術適応の問題点
11巻9号(1974年9月発行)
今月の主題 腎疾患のトピックス
11巻8号(1974年8月発行)
今月の主題 内科医に必要なバイオプシー
11巻7号(1974年7月発行)
今月の主題 肝硬変—今日の視点
11巻6号(1974年6月発行)
今月の主題 自己免疫疾患の臨床
11巻5号(1974年5月発行)
今月の主題 臨床心電図のキーポイント
11巻4号(1974年4月発行)
今月の主題 高脂血症の意味するもの
11巻3号(1974年3月発行)
今月の主題 貧血の現況
11巻2号(1974年2月発行)
今月の主題 酸・塩基平衡異常—その日常臨床とのつながり
11巻1号(1974年1月発行)
今月の主題 新しい臓器相関のとらえ方
10巻13号(1973年12月発行)
今月の主題 最近の老人病—臨床とその特異性
10巻12号(1973年11月発行)
特集 これだけは知っておきたい治療のポイント
10巻11号(1973年11月発行)
今月の主題 高血圧とその周辺
10巻10号(1973年10月発行)
今月の主題 膵疾患診断法
10巻9号(1973年9月発行)
今月の主題 慢性関節リウマチ(RA)の新しいプロフィール
10巻8号(1973年8月発行)
今月の主題 転換期に立つ検診
10巻7号(1973年7月発行)
今月の主題 化学療法剤—現状とその使い方
10巻6号(1973年6月発行)
今月の主題 問診
10巻5号(1973年5月発行)
今月の主題 消化管ホルモンの臨床
10巻4号(1973年4月発行)
今月の主題 内科最近の話題
10巻3号(1973年3月発行)
今月の主題 内科領域における輸液と輸血
10巻2号(1973年2月発行)
今月の主題 冠硬化症の新しい知見
10巻1号(1973年1月発行)
今月の主題 新鮮脳卒中
9巻13号(1972年12月発行)
今月の主題
9巻12号(1972年11月発行)
今月の主題
9巻11号(1972年10月発行)
今月の主題
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今月の主題
9巻9号(1972年8月発行)
今月の主題
9巻8号(1972年7月発行)
今月の主題
9巻7号(1972年7月発行)
特集 これだけは知っておきたい診断のポイント
9巻6号(1972年6月発行)
今月の主題
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9巻4号(1972年4月発行)
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9巻2号(1972年2月発行)
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9巻1号(1972年1月発行)
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8巻13号(1971年12月発行)
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8巻11号(1971年10月発行)
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8巻8号(1971年7月発行)
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8巻7号(1971年6月発行)
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8巻6号(1971年5月発行)
臨時増刊特集 身体所見のとり方と診断のすすめ方
8巻5号(1971年5月発行)
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8巻4号(1971年4月発行)
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8巻3号(1971年3月発行)
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8巻2号(1971年2月発行)
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8巻1号(1971年1月発行)
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7巻13号(1970年12月発行)
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7巻12号(1970年11月発行)
今月の主題
7巻11号(1970年10月発行)
7巻10号(1970年9月発行)
今月の主題
7巻9号(1970年8月発行)
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7巻8号(1970年7月発行)
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7巻7号(1970年6月発行)
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7巻6号(1970年5月発行)
臨時増刊特集 日常役立つ診療技術
7巻5号(1970年5月発行)
今月の主題
7巻4号(1970年4月発行)
今月の主題
7巻3号(1970年3月発行)
今月の主題
7巻2号(1970年2月発行)
今月の主題
7巻1号(1970年1月発行)
今月の主題
6巻12号(1969年12月発行)
今月の主題
6巻11号(1969年11月発行)
今月の主題
6巻10号(1969年10月発行)
今月の主題
6巻9号(1969年9月発行)
今月の主題
6巻8号(1969年8月発行)
今月の主題
6巻7号(1969年7月発行)
今月の主題
6巻6号(1969年6月発行)
今月の主題
6巻5号(1969年5月発行)
今月の主題
6巻4号(1969年4月発行)
今月の主題
6巻3号(1969年3月発行)
今月の主題
6巻2号(1969年2月発行)
今月の主題
6巻1号(1969年1月発行)
今月の主題
5巻12号(1968年12月発行)
5巻11号(1968年11月発行)
5巻10号(1968年10月発行)
5巻9号(1968年9月発行)
5巻8号(1968年8月発行)
5巻7号(1968年7月発行)
5巻6号(1968年6月発行)
特集 くすりの新しい使いかた
5巻5号(1968年5月発行)
5巻4号(1968年4月発行)
5巻3号(1968年3月発行)
5巻2号(1968年2月発行)
5巻1号(1968年1月発行)
特集 古い治療から新しい治療へ
4巻12号(1967年12月発行)
特集 病歴
4巻11号(1967年11月発行)
4巻10号(1967年10月発行)
4巻9号(1967年9月発行)
4巻8号(1967年8月発行)
4巻7号(1967年7月発行)
4巻6号(1967年6月発行)
4巻5号(1967年5月発行)
4巻4号(1967年4月発行)
4巻3号(1967年3月発行)
4巻2号(1967年2月発行)
特集 尿糖
4巻1号(1967年1月発行)
3巻12号(1966年12月発行)
今月の主題
3巻11号(1966年11月発行)
今月の主題
3巻10号(1966年10月発行)
特集 老人患者を診るとき
3巻9号(1966年9月発行)
今月の主題
3巻8号(1966年8月発行)
今月の主題
3巻7号(1966年7月発行)
今月の主題
3巻6号(1966年6月発行)
特集 蛋白尿
3巻5号(1966年5月発行)
今月の主題
3巻4号(1966年4月発行)
今月の主題
3巻3号(1966年3月発行)
今月の主題
3巻2号(1966年2月発行)
今月の主題
3巻1号(1966年1月発行)
今月の主題