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増刊号 総合内科医の必修臨床問題182問 循環器
Question57 75歳の男性.主訴「下腿浮腫と息切れ」
著者: 大門雅夫12
所属機関: 1東京大学医学部附属病院検査部 2東京大学医学部附属病院循環器内科
ページ範囲:P.133 - P.134
文献購入ページに移動現病歴 下腿浮腫と息切れとを主訴に来院した.5年前に労作性狭心症のために冠動脈バイパス術を施行された.狭心症は以後消失したが,術後から下腿浮腫を認めていた.冠動脈バイパス術1年後に施行された冠動脈造影では,バイパスグラフトはすべて開存しており,左室収縮能は保たれていた.1か月前から下腿浮腫が増悪し,食思不振と息切れとも出現したために来院した.
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