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文献概要
増刊号 総合内科医の必修臨床問題182問 代謝
Question82 42歳の男性.主訴「全身倦怠感と口渇」
著者: 阿部恵1
所属機関: 1北野病院糖尿病内分泌センター
ページ範囲:P.191 - P.192
文献購入ページに移動42歳の男性.
現病歴 20歳時の体重は100kgであり,徐々に体重が増加した.39歳時から健康診断にて高血糖を指摘されたが,医療機関は受診しなかった.41歳時の体重が最大で138kg,以後徐々に減少していた.3週前から咽頭痛,全身の筋肉痛および関節痛を自覚し,市販の風邪薬で軽快するもスポーツ飲料を1日に3〜4Lは飲んでいた.全身倦怠感を主訴に来院し,入院した.
現病歴 20歳時の体重は100kgであり,徐々に体重が増加した.39歳時から健康診断にて高血糖を指摘されたが,医療機関は受診しなかった.41歳時の体重が最大で138kg,以後徐々に減少していた.3週前から咽頭痛,全身の筋肉痛および関節痛を自覚し,市販の風邪薬で軽快するもスポーツ飲料を1日に3〜4Lは飲んでいた.全身倦怠感を主訴に来院し,入院した.
参考文献
1)日本肥満学会(編):肥満症診療ガイドライン2016,ライフサイエンス出版,2016
2)肥満症:診断と治療の進歩.日内会誌100:1031-1036, 2011
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