文献詳細
文献概要
増刊号 総合内科医の必修臨床問題182問 呼吸器
Question99 86歳の男性.主訴「発熱,咳痰および呼吸困難」
著者: 武藤義和1 森野英里子1
所属機関: 1国立国際医療研究センター呼吸器内科
ページ範囲:P.249 - P.250
文献購入ページに移動現病歴 3日前から咳嗽,喀痰および鼻汁が出現し,その後倦怠感と呼吸困難の悪化により歩行困難となってきたために救急を受診した.救急外来ではインフルエンザ迅速診断キットにてA型インフルエンザ陽性と診断を受け,ラニナミビルの吸入薬を処方されて帰宅となった.その後,解熱し体調はやや改善したが,5日後から再度38℃台の発熱,咳嗽,喀痰および呼吸困難を自覚し来院した.
参考文献
掲載誌情報