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文献詳細

雑誌文献

medicina54巻4号

2017年04月発行

文献概要

増刊号 総合内科医の必修臨床問題182問 呼吸器

Question99 86歳の男性.主訴「発熱,咳痰および呼吸困難」

著者: 武藤義和1 森野英里子1

所属機関: 1国立国際医療研究センター呼吸器内科

ページ範囲:P.249 - P.250

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86歳の男性.
現病歴 3日前から咳嗽,喀痰および鼻汁が出現し,その後倦怠感と呼吸困難の悪化により歩行困難となってきたために救急を受診した.救急外来ではインフルエンザ迅速診断キットにてA型インフルエンザ陽性と診断を受け,ラニナミビルの吸入薬を処方されて帰宅となった.その後,解熱し体調はやや改善したが,5日後から再度38℃台の発熱,咳嗽,喀痰および呼吸困難を自覚し来院した.

参考文献

1)Shrestha S, et al:The role of influenza in the epidemiology of pneumonia. Sci Rep 5:15314, 2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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