文献詳細
文献概要
増刊号 総合内科医の必修臨床問題182問 呼吸器
Question100 66歳の男性.主訴「発熱,咳嗽および喀痰」
著者: 武藤義和1 森野英里子1
所属機関: 1国立国際医療研究センター呼吸器内科
ページ範囲:P.251 - P.252
文献購入ページに移動現病歴 急性リンパ球性白血病にて入院し抗悪性腫瘍化学療法を施行中に,発熱,倦怠感,咳嗽および喀痰の増加をきたしたため,胸部X線と胸部CT検査を施行したところ浸潤影を認めた.好中球減少中の発熱として,直ちにカルバペネム系抗菌薬を開始したが,治療反応が悪く改善を認めなかったため,気管支内視鏡検査にて経気管支肺生検を施行した.
参考文献
掲載誌情報