文献詳細
文献概要
増刊号 総合内科医の必修臨床問題182問 血液疾患
Question116 70歳の女性.主訴「頸部リンパ節腫脹」
著者: 奥田慎也1
所属機関: 1JR東京総合病院血液・腫瘍内科
ページ範囲:P.285 - P.286
文献購入ページに移動70歳の女性.
現病歴 3年前に慢性リンパ性白血病と診断され,治療適応がないため外来で経過観察している.有意なリンパ節腫脹はなく,肝脾腫も認めない.前回外来時の血液所見は赤血球468万/μL,Hb 13.6g/dL,白血球17,400/μL(好中球18%,好酸球2%,好塩基球1%,単球2%,リンパ球75%),血小板27.3万/μLであった.1か月前に咽頭痛と発熱とがあり,耳鼻科で内服加療されて改善したが,左右頸部リンパ節が最大直径15mmまで腫脹したので来院した.
現病歴 3年前に慢性リンパ性白血病と診断され,治療適応がないため外来で経過観察している.有意なリンパ節腫脹はなく,肝脾腫も認めない.前回外来時の血液所見は赤血球468万/μL,Hb 13.6g/dL,白血球17,400/μL(好中球18%,好酸球2%,好塩基球1%,単球2%,リンパ球75%),血小板27.3万/μLであった.1か月前に咽頭痛と発熱とがあり,耳鼻科で内服加療されて改善したが,左右頸部リンパ節が最大直径15mmまで腫脹したので来院した.
参考文献
1)日本血液学会(編):造血腫瘍診療ガイドライン2013, 2013. http://www.jshem.or.jp/gui-hemali/table.html(2016年8月閲覧)
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