文献詳細
文献概要
増刊号 総合内科医の必修臨床問題182問 血液疾患
Question124 82歳の女性.主訴「意識障害と血小板減少」
著者: 髙蓋寿朗1
所属機関: 1広島西医療センター臨床研究部
ページ範囲:P.301 - P.302
文献購入ページに移動82歳の女性.
現病歴 高血圧症のためかかりつけ医にて治療中であった.2週前から呼びかけに反応しないなどの意識障害を認め,次第に増悪したため1週前にかかりつけ医を受診し,血小板減少を指摘された.下肢の点状出血など出血傾向を認めたため,2日前からは血小板輸血を計2回施行されたが改善せず,紹介され来院した.
現病歴 高血圧症のためかかりつけ医にて治療中であった.2週前から呼びかけに反応しないなどの意識障害を認め,次第に増悪したため1週前にかかりつけ医を受診し,血小板減少を指摘された.下肢の点状出血など出血傾向を認めたため,2日前からは血小板輸血を計2回施行されたが改善せず,紹介され来院した.
参考文献
1)髙蓋寿朗:TMAを疑ったらこれを探せ! 破砕赤血球.検査と技術44:880-882, 2016
2)松本雅則:TTPの治療.日血栓止血会誌25:713-719, 2014
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