文献詳細
文献概要
増刊号 総合内科医の必修臨床問題182問 感染症
Question173 53歳の男性.主訴「発熱,頭痛および倦怠感」
著者: 相野田祐介1
所属機関: 1三井記念病院感染制御部
ページ範囲:P.433 - P.435
文献購入ページに移動53歳の男性.
現病歴 フィリピンに5日間滞在した.帰国後7日目から発熱,頭痛および倦怠感が出現し5日間自宅で安静にしていたが軽快しないため来院した.呼吸困難はない.嘔吐はない.下痢はない.頭痛と筋肉痛とを認める.咽頭痛はない.悪心が軽度ある.
現病歴 フィリピンに5日間滞在した.帰国後7日目から発熱,頭痛および倦怠感が出現し5日間自宅で安静にしていたが軽快しないため来院した.呼吸困難はない.嘔吐はない.下痢はない.頭痛と筋肉痛とを認める.咽頭痛はない.悪心が軽度ある.
参考文献
1)彦根麻由,相野田祐介:レプトスピラ症─渡航歴がなくても都市部でも起こりうる感染症.KANSEN Journal 48, 2014 http://www.theidaten.jp/journal_cont/20140417J-49-1.htm(2016年9月閲覧)
2)増田慶太,他:東京23区内で感染した重症レプトスピラ症(ワイル病)の1症例.感染症誌84:59-64, 2010
3)Shimizu Y, et al:Leptospirosis in a Japanese urban area;A case report and literature review. J Infect Chemother 20:278-281, 2014
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