文献詳細
増刊号 総合内科医の必修臨床問題182問
救急
文献概要
46歳の男性.
症例経過① ある小規模病院の当直中で,医師は自分1人である.胸痛を訴える患者が独歩受診し,待合室で看護師が病歴聴取中に意識消失したために対応を開始した.
呼びかけにも応じない昏睡状態であったため応援を要請し,呼吸,脈拍を確認した.呼吸と脈拍を認めなかったため,まず人工呼吸でなく胸骨圧迫を開始した.胸骨圧迫:人工呼吸は30:2で行い,胸骨圧迫のペースは110回/分とし,胸骨圧迫の中断時間が10秒以内になるように心がけた.
症例経過① ある小規模病院の当直中で,医師は自分1人である.胸痛を訴える患者が独歩受診し,待合室で看護師が病歴聴取中に意識消失したために対応を開始した.
呼びかけにも応じない昏睡状態であったため応援を要請し,呼吸,脈拍を確認した.呼吸と脈拍を認めなかったため,まず人工呼吸でなく胸骨圧迫を開始した.胸骨圧迫:人工呼吸は30:2で行い,胸骨圧迫のペースは110回/分とし,胸骨圧迫の中断時間が10秒以内になるように心がけた.
参考文献
1)日本蘇生 協議会(編):第2章 成人の二次救命処置(ALS).JRC蘇生ガイドライン2015オンライン版. http://www.japanresuscitationcouncil.org/
2)阿南英明,牛越博昭:一次救命処置,二次救命処置.日本内科学会(編):内科救急診療指針2016, pp 11-20,総合医学社,2016
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