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特集 —症候別 すぐ役に立つ—救急画像診断—いつ撮る? どう見る? 総論—救急領域の画像検査の特徴
単純X線検査の適応と限界
著者: 船曵知弘1
所属機関: 1済生会横浜市東部病院救命救急センター
ページ範囲:P.626 - P.629
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◎撮影の方法により,正常像が異なるため,撮影方法による正常像を理解し,病態を考えなくてはならない.
◎腹部単純X線検査の診断は限定的であり,臨床所見に応じて超音波やCTの検査を施行するべきである.
◎四肢単純X線検査は今なお第一選択となる画像検査であり,可能な限り2方向以上で撮影して評価する.
◎撮影の方法により,正常像が異なるため,撮影方法による正常像を理解し,病態を考えなくてはならない.
◎腹部単純X線検査の診断は限定的であり,臨床所見に応じて超音波やCTの検査を施行するべきである.
◎四肢単純X線検査は今なお第一選択となる画像検査であり,可能な限り2方向以上で撮影して評価する.
参考文献
1)急性腹症とは,急性腹症診療ガイドライン出版委員会(編):急性腹症診療ガイドライン2015,pp 16-17,医学書院,2015
2)Ahn SH, et al:Acute nontraumatic abdominal pain in adult patients;Abdominal radiography compared with CT evaluation. Radiology 225:159-164, 2002
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