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特集 —症候別 すぐ役に立つ—救急画像診断—いつ撮る? どう見る? 総論—救急領域の画像検査の特徴
CT検査の適応と限界
著者: 魚谷健祐1
所属機関: 1兵庫県立淡路医療センター放射線科
ページ範囲:P.630 - P.632
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◎CT撮像の高速化とともに,迅速に全身情報が得られるCTの重要性が高まっている.
◎救急の現場でCTが特に有用な疾患は,心血管疾患,急性腹症,外傷,脳卒中である.
◎CTは一般X線撮影と比べると被曝量が格段に多い.日本は世界でも群を抜いてCTの保有台数が多く,医療被曝の増加が問題となっている.
◎安易にCTをオーダーすることは避け,適切な運用を心がけなければならない.
◎CT撮像の高速化とともに,迅速に全身情報が得られるCTの重要性が高まっている.
◎救急の現場でCTが特に有用な疾患は,心血管疾患,急性腹症,外傷,脳卒中である.
◎CTは一般X線撮影と比べると被曝量が格段に多い.日本は世界でも群を抜いてCTの保有台数が多く,医療被曝の増加が問題となっている.
◎安易にCTをオーダーすることは避け,適切な運用を心がけなければならない.
参考文献
1)Berrington de Gonzalez A, Darby S:Risk of cancer from diagnostic X-rays;Estimates for the UK and 14 other countries. Lancet 363:345-351, 2004
2)Nievelstein RA, et al:Multidetector CT in children;Current concepts and dose reduction strategies. Pediatr Radiol 40:1324-1344, 2010
3)Huber-Wagner S, et al:Effect of whole-body CT during trauma resuscitation on survival;A retrospective, multicentre study. Lancet 373:1455-1461, 2009
4)Eurin M, et al:Incidence and predictors of missed injuries in trauma patients in the initial hot report of whole-body CT scan. Injury 43:73-77, 2012
5)日本医学放射線学会(編):画像診断ガイドライン2016年版,金原出版,2016
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