文献詳細
文献概要
特集 —症候別 すぐ役に立つ—救急画像診断—いつ撮る? どう見る? 総論—救急領域の画像検査の特徴
MRI検査の適応と限界
著者: 山下進1
所属機関: 1徳山中央病院救命救急センター
ページ範囲:P.642 - P.645
文献購入ページに移動Point
◎MRI検査中はモニターや観察が困難であり,重症救急症例では検査にリスクを伴う.
◎T2強調像,FLAIR像では,脳梗塞や炎症,浮腫など,病変部が高信号領域として白く描出される.
◎救急症例で安全,迅速な検査を実施するには,診療放射線技師,放射線科医とのコミュニケーションが重要である.
◎MRI検査中はモニターや観察が困難であり,重症救急症例では検査にリスクを伴う.
◎T2強調像,FLAIR像では,脳梗塞や炎症,浮腫など,病変部が高信号領域として白く描出される.
◎救急症例で安全,迅速な検査を実施するには,診療放射線技師,放射線科医とのコミュニケーションが重要である.
参考文献
1)Eastwood JD, et al:Quantitative assessment of the time course of infarct signal intensity on diffusion-weighted images. AJNR Am J Neuroradiol 24:680-687, 2003
2)Pipe JG:Motion correction with PROPELLER MRI:application to head motion and free-breathing cardiac imaging. Magn Reson Med 42:963-969, 1999
掲載誌情報