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文献詳細

雑誌文献

medicina54巻5号

2017年04月発行

文献概要

特集 —症候別 すぐ役に立つ—救急画像診断—いつ撮る? どう見る? 各論—症状別 どのように画像検査を行うか,どう読むか?

ショック—point-of-care ultrasoundを用いた病態把握

著者: 亀田徹1

所属機関: 1安曇野赤十字病院救急科

ページ範囲:P.656 - P.658

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Point
◎超音波は1台の装置で全身の評価が可能であり,ショックの病態把握,早期診断に威力を発揮する.
◎外傷初期診療で行われるFASTは,内因性疾患による出血の検索にも有用である.
◎FoCUSは主に心エコーを専門にしない医師が,問題解決型アプローチで評価項目を絞って行う手法である.
◎RUSHは領域横断的な活用法で,診断推論に基づきフレームワークとして利用するのが妥当である.

参考文献

1)日本外傷学会外傷初期診療ガイドライン改訂第4版編集委員会(編):外傷初期診療ガイドライン,改訂第4版,へるす出版,2012
2)Körner M, et al:Current role of emergency US in patients with major trauma. Radiographics 28:225-242, 2008
3)Via G, et al:International evidence-based recommendations for focused cardiac ultrasound. J Am Soc Echocardiogr 27:683. e1-e33, 2014
4)Perera P, et al:The RUSH exam;Rapid Ultrasound in SHock in the evaluation of the critically ill. Emerg Med Clin North Am 28:29-56, 2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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