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文献詳細

雑誌文献

medicina54巻5号

2017年04月発行

文献概要

特集 —症候別 すぐ役に立つ—救急画像診断—いつ撮る? どう見る? 各論—症状別 どのように画像検査を行うか,どう読むか?

頭痛

著者: 中間楽平1 加藤弘毅1

所属機関: 1済生会宇都宮病院放射線科

ページ範囲:P.672 - P.674

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Point
◎「突然発症の頭痛」「いつもと違う頭痛」「神経症状のある頭痛」が認められたらCT撮影を行う.
◎くも膜下出血はCTのみでは否定できないことがあるため,病歴や所見から本症が疑われる場合は,MRIや腰椎穿刺も考慮すべきである.
◎脳ヘルニアは急変のサインであり,頭部CT所見により早期に認知する必要がある.
◎脳実質だけでなく,脳槽・脳溝などの間接所見が正常かどうかにも着目することが重要である.

参考文献

1)堀 進悟,藤島清太郎(編):救急レジデントマニュアル,医学書院,2013
2)van Gijn J, et al:Subarachnoid haemorrhage. Lancet 369:306-318, 2007
3)Mitchell P, et al:Detection of subarachnoid haemorrhage with magnetic resonance imaging. J Neurol Neurosurg Psychiatry 70:205-211, 2001

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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