文献詳細
特集 —症候別 すぐ役に立つ—救急画像診断—いつ撮る? どう見る?
各論—症状別 どのように画像検査を行うか,どう読むか?
文献概要
Point
◎「突然発症の頭痛」「いつもと違う頭痛」「神経症状のある頭痛」が認められたらCT撮影を行う.
◎くも膜下出血はCTのみでは否定できないことがあるため,病歴や所見から本症が疑われる場合は,MRIや腰椎穿刺も考慮すべきである.
◎脳ヘルニアは急変のサインであり,頭部CT所見により早期に認知する必要がある.
◎脳実質だけでなく,脳槽・脳溝などの間接所見が正常かどうかにも着目することが重要である.
◎「突然発症の頭痛」「いつもと違う頭痛」「神経症状のある頭痛」が認められたらCT撮影を行う.
◎くも膜下出血はCTのみでは否定できないことがあるため,病歴や所見から本症が疑われる場合は,MRIや腰椎穿刺も考慮すべきである.
◎脳ヘルニアは急変のサインであり,頭部CT所見により早期に認知する必要がある.
◎脳実質だけでなく,脳槽・脳溝などの間接所見が正常かどうかにも着目することが重要である.
参考文献
1)堀 進悟,藤島清太郎(編):救急レジデントマニュアル,医学書院,2013
2)van Gijn J, et al:Subarachnoid haemorrhage. Lancet 369:306-318, 2007
3)Mitchell P, et al:Detection of subarachnoid haemorrhage with magnetic resonance imaging. J Neurol Neurosurg Psychiatry 70:205-211, 2001
掲載誌情報