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文献詳細

雑誌文献

medicina54巻5号

2017年04月発行

文献概要

特集 —症候別 すぐ役に立つ—救急画像診断—いつ撮る? どう見る? 各論—症状別 どのように画像検査を行うか,どう読むか?

意識障害

著者: 宮武諭1

所属機関: 1済生会宇都宮病院救急科

ページ範囲:P.680 - P.683

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Point
◎初期評価を行い,脳局所の原因か,全身性の原因かを推論して,頭部(脳神経領域)画像検査の必要性・優先度を判断する.
◎頭部画像検査のmodality(CTか,MRIか)の選択は,患者の症状と状態,施設の条件などから総合的に判断する.
◎一過性意識消失で失神と診断できれば,頭部画像検査の意義は乏しい.

参考文献

1)脳神経領域の標準的撮像法,日本医学放射線学会(編):画像診断ガイドライン2016年版,pp 56-63,金原出版,2016
2)Perera P, et al:The RUSH exam;Rapid Ultrasound in SHock in the evaluation of the critically lll. Emerg Med Clin North Am 28:29-56, 2010
3)日本循環器学会,他:循環器病の診断と治療に関するガイドライン(2011年度合同研究班報告)失神の診断・治療ガイドライン(2012年改訂版). http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2012_inoue_h.pdf (2016年12月13日閲覧)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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