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文献詳細

雑誌文献

medicina54巻5号

2017年04月発行

文献概要

特集 —症候別 すぐ役に立つ—救急画像診断—いつ撮る? どう見る? 各論—症状別 どのように画像検査を行うか,どう読むか?

右季肋部痛

著者: 八神俊明1

所属機関: 1済生会宇都宮病院放射線科

ページ範囲:P.711 - P.713

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Point
◎右季肋部痛では,まず超音波検査で胆石性疾患を検索する.次に造影CTで合併症の評価や,他部位の検索を行う.
◎画像評価では,まず胆石の有無,胆囊腫大,胆囊壁肥厚,総胆管結石と胆道拡張を探す.
◎胆石胆囊炎診断においては,造影CT動脈相での胆囊周囲肝実質の染まりも有用である.

参考文献

1)日本医学放射線学会(編):画像診断ガイドライン2016年版,金原出版,2016
2)急性胆管炎・胆囊炎診療ガイドライン改訂出版委員会(編):急性胆管炎・胆囊炎診療ガイドライン2013,第2版,医学図書出版,2013
3)Bree RL, et al:Evaluation of patients with acute right upper quadrant pain. American College of Radiology. ACR Appropriateness Criteria. Radiology 215 Supple;153-157, 2000
4)Kiewiet JJ, et al:A systematic review and meta-analysis of diagnostic performance of imaging in acute cholecystitis. Radiology 264:709-720, 2012
5)急性腹症診療ガイドライン出版委員会(編):急性腹症診療ガイドライン2015,医学書院,2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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