文献詳細
文献概要
特集 —症候別 すぐ役に立つ—救急画像診断—いつ撮る? どう見る? 各論—症状別 どのように画像検査を行うか,どう読むか?
腹部膨満・嘔吐
著者: 昆祐理1
所属機関: 1八戸市民病院救命救急センター
ページ範囲:P.734 - P.737
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◎どのような患者にCTを撮像するかを判断するために,身体所見のほかに超音波検査も活用する.
◎疑う疾患によって撮像プロトコールを検討する.
◎疑う疾患のみならず,そのほかの緊急性の高い疾患を見落とさないようにするための読影手順を必ず取るようにする.
◎腸閉塞を見たら,CT画像からその治療方針決定と緊急度判断を行う.
◎どのような患者にCTを撮像するかを判断するために,身体所見のほかに超音波検査も活用する.
◎疑う疾患によって撮像プロトコールを検討する.
◎疑う疾患のみならず,そのほかの緊急性の高い疾患を見落とさないようにするための読影手順を必ず取るようにする.
◎腸閉塞を見たら,CT画像からその治療方針決定と緊急度判断を行う.
参考文献
1)Maria AM, et al:The role of US examination in the management of acute abdomen. Crit Ultrasound J 5(Suppl 1):S6, 2013
2)DIRECT研究会画像診断セミナー
3)Boudiaf M, et al:CT evaluation of small bowel obstruction. Radiographics 21:613-624, 2001
4)第14回日本臨床救急医学会,入江康仁,他:絞扼性イレウスの開腹例46例の臨床像,CT所見,2011
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