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文献概要
特集 —症候別 すぐ役に立つ—救急画像診断—いつ撮る? どう見る? 各論—症状別 どのように画像検査を行うか,どう読むか?
下血
著者: 佐藤智洋1
所属機関: 1済生会横浜市東部病院救急科
ページ範囲:P.742 - P.744
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◎下部消化管出血における画像診断,治療の基本は大腸内視鏡検査である.
◎造影CT検査は,出血の活動性,部位,原因を推定し,治療方針の決定に有用である.
◎各診療科と協議し,症例に応じて内視鏡治療,血管内治療,外科治療を適宜選択する必要がある.
◎下部消化管出血における画像診断,治療の基本は大腸内視鏡検査である.
◎造影CT検査は,出血の活動性,部位,原因を推定し,治療方針の決定に有用である.
◎各診療科と協議し,症例に応じて内視鏡治療,血管内治療,外科治療を適宜選択する必要がある.
参考文献
1)Strate LL, et al:ACG Clinical Guideline;Management of Patients With Acute Lower Gastrointestinal Bleeding. Am J Gastroenterol 111:459-74, 2016
2)Ramaswamy RS, et al:Role of interventional radiology in the management of acute gastrointestinal bleeding. World J Radiol 6:82-92, 2014
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