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文献詳細

雑誌文献

medicina54巻6号

2017年05月発行

文献概要

特集 プライマリ・ケア医のための消化器症候学 全身症状

体重減少—「最近やせたと言われます」

著者: 川上浩平1 大滝純司1 平山陽示1

所属機関: 1東京医科大学総合診療医学分野

ページ範囲:P.808 - P.813

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Point
◎定義としては6〜12カ月の間に体重が5%以上減った場合を指す.
◎原因として,悪性疾患,消化器疾患が多いが,内分泌・代謝疾患,精神疾患,感染症などでもきたすことを念頭に置く.
◎意図した体重減少かどうかを確認し,そうでなければ食欲の有無を確認することが重要である.

参考文献

1)アレン・フランセス(著),大野 裕,他(訳):精神疾患診断のエッセンス─DSM-5の上手な使い方,金剛出版,2014
2)日本精神神経学会(日本語版用語監修),髙橋三郎,大野 裕(監訳):DSM-5─精神疾患の診断・統計マニュアル,p 332,医学書院,2014
3)切池信夫:摂食障害─食べない,食べられない,食べたら止まらない,医学書院,2000
4)金城光代,他:ジェネラリストのための内科外来マニュアル,医学書院,2013
5)Lanza FL, et al:Guidelines for prevention of NSAID-related ulcer complications. Am J Gastroenterol 104:728-738, 2009
6)Hisamichi S, et al:Mass screening for colorectal cancer in Japan. Cancer Detect Prev 15:351-356, 1991
7)日本食道学会(編):食道癌診断・治療ガイドライン2012年4月版(第3版),金原出版,2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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