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文献詳細

雑誌文献

medicina54巻7号

2017年06月発行

文献概要

特集 外来診療必読エビデンス—日米比較で考える内科Standards of Excellence 各論

日本編 高尿酸血症・痛風

著者: 谷口敦夫1

所属機関: 1東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センター

ページ範囲:P.1068 - P.1070

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Point
◎日本では痛風は増加しており,高尿酸血症は成人男性の20〜30%に認められる.
◎無症候性高尿酸血症では,合併症や高尿酸血症の程度に応じて薬物治療も含め治療法を検討する.
◎痛風では原則的に薬物による尿酸降下療法の適応がある.

参考文献

1)川崎 拓:痛風の疫学.七川歡次(監):リウマチ病セミナ-ⅩⅧ, pp 51-57,永井書店,2007
2)厚生労働省:国民生活基礎調査 http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/20-21.html(2017年3月閲覧)
3)冨田眞佐子,他:健康診断,人間ドックにおける尿酸測定の意義.高尿酸血症と痛風18:67-71, 2010
4)日本痛風・核酸代謝学会ガイドライン改訂委員会(編):高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン,第2版2012年追補ダイジェスト版,メディカルレビュー社,2012
5)Sircar D, et al:Efficacy of febuxostat for slowing the GFR decline in patients with CKD and asymptomatic hyperuricemia;A 6-month, double-blind, randomized, placebo-controlled trial. Am J Kidney Dis 66:945-950, 2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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